ＧＤＷ-ＬＯＣＡＴＩＯＮＳ （舞台設定集）

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★惑星ラヴァスト（Ravast）　統合ナンバー：LP-ATS20001 所属銀河系 アトラス銀河系（LG-01G01／ＧＤＷ版天の川銀河） 【銀河マップ】（マップ左下にラヴァストがある） 天体分類・サイズ等 第２種惑星（大きな水圏はない／直径9,300km） 主要文明種族 ラヴァスタン（人口数十億） 主要国家等 ラヴァスト連盟（アトラス連合傘下） 主要都市等 ゴルカス グルーデク 並行時空等 不明 主要天体史 オリオネス銀河大戦（基準年時代） クロイティス銀河大戦（遠未来史／約１万年後） 【舞台概要設定】（設定補記／固有種族リスト／固有舞台リスト／関連設定リスト） 　惑星ラヴァストは、アトラス銀河系ソロメール腕（渦状星雲系）に属する中型の岩石惑星である。 　広い海洋のない第２種惑星で、気候はほぼ全土に渡って乾燥しているが、 　大規模な地底湖が複数存在しており、意外なほど豊富な地下水脈を持っていることから、 　砂漠化しているように見える外観からは想像が難しいほど、多様な生態系を内包している。 　地表にはカルデラ状に陥没した盆地が複数点在しており、 　地下水脈が地表に湧出することから、多くの盆地がオアシスとなっている。 　全長100mを超えるザイオロード水準の巨大生物が棲むが、これも地下水脈がもたらす恩恵の１例だ。 　現住文明種族のラヴァスタンは、基準年時代には消費者水準の社会を持っているが、 　ラヴァストが銀河社会の交易要衝に近いことから、早期に銀河社会に開かれた経緯がある。 　（一般的には消費者水準で銀河社会に進出するケースは少ない） 　そのため銀河社会に進出した文明の中では、やや古風な社会を維持しているのが特徴である。 　消費者水準であることから、種族を統合する伝統的な共同体は存在せず、その発展途上にある。 　100を超える部族が存在し、この部族たちの連盟会議としてラヴァスト連盟が存在し、 　惑星の管理や統治だけでなく、ラヴァスタン社会と銀河社会をつなぐ重要な役割を果たしている。 　ただし上記の通り、ラヴァスト連盟がラヴァスタン社会を完全に統一できているわけではなく、 　反連盟の部族連合も小規模ながら存在し、しばしば小競り合いが繰り返されている。 　またウォーロックに代表される巨大生物群は、銀河社会の勇猛なハンターたちに格好の標的であり、 　こうしたハンターによる違法なハンティングも無視できない問題となっている。 　 【Meking Memo／設定補記】 　2000年頃から2008年頃にかけて作成・考証した、複数の設定群を再編整理したもの。 　『スターウォーズ』の惑星タトゥイーンや『ＤＵＮＥ（砂の惑星）』の惑星アラキスなど、 　砂漠地帯をイメージした複数のＳＦ設定がモチーフになっているが、 　現住種族やクリーチャーに独自のデザインを用いた結果、これらとは印象が変わっている。 　初期からＧＤＷ世界観の“モデルロケーション”として作っているため、 　世界観の典型的なデザインパターンの１つを、この惑星風景に見ることが出来る。 　 【旧作画像】 2012 2008 　 【固有種族リスト】 固有種族名 種族カテゴリ 統合ナンバー 種族概要 備　考 ラヴァスタン 文明種族 （消費者〜開発者） CS-ATS20001I01 惑星ラヴァスト出身の文明種族。 デグラス ザイオロード CS-ATS20001I02 サンドワームなどがモチーフ。 ウォーロック ザイオロード CS-ATS20001D01 ザータナス 非文明種 CS-ATS20001D02 ヴァンゴックス ザイオロード CS-ATS20001DS1 【投稿種族】 フォーナ 非文明種 CS-ATS20001W01 ピスティ 非文明種 CS-ATS20001W02 　 【固有舞台リスト】 固有舞台名 舞台カテゴリ 統合ナンバー 舞台概要 備　考 ゴルカス 都市核 （オアシス） LP-ATS20001-S20101 ラヴァスト連盟最大の都市で事実上の首都。 　都市核が築かれたカルデラ状オアシスの名でもある。 グルーデク 都市核 （オアシス） LP-ATS20001-S20201 ゾーネス地底海 地形 LP-ATS20001-N20101 　 【関連設定リスト】 関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考 ラヴァスト連盟 組織（国家連合） ラヴァスタンの種族統合国家。 アトラス銀河連合 組織（星間連合） TU-ATU19901N アトラス銀河系の盟主的な星間共同体。

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★惑星ラヴァスト・固有舞台特集 　 　ここでは惑星ラヴァストの固有舞台について解説する。 　グルーデク 　ゴルカス 　ゾーネス地底海 　 ◆ゴルカス　統合ナンバー：LP-ATS20001-S20101 　 　ゴルカスは、惑星ラヴァスト第１の都市核である。 　ラヴァストに数多く存在するカルデラ状オアシスの１つであり、ラヴァスト連盟の議会があるため首都としての役割を持つ。 　オアシスとしては中規模なもので、グルーデクなど、より大きなものも多いが、 　都市化が最も進んでいるのがゴルカスであり、立体的な景観を持つ。 　域内人口は50万人ほどであり、カルデラの直径は15kmほどである。 　ウォーロックやデグラスなど、大型の動物から都市を守るために、外周部には城壁のようなフェンスが張り巡らされている。 　またカルデラ内を横切るように、メサ状の台地が点在しており、この台地を複数結合して、宇宙港が築かれている。 　部族議会の議事堂は、“神木”とも言うべきフォーナの巨木の近くにあり、 　やや古風なドーム状の石造りの建物になっている。 　 【Meking Memo／設定補記】 　2001年頃に初めてイメージした舞台設定。 　ラヴァストの町が、陥没した浸食カルデラの中にあるというイメージを確立させたきっかけになった舞台で、 　アラキスやタトゥイーンといった古典スペオペのステレオタイプから分離させることに成功（主観だが）した“功労者”である（笑） 　 　 ◆グルーデク　統合ナンバー：LP-ATS20001-S20201 　 　グルーデクは、惑星ラヴァストにある主要都市の１つである。 　惑星最大の陥没地形型オアシスにある都市であるが、都市としての規模は首都ゴルカスに劣る。 　人口は30万人ほどであり、陥没オアシスに占める都市域自体はそれほど広くないが、 　そのためにゴルカスよりものどかな空気で、観光地としても価値も評価される。 　大型のフォーナのコロニーが幾つもあり、「天然の摩天楼」として聳え立っている。 　陥没地形の縁には落差500mを超えるような大絶壁が幾つもあり、クライミングの名所として有名。 　またこうした縁の周囲には、地下水脈が湧出する大規模な洞窟も数多い。 　絶壁や急斜面に囲まれたゴルカスと違って、陥没地形の３方には浸食でなだらかな斜面となったところがあり、 　ウォーロックのような危険性を持つ巨獣の侵入なども懸念されるため、 　防衛組織の監視基地が作られ、この街における安全保障の最前線となっている。 　 【Meking Memo／設定補記】 　2001〜2002年頃に初めてイメージした舞台設定。 　首都ゴルカスのイメージを発展させたバリエーション的な舞台の１つであり、 　変化球として「ゴルカスよりカルデラのサイズは大きいが人口は少ない」という設定になっている。