ＧＤＷ-ＳＥＣＲＥＴ-ＲＯＯＭ （R-18版組織等設定集）

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★エヴァンス・コミュニティ　統合ナンバー：TT-ATT18501CM2（R-18）　※シークレット版特集 組織分類・階級 非国家コミュニティ（エヴァンス） 所属銀河系 アトラス銀河系（天の川銀河） 所属天体・宙域 惑星アーク（地球） 主要同盟組織 ミュータント・コミュニティ アクエリアス ディガス（アクエリアス支援組織） 主要組織史 2013年：結成（BWO-039） 2016年：ジャパン・センター開設 　　　第１次エヴァンス大爆発 2019年：ジャパン・エヴァンスセンター開設 2022年：第２次エヴァンス大爆発 【組織概要設定】（設定補記／関係者リスト／関連設定リスト） 　エヴァンス・コミュニティは、アーク大変動期に誕生したミュータント・コミュニティの１つであり、 　かつその中でも最も規模の大きな組織である。 　これは惑星変動期にアークに出現したミュータントの中でも、エヴァンスが最も多いためだ。 　その数、１００万人を大きく超えており、当時のアークス人口の７０００人に１人が変異した計算である。 　人口数十万人程度の地方都市ならば、１００人前後はエヴァンスがいることになるのだ。 　こうしたエヴァンスの相互交流を目的とした組織がエヴァンス・コミュニティである。 　エヴァンスの独特の生態や能力をより高度に理解し、社会の偏見を乗り越えて貢献するために存在する。 　エヴァンスが変動期ミュータントで最多人口を持つこともあり、 　エヴァンス・コミュニティにはミュータントとの平和共存の旗振り役も期待されていた。 　世界で最初に、協調主義的なミュータント・コミュニティが生まれたのは日本であり、 　これは当時最大のミュータント支援団体であった、地下組織アクエリアスの影響が大きい。 　世界初の総合ミュータント交流拠点である、ジャパン・センターが2016年（BWO-039頃）にオープンしており、 　初期のエヴァンス・コミュニティはこの内部にある“支部”の１つであった。 　2015年時点で、世界のエヴァンス人口はまだ２〜３万人程度で、当時はそれでも十分だったのだ。 　しかしジャパン・センター誕生から間もなく、第１次エヴァンス大爆発が勃発。 　世界中で数十万人のエヴァンス変異体が一斉に出現するという現象を目の当たりにして、 　エヴァンス・コミュニティの広域化が必然的に要求され、独立した団体として急速に発展したのだ。 　更に６年後の2022年には再びエヴァンスの大発生が起こった（第２次大爆発）ため、 　アンデス・センターに代表される、大規模なエヴァンス交流用施設の建設計画も立ち上がったのである。 　 ◆　エヴァンス・コミュニティの特徴 　エヴァンス・コミュニティの特徴はもちろん、エヴァンス独得の体質や能力を活かすシステムにある。 　女性に酷似した外観を持つが性的には女性ではなく、精神的に環境を浄化する能力を有するエヴァンスは、 　「裸で生活した方が気分が落ち着く」という大きな生態上の特性を持っている。 　これは自然と共鳴し、浄化能力を最大限に発揮するためにも、有効なライフスタイルなのであるが、 　アークスの普通の社会において、この“ヌーディストスタイル”は十分には理解されていないために、 　通常のアークス社会とは別の動線を持つ、エヴァンス専用の交流拠点が必要であった。 　2016年に最初に日本の北海道に総合ミュータント交流拠点が出来た（ジャパン・センター）時には、 　まだエヴァンスの交流拠点はその１角を占めるに過ぎなかったのであるが、 　同年に起きた第１次エヴァンス大爆発を受けて、急遽“エヴァンス・ゾーン”の増築が決定。 　３年後の2019年に旧施設をＬ字に囲む形で、世界初の大規模なエヴァンス専用施設が生まれた。 　エヴァンスのＰＲのために作られた写真集（実質ヌード写真集であるが）の初期の舞台がここであり、 　独得の淡い褐色の波打った外壁と、真鍮色の円形の窓枠のデザインはこの時に確立している。 　周囲はフェンスと木立で覆われており、彼らの“ヌーディズムライフ”を外から直接見ることは出来ない。 　もちろん写真集が存在するように、合意さえあればエヴァンスは抵抗なく自分の裸体をさらすのだが、 　（普通のアークスよりも羞恥心が少なく、裸体を見られることを屈辱と思わない傾向が強いのだ） 　アークス社会の公序良俗の問題上、それをオープンで扱うことは出来なかったのである。 　この交流施設の“様式”はその後、世界中に設置された同様の施設でも再現されており、 　世界最大のミュータント交流拠点となったアンデス・センターで、完成形になったと言われている。 　アンデス・センターは高いフェンスに囲まれていない代わりに、山岳地帯の盆地全体が管理区画であり、 　エヴァンスたちはジャパン・センター以上に、自然に近い環境でその能力を発揮できるのである。 　 【Meking Memo／設定補記】 　1990年代から2000年代にかけて積み重なった“女体ミュータント妄想”の背景設定の１つ。 　ＴＳ（性転換）ミュータントであるエヴァンスは、元男児が女体化した突然変異体であり、 　（厳密に言えば「元々女性だったエヴァンス」も設定上いるのだが、基本的に少数派である^^;） 　G-maの女体妄想の牽引役になってきたキャラクター群であるが、 　G-maがエロスよりも「健康的な裸体（女体）」を好むが故に、現在の“ヌーディストスタイル”になった経緯があり、 　それをサポートするだけでなく「社会貢献する団体」として、コミュニティの設定が生まれた（笑） 　単なるアダルトな女体妄想だけでは、“空想科学リアリスト”のG-maは満足できないのであり、 　例え変態と言われようと、その「ＳＦ的な掘り下げ」に情熱を傾けているのだ（爆） 　浄化能力もエヴァンスの超自然的な神秘性だけでなく、社会貢献要素を盛り込む意図で作った設定である。 　またヌーディストスタイルのエヴァンスたちが、独自のスキンシップ文化を楽しむためにも、 　異世界のような「独得の風景の創造」が必要だったところがある。 　表サイトの設定特集はこちら。 　 【関係者リスト】 関係者名 種族 統合ナンバー 関係者概要 備考 サーラ・エルティシア エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19201 エヴァンス・コミュニティの総代表で最初のエヴァンスの１人。 　支援組織アクエリアスのメンバーでもある。 ピアス・アノグレス エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19202 エヴァンス・コミュニティ幹部で宣伝チームのメンバー。 　イールの元・弟でダンサーでもある。 アミル・エルメス エヴァンス・ロヴニス CS-ATT18501M02L-N19301 エヴァンス・コミュニティ幹部で最初のエヴァンスの１人。 　サーラの相棒的存在で母性の強さに定評がある。 イリアス・セティム エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19301 エヴァンス・コミュニティ幹部で宣伝チームのメンバー。 リカール・アーノルド エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19302 エヴァンス・コミュニティ幹部で宣伝チームのメンバー。 イール・アノグレス エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19303 エヴァンス・コミュニティ幹部で事務方の有力者。 　宣伝チームに属するピアスの元・兄に当たる。 セニア・レグラム エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19403 エヴァンス・コミュニティ幹部で事務方の有力者。 レオス・フレウス エヴァンス・モノキス CS-ATT18501M02M-N19501 エヴァンス・コミュニティ幹部で宣伝チームのメンバー。 　支援組織アクエリアスのメンバーでもある。 レノス・クラウド エヴァンス・カラース CS-ATT18501M02C-N19501 エヴァンス・コミュニティ幹部で宣伝チームのメンバー。 アイザワ・ミノル（相澤 実） エヴァンス・アナキス CS-ATT18501M02A-N19603 エヴァンス・コミュニティ幹部で事務方の有力者。 　ジャパン・センターの理事を務めたこともある。 　 【関連設定リスト】 名称 カテゴリ 統合ナンバー 設定概要 備考 アーク大変動 歴史 エヴァンス大爆発 歴史 ミュータント・コミュニティ 組織 TT-ATT18501CM1 アクエリアス 組織 TT-ATT18501D01 ジャパン・センター 舞台 アンデス・センター 舞台 アファール・センター 舞台 エヴァンス・ゾーン 舞台 アウトサイダー・テスト アイテム？ オープニング・システム アイテム？ 　 　 ◆アウトサイダー・テストとオープニング・システム 　 　エヴァンス・コミュニティには、特徴的な２つのシステムがある。 　１つはアウトサイダー・テストと呼ばれるものであり、これはコミュニティの取材要請などに対して、 　記者やジャーナリストが「エヴァンスの生態に免疫があるか」テストするためのイベントである。 　こうした外部の面会者たちは、まずエヴァンス・ゾーンの玄関付近に作られている、 　外部交流室へと案内され、そこで面会主任のエヴァンスがテストを行うのだ。 　エヴァンス以外の面会人は、このテストに合格して初めて、エヴァンス・ゾーンへの入域が許可される。 　このテストは簡単に言えば、「面会人の前でエヴァンスの裸体を公開する」ことである。 　対外コミュニケーションの訓練を受けた面会主任が自らその裸体を面会人の眼前にさらけ出し、 　その際の面会人の感情の変化や肉体の反応から、入域可能かどうかを判断するのである。 　この段階であからさまに動揺したり、性欲を想起するようなリアクションを見せれば入域は拒否される。 　何しろエヴァンス・ゾーンには、ここで見せられたものが何十倍も、施設全体に広がっているのだ。 　「裸で歩き回る数十人のエヴァンス」を見ても、平常心を維持できるメンタルであるべきなのである。 　因みにエヴァンス・コミュニティ誕生初期に作られた写真集の場合、 　実は撮影者自身もエヴァンスであり、エヴァンスのヌーディストスタイルに免疫を持っていた。 　シュールな風景かも知れないが、この時は撮影者自身が「裸でカメラを持ち歩いていた」のである。 　ファインダーに写ったエヴァンスたちの屈託ない笑顔は、彼らの気質そのものでもあるが、 　「撮影者も同族であった」ことも、大きな原因の１つであったと言えよう。 　 　 　もう１つはオープニング・システムと呼ばれるもので、“開放儀式”の別名もある。 　これは初めてコミュニティを訪れ、エヴァンス・ゾーンに入るエヴァンス初心者に行われるもので、 　エヴァンスが持つ浄化能力を開放し、その“ヌーディストスタイル”に馴染ませるために必要とされる。 　エヴァンス変異間もない“初心者”たちは、まだ羞恥心が強く残り、自身の境遇に戸惑いが大きい。 　この初心者たちを、写真集で見るような「屈託ない笑顔」に変えるための“通過儀礼”なのだ。 　簡単に言えば、「エヴァンス同士のスキンシップで能力を開放させる」行為を指し、 　第３者から見れば、女性同士が性行為をしているかのように見えるが、厳密に言うと性行為ではない。 　エヴァンスはその外観こそ成熟した女性の姿だが、性体質は女性ではなく大体が中性であり、 　生殖機能は未発達である場合が多く、そもそも肉体的に「性行為できない」のだ。 　その代わり、この濃密なスキンシップを介して生命エネルギーのやり取りを行うことで、 　初心者達の環境浄化能力を解放し、エヴァンス本来の特性を最大限に活用可能になるのである。 　スキンシップを繰り返す過程で当事者達は１時的に興奮するが、性行為ではないためオーガズムはなく、 　開放状態に到達すると、むしろ精神的にはクールな状態に近づいていくという。 　体の中にはエヴァンス特有の生命力が大きく湧き上がっており、解放前とは感覚がまるで違うとされ、 　解放前は自らの裸体を隠すような、普通なら当然のリアクションを、解放後はまるでしなくなるという。 　初心者特有の戸惑いは残っているため、困惑したような表情はするが、裸体は隠さなくなるのだ。 　裸体を隠そうとする羞恥心よりも、開放状態の心地良さが勝っていると言われている。 　エヴァンス・コミュニティ自体はあくまでも交流拠点であり、常に彼らがここで暮らすわけではない。 　（大規模な施設はあるが、１００万人を越すエヴァンス全員を収容することは出来ないのだ） 　大多数のエヴァンスは普段は他のアークスと共に町や村で日常生活を送っており、 　その場合は入浴時などを除いて、基本的に服を着た状態である（中には例外もあるようであるが） 　コミュニティで行われる開放処理は、こうしたエヴァンスたちをリフレッシュさせるためにも重要で、 　彼らがリラックスした状態であるからこそ、その浄化能力も最大限に活用されるのだ。 　開放儀式は初心者の場合１時間ほどかかるとされているが、慣れると１５分ほどで済むという。 　オープニング・システムのカリキュラム自体は初心者向けに作られているが、 　コミュニティ施設の出入りには初心者以外でも開放処理が必要なことがしばしばあるため、 　（外の日常空間に出ると、エヴァンスの能力がどうしても鈍ってしまうからだ） 　初心者でなくともしばしば開放儀式でスキンシップを図り、リフレッシュを行っているという。 　 　▲第１段階：開放率25％　　　　　　　▲第３段階：開放率60％ 　▲第２段階：開放率40％　　▼開放直後