ＧＤＷ惑星リヴェロイス設定特集

ＧＤＷ-ＬＯＣＡＴＩＯＮＳ
（舞台設定集）

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★惑星リヴェロイス（Revelois／RC-666）　統合ナンバー：LP-ATT20301

所属銀河系	アトラス銀河系（LG-01G01／ＧＤＷ版天の川銀河）	【銀河マップ】（マップ左上寄りにリヴェロイスがある）
天体分類・サイズ等	第２種惑星（陸海比８：２／直径9,900km）
主要文明種族	リーヴェアシス（移民／人口数億）アナリアン（移民／人口数千万）セヴィロイド（戦災ミュータント）
主要国家等	（リーヴェアス連合所属植民惑星）
主要都市等	ライヴェロス
並行時空等	不明
主要天体史	リヴェロイス開拓期（古代史／約１万年前）オリオネス銀河大戦（基準年時代）

【舞台概要設定】（設定補記／固有種族リスト／固有舞台リスト／関連設定リスト）

　惑星リヴェロイスは、アトラス銀河系オリオネス腕（渦状星雲系）に属する中型の岩石惑星である。
　タイランタ銀河連邦５大勢力の１つ、リーヴェアス連合の666個目の植民惑星（RC-666）である。
　陸域優勢の第２種惑星であり、全体に乾燥し荒涼とした風景が広がっている。
　やや放射線が強いため、主要都市の多くは独自の遮蔽性能を有するドームで覆われているが、
　遮蔽ドーム等の保護を受けない、スラム化した地区も少なくない。

　長らくリーヴェアス連合の数ある植民惑星の１つに過ぎなかったが、
　オリオネス銀河大戦時に代表的な戦場の１つとなったことで、にわかに注目を浴びた。
　銀河社会における軍事衝突は、概ね要衝宙域上の艦隊戦が主体であり、
　よほどのことがない限り惑星地表に侵攻し、本格的な制圧戦を行うことはないが、
　（通常は宙域を制圧すれば、地表に降下しなくても軍事的には無力化可能なのである）
　AWO-002と同012に起きたリヴェロイス戦役（１次・２次）は“珍しい”地上戦であった。

　これはリヴェロイスがタイランタ連邦とアトラス連合の境界宙域にあり、
　主要な補給線となる、超光速回廊の近傍に位置したことが主な理由とされている。
　アトラス連合にとって、この惑星に圧力をかけることは、連邦への抑止力になると考えられた。
　そのため連邦艦隊の激しい抵抗を縫って地上部隊を派遣し、地上政府の無力化を狙ったのだ。

　しかし連邦軍はこの展開に対して、恐るべき決断を下すことになる。
　アトラス連合軍の特殊部隊に制圧されかけていた、リヴェロイス地方都市のタルボネクを、
　新開発の生物兵器によって地方都市もろとも殲滅しようとしたのだ。
　これは大戦勃発直前に、惑星ガロヌに行使された“粛清”と質を同じくする行為であった。
　リヴェロイスの統治組織がアトラス連合に友好的であったことも、この強硬措置の１因とされている。

　この“非人道作戦”によって、タイランタ連邦はリヴェロイスを死守することには成功するが、
　その代償として、50万人以上の死者と、20万人以上の戦災ミュータントを生み出した。
　この戦災ミュータントたちの大多数は、必然的に反連邦的な態度を取ることとなり、
　10年後に起きた第２次戦役において、今度はアトラス連合の攻勢に屈する原因の１つとなる。
　また戦後この惑星は、銀河大戦の停戦協議や戦後処理の外交拠点となり、
　惑星ガロヌと共に、タイランタ連邦の“暴走”を戒める象徴的な星となったのである。

　

【Meking Memo／設定補記】
　1993年頃から2008年頃にかけて作成・考証した、複数の設定群を再編整理したもの。
　戦災ミュータント種族であるセヴィロイド・リヴェロイツの出身地として考証したものであり、
　当初のイメージでは「地球の一部」として考えていた時期がある。
　（これはセヴィロイド・リヴェロイツを地球系ミュータントと設定していた時期があるためだ）

　2003年頃に設定した当初は植民地としての番号（RC-666）のみであり、
　リヴェロイスという惑星名は、実は2006年頃に追加した設定に当たる。
　「666」といえば「黙示録の獣のナンバー」としてカルト的に有名なキーワードであり、
　リヴェロイスを「銀河大戦で被災した惑星」として考証する際に、
　連想の下地として「獣のナンバー」も影響したが、必ずしも主因というわけではない。
　直接的には、1,000以上の植民地を持つリーヴェアス連合の設定から派生したものなのだ。

　

【旧作画像】

2014	2007

【固有種族リスト】（ただしリヴェロイス在住種族は基本的に移民を起源とする）
固有種族名	種族カテゴリ	統合ナンバー	種族概要	備　考

アナリアン	文明種族（開発者）	CS-ATT19603H01	惑星アナリム出身の文明種族。　リヴェロイス移民種族の１つ。
サーズニック	文明種族（開発者）		惑星サニック出身の文明種族。	【投稿種族】
セヴィロイド・リヴェロイツ	ミュータント	CS-ATT20301M01	リヴェロイス戦役で誕生した戦災ミュータント。　ほぼ元リーヴェアスで１部が変異後も理性を保った。
ドーリアン	文明種族（開発者）		惑星ドーリン出身の文明種族。	【投稿種族】
リーヴェアシス	文明種族（開発者）	CS-ATT19701H01	惑星リーヴェアス出身の文明種族。　リヴェロイス最多人口を持つ移民種族。
リヴィロード	非文明種（ミュータント）	CS-ATT20301M02

【固有舞台リスト】
固有舞台名	舞台カテゴリ	統合ナンバー	舞台概要	備　考

タルボネク	都市	LP-ATT20301-S20301	リヴェロイスの地方都市の１つ。　リヴェロイス戦役の激戦地の１つ。
ライヴェロス	都市核	LP-ATT20301-S21201	リヴェロイスの首都に相当する都市核。　都心部は巨大なドームによって覆われている。

【関連設定リスト】
関連名称	設定カテゴリ	統合ナンバー	主な名称の概要	備　考

戦災ミュータント	キャラクター種族（生命群）		星間戦争などが原因となったミュータント。　兵器系ジェネティックの派生個体群が多い。
リーヴェアス連合　（惑星大連合）	組織（星間連合）	TU-ATU19601N05	リーヴェアシスの植民惑星国家連合。　タイランタ連邦の有力な勢力の１つ。
オリオネス銀河大戦	歴史（時代枠）		基準年時代に起きた大規模な星間戦争。
リヴェロイス戦役	歴史（戦火）		リヴェロイスで２度に渡って起きた戦火。　オリオネス大戦の１戦役でもある。
タイランタ銀河連邦	組織（星間連合）	TU-ATU19601	銀河屈指の軍事列強。　アナリム連邦が加盟する星間連合。
リヴェロイス開拓期　※過去史	歴史（時代枠）		リヴェロイスのテラフォーミング時代を指す。　１万～5,000年前の時代枠を示す。
セヴィリクス・ミサイル	アイテム（兵器）		セヴィリクス弾頭を仕込んだ星間巡航ミサイル。　タイランタ銀河連邦の非人道兵器の１つ。

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	★惑星リヴェロイス・固有舞台特集
	ここでは惑星リヴェロイスの固有舞台について解説する。　タルボネク　ライヴェロス
	◆タルボネク　統合ナンバー：LP-ATT20301-S20301
	タルボネクは、惑星リヴェロイスにある地方都市の１つであり、　オリオネス大戦時の地上戦の舞台の１つになったことで銀河史に記録されている。　惑星解説にあるように、リヴェロイス自体がタイランタ連邦とアトラス連合の境界付近にあるため、　オリオネス大戦時に２度の大規模な地上戦（リヴェロイス戦役）が起きており、　その象徴的な舞台の１つとなったのが、タルボネクであった。　惑星の首都に当たるライヴェロスは連邦軍の警備が非常に厳重であり、　この情勢を突き崩せる拠点として選ばれたのが、首都近郊にあるタルボネクだったのである。　そしてそのため、リヴェロイス戦役に関わる激戦の中で、重要な戦いが起きることになり、　連邦軍が行使した生物兵器による“汚染戦災”が起きることになったのだ。　この汚染戦災で生まれたミュータントが、セヴィロイド・リヴェロイツである。　その結果、タルボネクは銀河大戦における苛烈な地上戦のハイライトであると同時に、　戦災ミュータントたちによる、反連邦運動の象徴的な舞台にもなったのだ。　都市の郊外も汚染戦災の影響を受けており、リヴィロードなどのミュータント系クリーチャーが棲む。　（ガロヌにカーボリクスの影響を受けたクリーチャーが棲むのと理屈は同じである）　タルボネクで変異したセヴィロイドたちは独自のミュータント・コミュニティを築いており、　リヴィロードによる襲撃事件などの対処も担当している。
	【Meking Memo／設定補記】　2003年頃に初めてイメージした舞台設定だが、原形は1993年頃まで遡る。　セヴィロイド・リヴェロイツの設定の原形が出来た当時、このミュータントはまだ地球系のミュータントであり、　ＧＤＷ世界観の原形が出来た2003年頃に、舞台設定を別惑星に置き換えて出来たのが惑星リヴェロイツである。　そしてこの時にタルボネクの設定も確立する形になっている。