GDW-LOCATIONS
(舞台設定集)
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★惑星シコンナルSikomnal【投稿設定】 統合ナンバー:LP-ATOS2091
惑星シコンナル全景
所属銀河系 アトラス銀河系(LG-01G01/GDW版天の川銀河 【銀河マップ】※作成中。
天体分類・サイズ等 第2種惑星(陸海比8:2/直径9,900km)
主要文明種族 シコイナー(麟人族/人口数十億)【投稿種族】
主要国家等 (シコイナー文明等)
主要都市等 コビンナル
並行時空等 不明
主要天体史 (未設定)
舞台概要設定設定補記固有種族リスト固有舞台リスト関連設定リスト
 惑星シコンナルは、アトラス銀河系オルガーナ腕(渦状星雲系)に属する中型の岩石惑星である。
 陸域優勢の第2種惑星に分類され、深い森が惑星のほぼ全土に広がっている。
 地形は全体的に険しく、水深の深い湖沼や山脈地帯も多いなど、高低差が大きく広い平地は少ない。
 麟属系のエイリアン種族である、シコイナーの出身地で知られる。

 深い森には豊かな生態系が広がり、部外者には危険な動物も少なからず棲息している。
 こうした“猛獣”たちはシコイナーに対して危害をもたらすこともあるため、
 シコイナーたちは魔術法術に通じるスピリチュアルな術式を開発して対処してきた歴史がある。
 またシコイナーの都市は古風ながら比較的高密度で立体的に構築されており、
 これも深い森の生態系に対する配慮を通じて設計されている。
 人工的な光による森へのダメージを抑えるため、夜は意外なほど暗く、それが逆に幻想的でもある。

 軌道上には2つの小さな衛星があるが、ユニークなのはその軌道だ。
 シコンナルを公転する衛星は1つだけであり、もう1つの衛星はその「衛星を公転する」のである。
 このため「シコンナルの月」はある種の連星であり、常に位置関係が変わって見える。
 大きな方の衛星であるビルサンには、玄関口となる宇宙港が建設されている。

 

Meking Memo/設定補記
 2009年頃白銀の賢者氏が投稿した舞台設定を再編したもの。
 化狸妖狐をモチーフにした宇宙人シコイナーの出身地であるが、
 投稿時点では名前のみの設定であったため、2017年G-ma環境設定を加えている。
 この意味において、広義の合作とも言える設定に当たる。
 「連星の月(衛星)を持つ」のも、G-maが追加した個性の1つである。

 シコンナルの名の由来は「四国」「稲荷」であることから、惑星環境のイメージは四国山地がソース。
 全体に平地が少なく、森深く険しい山岳地のイメージで環境設定を構築している。
 四国山地は西日本で最も険しい山岳地帯を形成しているからだ(西日本最高峰もここにある)
 とはいえ「惑星スケール」なので、結果的にはアルプスヒマラヤのイメージを含む。
 四国88ヶ所巡りに代表される、神秘的な雰囲気もモチーフにしている。

 主要都市であるコビンナルと最大の衛星ビルサンの名も、G-maが追加した設定。
 コビンナルはシコンナル金比羅を混ぜ、ビルサンは備讃瀬戸から名前を作っていたりする。
 前者は四国を代表する名所であり、後者は本土との連絡地でテーマパークを持つことが由来。

 
 
固有種族リスト
固有種族名 種族カテゴリ 統合ナンバー 種族概要 備 考
シコイナー 文明種族(開発者 CS-ATOS2091AS1 惑星シコンナル出身の文明種族。 【投稿種族】原案:白銀の賢者
 妖狐化狸がモチーフ。
ルスビー 非文明種 CS-ATOS2091WS1 【投稿種族】原案:白銀の賢者
 アケビなどがモチーフ。
ヤタリモグル 非文明種 CS-ATOS2091I01 土蜘蛛などがモチーフ。
ヒヌガ 非文明種 CS-ATOS2091H01 ヒヒなどがモチーフ。
 
固有舞台リスト
固有舞台名 舞台カテゴリ 統合ナンバー 舞台概要 備 考
コビンナル 都市核 LP-ATOS2091-S21501 シコンナル首都に当たる都市核。
ビルサン 衛星 LP-ATOS2091B
 
関連設定リスト
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備 考
オルガナ銀河同盟 組織(星間連合) TU-ATU19902 アトラス銀河系主力勢力の1つ。
タワルスビー アイテム 【投稿設定】原案:白銀の賢者
 稲荷寿司などがモチーフ。

          


★惑星シコンナル・固有舞台特集
 

 ここでは惑星シコンナル固有舞台について解説する。

 コビンナル

 ビルサン

 
惑星シコンナル
◆コビンナル 統合ナンバー:LP-ATO2091-S21501
 
 コビンナルは、惑星シコンナル首都に相当する都市核である。
 シコンナル最大の都市であり、惑星内のとある内海に面した平地に作られている。
 ただ内海と平地の間には丘陵地帯が挟まっていることから、大規模な港湾施設は持っておらず、
 第2種惑星という環境から考えても、大型の海運設備は必要とされていない。

 総人口は300万人ほどであるが、流動の幅は大きく、昼間の人口は600万人を超える時も多い。
 シコイナー文明は自然保護の観点から、夜間の照明を落とす習慣があるが、
 コビンナルでも例外ではなく、夜間には大都市とは思えないほど光量が減少する。
 真っ暗闇になるわけではないのだが、まるで夏祭りの縁日のような、
 刺激の少ない照明が中心であり、どこか異界を思わせる幻想的な風景になるのだ。

 アークアジアの寺院や神社にどこか似通った、古風な建築様式が採用されており、
 超高層に相当するビルも建てられているが、その外観はまるで山肌に建つ城塞のように見える。
 中心部の人口密度は高く、町並みもどこか混沌としたコンプレックスになっているが、
 周囲の河川から引き込まれた自然水が、中心部にも人口河川として潤いをもたらしている。

 

【Meking Memo/設定補記】
 2015年頃に初めてイメージした舞台設定。
 惑星と出身種族の設定は白銀の賢者氏によるが、惑星内部の設定は固まっていなかったため、
 種族モチーフである“四国の化狸”“妖狐(稲荷)”から、和風ファンタジー調の都市景観をイメージしている。
 都市名は惑星名であるシコンナルに、金比羅宮のイメージを混ぜたものだ。
 立体的に構築された街の原風景も、800段を越す境内への石段で有名な金比羅宮からの連想である。
 ノスタルジックでレトロフューチャー的なイメージだが、銀河社会に開かれた街なのである。