ＧＤＷレイノリアス・ランナーポート設定特集

ＧＤＷ-ＭＥＣＨＡＮＩＣＳ
（メカニック設定集）

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						当カテゴリ

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★レイノリアス・ランナーポート（Lanorius-Runnerport）　統合ナンバー：MS-ATC21001

所属銀河系	アトラス銀河系（LG-01G01／ＧＤＷ版天の川銀河）	【3面図】（※旧作版）
分類・サイズ等	シティキャリア（モジュール型／全長約24.3km）
仕様・諸元	タキオンドライブ最大巡航速度800kTL クラスＢ空間シールド（１部クラスＡ）防御用タキオンニードルガン、防衛航空隊３個
管理組織	レイノリアス・ユニオン
主要史	オリオネス銀河大戦（基準年時代）

【舞台概要設定】（設定補記／固有舞台リスト／関連設定リスト）

　レイノリアス・ランナーポートはアトラス銀河系で運用される大型のシティキャリアである。
　９隻のアーティメス・スーパーカーゴをモジュールとして結合した構造を持ち、
　全長24km余りに及ぶ巨大な宇宙船の外観を持っている。

　ほぼ中央にバイオコロニー機能を持つ都心区画があるが、最大の特徴は都市機能ではなく、
　大型の宇宙船も解体整備することができる、本格的な宇宙船整備工廠を持っていることである。
　ここではラムダ型のようなキロメートルサイズの宇宙船も整備可能であり、
　（さすがにアーティメス型くらい大きくなると、船内には入らないため解体整備は難しいが）
　タキオンドライブの整備も可能な、職人レベルの技師も多数棲む「宇宙職人の町」でもある。
　総人口は20万人ほどで、20km以上もある宇宙船としては少ないようにも見えるが、
　これは整備工廠の広大なハンガーを複数、内包しているためである。

　主にアトラス銀河連合宙域を定期的に周回しているが、アトラス連合とは独立しており、
　レイノリアス・ユニオンと呼ばれる組織が管理・運用している。
　管理組織も職人達も自由な気質であり、「工場自体が動き回る」ため非常に機動性が高いが、
　オリオネス銀河大戦が勃発した際にはオリオネスゲイト・テクトラクタにいたため、
　宙域封鎖のあおりを食らって10年以上も足止めを余儀なくされた。

　

【Meking Memo／設定補記】
　2009～2010年頃に初めてイメージしたメカニック。
　都市機能を内包する巨大宇宙船・シティキャリアのバリエーションの１例として設定したもので、
　この手のメカは移民船として連想されやすいため、あえて宇宙工場という役割を持たせたもの。
　巨大輸送船をつないだモジュール構造も、現実の国際宇宙ステーションなどのアイデアを参考にしている。

　宇宙船は「目的地を決めて行動するもの」と認識されがちであることから、
　それ自体が「動く都市」として、「定期的に漂流する」スタイルもあり得るという定義のケーススタディにした。
　因みに３ＤＣＧモデルはかなり容量が大きく、実に１万個を越えるプリミティブパーツで出来ているため、
　パソコンのスペックが余り高くなかった頃は、レンダリングの際に何度かフリーズした（涙）

　

【旧作画像】

2014	2010

【固有舞台リスト】
固有舞台名	舞台カテゴリ	統合ナンバー	舞台概要	備　考

ターミナル・ブリッジ（船橋）	建造物	LB-ATC21001A
ゲイトブリッジ	建造物	LB-ATC21001A2
レイノリアス・セントラル	バイオコロニー（都市核内包）	LB-ATC21001B	レイノリアス・ランナーポートの主要バイオコロニー。	球形コロニーなどがモチーフ。

【関連設定リスト】
関連名称	設定カテゴリ	統合ナンバー	主な名称の概要	備　考

レイノリアス・ユニオン	組織名		レイノリアス・ランナーポートを管理する組織。
アーティメス・スーパーカーゴ	メカニック			葉巻型ＵＦＯなどがモチーフ。
オリオネス銀河大戦	歴史事件

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	★レイノリアス・ランナーポート・固有舞台特集
	ここではレイノリアス・ランナーポートの固有舞台について解説する。　ターミナル・ブリッジ（船橋）　レイノリアス・セントラル
	◆ターミナル・ブリッジ（船橋）（ゲイトブリッジの解説を含む）　統合ナンバー：LB-ATC21001A
	ターミナル・ブリッジは、レイノリアス・ランナーポートの船橋に当たる設備である。　（ただしこの名称自体は固有名詞ではなく、シティキャリアの中枢設備でしばしば使われる）　レイノリアス・ランナーポートを管理するシティキャリア自治体であるレイノリアス・ユニオンの“本拠地”だが、　細長い船体であることから、前後のゲイトブリッジ及びレイノリアス・セントラル内に数ヶ所ある。　１つの国家とも言える規模の巨大な宇宙船を管理するため、ブリッジ自体が大規模な設備となっている。　ブリッジ自体が都市機能を持つほどに大きくはないが、それでも超高層ビルくらいのサイズがあるため、　大都市の自治体に匹敵するスケールを持って運営されている。　実際に総人口20万人に及ぶレイノリアス・ランナーポートは１つの“市”と言えるのだ。　特にモジュール化された船体の端にあるゲイトブリッジはそれ自体が高さ数百ｍになる“タワービル”で、　内部に専用の小規模な宇宙港を内包できる水準のスケールを持っている。　これ自体が船内の工廠地区に入域する際の“管制塔”の役目も持ち合わせているのだ。　また非常時には、ゲイトブリッジ自体が脱出船として、レイノリアス・ランナーポートから分離出来る。
	【Meking Memo／設定補記】　2010年頃に初めてイメージした舞台設定。　船橋に相当する設備を内包する建築物だが、都市が動いているようなサイズを持っていることから、　船橋も超高層の庁舎ビルに匹敵するスケールを持っているイメージがある。

	◆レイノリアス・セントラル　統合ナンバー：LB-ATC21001B
	レイノリアス・セントラルは、中型シティキャリア・レイノリアス・ランナーポートにあるバイオコロニーである。　直径およそ１マイルほどの球形であり、その内側に積層された都市機能とグリーンベルトを内包する。　リング状のグリーンベルトはゆっくりと縦回転しており、そのため入域境界は常に動いている。　（それほど速いものではないため、よほど小柄な種族でない限り容易にまたげる）　中心部には人工太陽設備があり、タキオンシャフトなどで固定されている。　大型シティキャリアに作られるバイオコロニーに比べればコンパクトな施設であるが、　レイノリアス・ランナーポートの住人にとっては貴重な憩いの場であり、ホテルやショッピングモールなどもある。　船内には他にも箱庭状の緑化地区が複数存在するが、バイオパークの域を出ていない。
	【Meking Memo／設定補記】　2010～2011年頃に初めてイメージした舞台設定。　中型シティキャリアのレイノリアス・ランナーポートの中心設備として設定したもので、　1970年代に宇宙科学者などが構想したスペースコロニーのアイデアを参考にしている。　（『ガンダム』に登場する円筒形コロニーが有名だが、他にも球形コロニーやリング状コロニーのアイデアがある）　ＧＤＷ世界観のバイオコロニーとしては実は小型だが、ケーススタディの１つとして作成した。