【Meking Memo/設定補記】
2004年頃に発案し、2015年頃にかけて発展、確立してきた空想科学的なメカニック分類の概念の1つ。
概ね、スペースオペラ系作品に登場する宇宙船や宇宙艦艇の設定にイメージソースを持っているが、
装備や構造に「GDW世界観の法則性」を反映させているのが個性の1つとなっている。
銀河社会という汎銀河スケールの文明共同体を舞台にしているため、超光速性能の発揮は当然必須であるが、
銀河の反対側まで一瞬で行けるほどチートな設定にはならないように一定の制約を設けている。
また高性能の宇宙船を少数の過激派に独占されることがないように(対抗意識を優先する人間が発想しやすい)、
そうした高性能の実現は銀河社会進出後、それこそ万年レベルの十分な経験値が必須であるという条件を設けている。
チートな能力や装備を持つキャラクターが、独善的に宇宙をかき回す世界観にだけはしたくないからだ。
宇宙艦艇の装備についても、詳しくはタキオン砲火兵器の特集ページに譲るが、
「空間の壁を作る」空間シールドと、これを無効化するタキオニクスの効果を利用した兵器で牽制し合う関係になっている。
本文にも書いたが、タキオニクスの効果はあくまでも「空間を超越する」ものに限られるため、
それ自体にプラズマビームのような物理的破壊力はなく、威力を上げるには別の弾頭が必要であることも特徴の1つだ。
都合の良い万能性を避け、特性を持ったアイテムを効果的に活用する方を重視したいためである。
またタキオンレールガンは現実世界におけるICBM(大陸間弾道ミサイル)のポジションに相当する兵器であり、
光年単位の射程と超光速移動能力を持つ弾頭の特性で、戦略抑止兵器の地位を確立させている。
GDW世界観は「覇権主義者が跋扈する戦国世界観ではない」ため、核兵器のような殲滅型兵器は重視してはいない。
そうした兵器の存在自体は否定しないが、空間シールドで防御することが十分に可能であり、
銀河社会における兵器の地位は「全面的な破壊力よりもピンポイントの貫通力にある」ことを強調することで、
安易な殲滅型兵器で覇を唱えるような発想を牽制する世界観の構造になっているのである。
宇宙SFでは、宇宙船の速度性能や戦闘力が重視されがちな傾向があるが、
それこそコールドスリープでも採用しない限り、「宇宙船内で一定期間生活できるシステム」が不可欠である。
これは宇宙SFに限らず、人類が未来において実際に宇宙進出する場合にも不可欠な要素であり、
文明を持った種族が宇宙で繁栄するためには、絶対的になくてはならない(なければ繁栄できない)要素だと考える。
宇宙空間にはガソリンスタンドも自動販売機も存在しないのだから、自給自足が必須条件なのだ。
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