GDW-LOCATIONS
(舞台設定集)
当カテゴリ
★惑星カルミレスKalmeres/RC-678) 統合ナンバー:LP-ATK20701
惑星カルミレス全景
所属銀河系 アトラス銀河系(LG-01G01/GDW版天の川銀河 【銀河マップ】(マップ左上寄りにカルミレスがある)
天体分類・サイズ等 第4種惑星(陸海比4:6/直径9,600km)
主要文明種族 リーヴェアシス(移民/人口数十万)
メタロイド・タイタニス(前世代史個体群)
主要国家等 (リーヴェアス連合所属植民惑星)
主要都市等 カルミレス・センター
並行時空等 不明
主要天体史 カルミレス開拓期(古代史/約1万年前)
カルミレス大変動(前世代史/約600年前)








舞台概要設定設定補記固有種族リスト固有舞台リスト関連設定リスト
 惑星カルミレスは、アトラス銀河系オリオネス腕(渦状星雲系)に属する中型の岩石惑星である。
 タイランタ銀河連邦5大勢力の1つ、リーヴェアス連合678個目の植民惑星(RC-678)である。
 元は海洋優勢の第1種惑星であったが、基準年時代から約600年前に起きた惑星変動により、
 惑星自体の組成が大きく変化したために、現在では第4種惑星に分類されている。

 惑星変動が起きるまで、この惑星はタイランタ連邦軍事機密を内包する星だった。
 超因子の1種であるカリオニクスの軍事利用によって生まれた人工の鉱物生命体
 メタロイド研究開発の最前線だった時代があるのである。
 しかしまさにこの研究のピーク時に致命的な失敗が起こり、惑星変動を誘発したのだ。
 変動によって惑星のほぼ全土が無機質化され、それまで存在していた有機生態系はほぼ壊滅
 無機質化変動を免れた移民は宇宙船で惑星を離れ、カルミレスは廃墟と化した
 具体的な数字は封印(隠蔽とも言う)されているが、犠牲になった移民も万単位でいたようだ。

 カルミレスが再び歴史の表舞台に登場したのは、基準年時代のことである。
 カリオス連盟宙域から飛来した特別調査団がカルミレスに上陸し、
 廃棄された軍事施設で休眠状態にあった、1万体とも言われるメタロイド実験体を発見。
 因みにカルミレスではなおも、カリオニクスの無機質化変異の効果が維持されていたのだが、
 調査団の主要メンバーはカリオニクスに耐性を持つ、カリオロイドペレイロイドであった。

 かつて起きた「人災型惑星変動」に対して、タイランタ連邦はもちろんのこと、
 傘下で惑星の統治権を持っていたリーヴェアス連合さえも十分な責任を果たすことなく、
 事件を闇に葬るような態度を示したため、カリオス連盟とタイランタ連邦の関係は急激に悪化
 (軍事機密に関わる「事故」だったため可能な限り公にしたくなかったらしい)
 この「カルミレス問題」の拗れがその後勃発したオリオネス銀河大戦において、
 カリオス連盟とタイランタ連邦が交戦関係に陥った、背景の1つだったという説もある。

 戦後、カルミレスはリーヴェアス連合とカリオス連盟の共同管理下に置かれ、
 惑星の復興と放置されたメタロイド実験体たちの活性化と社会復帰プロジェクトが実施された。
 カリオニクスの変異効果を抑制するための波動相殺施設も設置され、
 緩やかにではあったものの、軍事機密の闇を背負った惑星は復興の軌道に乗ったのである。
 この問題はアナリム連邦傘下にある惑星レセウスの境遇と似ていることから、
 レセウスを拠点とするATU傘下のゼクローム民兵団も、大きな関心を持っているという。

 

Meking Memo/設定補記
 2006〜2007年頃に作成・考証した設定を再編整理したもの(ただし発想の原点は2003年頃に遡る)
 メタロイド実験の失敗で荒廃し、放棄された惑星としてイメージし、
 古典的なSFマンガなどに登場する、荒涼としたコンクリートジャングルをイメージソースに、
 テラフォーミングされた植民惑星としてイメージした舞台設定の1つ。
 無機質化波動の煽りを受けたイメージとして、ややメタリックに見えるように描いている。

 
【旧作画像】
2014 2007
 
固有種族リスト(ただしカルミレス在住種族は基本的に移民を起源とする)
固有種族名 種族カテゴリ 統合ナンバー 種族概要 備 考
メタロイド・タイタニス ジェネティック CS-ATU19601G04
リーヴェアシス 文明種族(開発者 CS-ATT19701H01 惑星リーヴェアス出身の文明種族。
 セルムス最多人口を持つ移民種族。
 
固有舞台リスト
固有舞台名 舞台カテゴリ 統合ナンバー 舞台概要 備 考
カルミレス・センター 都市
TBLカルミレス基地
(メタロイド・センター)
建造物
 
関連設定リスト
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備 考
リーヴェアス連合
 (惑星大連合
組織(星間連合) TU-ATU19601N05 リーヴェアシス植民惑星国家連合
 タイランタ連邦の有力な勢力の1つ。
カルミレス大変動 歴史
タイランタ銀河連邦 組織(星間連合) TU-ATU19601 銀河屈指の軍事列強。
 リーヴェアス連合が加盟する星間連合。
カルミレス開拓期 ※過去史 歴史(時代枠) カルミレスのテラフォーミング時代を指す。
 1万〜5,000年前の時代枠を示す。
カリオニクス(カリオス因子) アイテム 無機質系元素転換効果を持った超因子の1種。
 メタロイド研究に欠かせない錬金術の種。
メタロイド・リハビリプログラム