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★惑星サヴァール・固有舞台特集 |
ここでは惑星サヴァールの固有舞台について解説する。
サルヴァータ
ハーペイ
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| ◆ハーペイ 統合ナンバー：LP-ATS20003-S20301 |
ハーペイは、惑星サヴァールにある主要都市の１つである。
広大な浅海域に、コリオワの巨木群が幾つも立ち並ぶ光景で、広く知られている。
高さ1,000m以上も、絡み合って成長するコリオワの内部に住居が作られており、
こうした“開発されたコリオワ群”が複数影響を及ぼし合って、都市を形作っている。
総人口は“首都”である第１都市サルヴァータの方が多いのだが、
ハーペイはその独特の景観から、サヴァールを代表する風景になっている。
（サルヴァータにはコリオワを使わない建築物も多いのだ）
人口は数十万で、その多くがサヴァリアンであるが、宇宙港を持つ開かれた街であるため、
異種族の来訪も多く、観光シーズンなど多い時には100万人を超えることがある。
サヴァールでは“第３都市”に位置付けられるハーペイであるが、
実は首都サルヴァータよりも歴史自体は古く、レアな伝統工芸も存在する。
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【Meking Memo／設定補記】
2002〜2005年頃に初めてイメージした舞台設定。
手足の位置関係が逆転し、空高く成長するコリオワの内部に集落を築くサヴァリアン文明の象徴的な風景で、
首都サルヴァータよりも先にイメージが確立しており、この星の風景を代表する舞台となっている。
歴史の古さは後付けの設定だが、そうした古都は良くあるケースだろう。
首都が最古の都市とは限らないケースは、世界に幾らでもある（日本の東京だってそうである） |
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| ◆サルヴァータ 統合ナンバー：LP-ATS20003-S21001 |
サルヴァータは、惑星サヴァールの首都として機能する主要都市である。
サヴァリアンが構築する、コリオワ集合体単位の部族社会を統合する議会を持つ都市であり、
地表面（海上とも言えるが）にあるものとしては、サヴァール最大の宇宙港を擁する。
（厳密に言えば、最大の宇宙港は軌道上の宇宙基地に作られている）
第３都市ハーペイと共に、ダイレクトに銀河社会に開かれた数少ない地域だ。
ほぼ赤道直下にある広大な岩礁地帯の１部に、高床式の“立体都市”を築き上げており、
昔ながらのコリオワ上の集落もあるが、人口の８割近くはこの立体都市に住居を持っている。
150万を超える人口をまかなうには、コリオワ内の居住区だけでは全然足りないからだ。
樹上生活をするサヴァリアンに合わせて、縦横に手すりのついた通路が展開し、
他惑星から来た種族の目には「壁のあるジャングルジム」のように見えるという。
もちろん“星間国際都市”なので、他種族が暮らせる環境もしっかり整備されている。
サルヴァータ周辺の海域は、こうした岩礁やラグーンが多数存在し、
海洋惑星サヴァールの少ない「乾いた地表」の３分の１近くを占めているが、
こうした岩礁やラグーンのルーツは元々、ホットスポットに属する火山島であったため、
今も周辺海域には火山活動が活発な海底火山が点在し、警戒対象にある。
これらの海底火山が大噴火すると、噴煙がサルヴァータの上空にも容易に広がり、
立体都市の屋上部に火山灰が降り注ぐこともあるのである。
その１方で、この海域は豊かな漁場でもあるため、水産資源に恵まれており、
火山灰を原料にした生活用品や装飾品といった工芸文化も盛んである。
またヤドカリに似た文明種レスティムとサヴァリアンが共同生活する数少ない地域でもある。
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【Meking Memo／設定補記】
2010年頃に初めてイメージした舞台設定。
第３都市ハーペイよりも後に出来た設定であり、これはハーペイがサヴァリアン文明の典型例ながら、
首都と考えるには小規模で、ローカルなイメージで作っていたことに由来する。
サイバーパンクな巨大都市である必要はないが、銀河社会の玄関口にもなる主要都市はもっと壮観でも良い。 |
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