ＧＤＷ-ＣＨＡＲＡＣＴＥＲＳ
（キャラクター設定集）
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★波動出力と影響力・効果の目安一覧表　統合ナンバー：CX-Z04B
　
　ＧＤＷ世界観には様々な種族が存在するが、それらには一定の法則が存在している。
　例えばＧＤＷ世界観における生命は、様々な固有の波動能力を発揮する特性を持っている。

　波動能力（波動制御能力）とは、通常時空の物理現象を超越する効果を持つエネルギー制御能力を指し、
　消費者以下の文明水準では“超能力”や“異能”などの俗称で説明されるか、迷信扱いされるものであるが、
　ＧＤＷ世界観では、生命現象を通常時空と超時空に存在場を潜在させると解釈するため、
　こうした波動能力の諸現象を説明可能であり、また銀河社会において能動的に発展させることが出来る。

　更にこの波動能力などのスケールを数値的に評価したものが波動出力である。
　波動出力は主に生命現象（以外のケースもある）によって、短時間に放出されるエネルギー量を示し、
　（概ね１分以内の放出量を指すため、累積エネルギー量はこの評価では原則として表現しない）
　生命現象の２重構造を考慮し、身体出力と精神出力の２カテゴリに分けられているのが特徴だ。
　単位は「Ｇｅｘ」である。

　ここでは波動出力の影響力や主な効果とその目安について解説する。
　便宜的に現実世界の物理単位を指標として比較しているが、厳密な一致ではないので注意されたい。


　波動出力値の影響力目安

　精神出力の主な比較効果について

　波動出力の効果の目安

　
　◆波動出力値の影響力目安

　　波動出力値に対する、物理単位の比較と主な影響力の範囲を示した目安表である。
　　精神出力効果の考え方については、別途解説を参照されたい。
　　なおより簡潔な目安についてはこちらでも解説している。
　
　
出力値 身体・単体出力目安（本体影響力） 精神・装備出力目安（波動影響力）
体格比換算 物理単位換算 破壊（排除）効果 防壁（結界）効果 制重効果 テレポート・モーメント
身長・全長 体重・質量 馬力 エネルギー 熱量 電力 地震 球換算
（半径）		 体積換算 球換算
（半径）		 面積換算
Gex=0.5 50cm 1.5kg 0.1 20,000Ｊ 5,000cal 60W ― 1.5m 10m3 50cm 3m2 500g 1
Gex=1.0 70cm 5kg 0.3 60,000Ｊ 15,000cal 200W ― 2m 33m3 70cm 6m2 1,500g 3
Gex=1.5 100cm 15kg 1 200,000Ｊ 50,000cal 600W ― 3m 100m3 100cm 12m2 5kg 10
Gex=2.0 150cm 50kg 3 600,000Ｊ 150,000cal 2,000W ― 5m 330m3 150cm 25m2 15kg 30
Gex=2.5 2m 150kg 10 2,000,000Ｊ 500,000cal 6,000W Mw=1.0 7m 1,000m3 2m 55m2 50kg 100
Gex=3.0 3m 500kg 30 6,000,000Ｊ 1,500kcal 20kW Mw=1.3 10m 3,300m3 3m 130m2 150kg 300
Gex=3.5 5m 1,500kg 100 2×107J 5,000kcal 60kW Mw=1.7 15m 10,000m3 5m 270m2 500kg 1,000
Gex=4.0 7m 5t 300 6×107J 15,000kcal 200kW Mw=2.0 20m 33,000m3 7m 600m2 1,500kg 3,000
Gex=4.5 10m 15t 1,000 2×108J 50,000kcal 600kW Mw=2.3 30m 100,000m3 10m 1,250m2 5t 10,000
Gex=5.0 15m 50t 3,000 6×108J 150,000kcal 2,000kW Mw=2.7 50m 330,000m3 15m 2,550m2 15t 30,000
Gex=5.5 20m 150t 1万 2×109J 500,000kcal 6,000kW Mw=3.0 70m 100万m3 20m 5,500m2 50t 100,000
Gex=6.0 30m 500t 3万 6×109J 1.5×106kcal 20,000kW Mw=3.3 100m 330万m3 30m 13,000m2 150t 300,000
Gex=6.5 50m 1,500t 10万 2×1010J 6×106kcal 60,000kW Mw=3.7 150m 1,000万m3 50m 27,000m2 500t 1,000,000
Gex=7.0 70m 5,000t 30万 6×1010J 1.5×107kcal 200MW Mw=4.0 200m 3,300万m3 70m 60,000m2 1,500t 3,000,000
Gex=7.5 100m 15,000t 100万 2×1011J 6×107kcal 600MW Mw=4.3 300m 1億m3 100m 12.5ha 5,000t 1×107
Gex=8.0 150m 50,000t 300万 6×1011J 1.5×108kcal 2,000MW Mw=4.7 500m 3.3億m3 150m 25.5ha 15,000t 3×107
Gex=8.5 200m 15万t 1,000万 2×1012J 6×108kcal 6×109W Mw=5.0 700m 1km3 200m 55ha 5万t 1×108
Gex=9.0 300m 50万t 3,000万 6×1012J 1.5×109kcal 2×1010W Mw=5.3 1,000m 3.3km3 300m 130ha 15万t 3×108
Gex=9.5 500m 150万t 1億 2×1013J 6×109kcal 6×1010W Mw=5.7 1,500m 10km3 500m 270ha 50万t 1×109
Gex=10 700m 500万t 3億 6×1013J ― ― Mw=6.0 2,000m 33km3 700m 600ha 150万t 3×109
Gex=11 1,500m 5,000万t 30億 6×1014J ― ― Mw=6.7 5,000m 330km3 1,500m 25km2 1,500万t 3×1010
Gex=12 3,000m 5億t 300億 6×1015J ― ― Mw=7.3 10km 3,300km3 2,000m 130km2 1.5億t 3×1011
Gex=13 7km 50億t 3,000億 6×1016J ― ― Mw=8.0 20km 33,000km3 5,000m 600km2 15億t 3×1012
Gex=14 15km 500億t 3兆 6×1017J ― ― Mw=8.7 50km 33万km3 10km 2,550km2 150億t 3×1013
Gex=15 30km 5,000億t ― 6×1018J ― ― Mw=9.3 100km 330万km3 30km 13,000km2 1,500億t 3×1014
Gex=17 150km 50兆t ― 6×1020J ― ― Mw=11 500km 3.3億km3 150km 25万km2 15兆t 3×1016
Gex=20 1,500km 5京t ― 6×1023J ― ― Mw=13 5,000km 3.3兆km3 1,500km 2,550万km2 1.5京t 3×1019
Gex=25 7万km ― ― 6×1028J ― ― Mw=16 20万km ― 7万km ― ― ―
Gex=30 ― ― ― 6×1033J ― ― Mw=19 1,000万km ― 300万km ― ― ―
Gex=35 ― ― ― 6×1038J ― ― ― 5億km ― ― ― ― ―
Gex=40 ― ― ― 6×1043J ― ― ― 200億km ― ― ― ― ―
Gex=45 ― ― ― 6×1048J ― ― ― 1兆km〜 ― ― ― ― ―
Gex=50 ― ― ― 6×1053J ― ― ― 5光年〜 ― ― ― ― ―
　

　◆精神出力の主な比較効果について

　　波動出力の概念のうち、精神出力に関しては、現実世界の物理単位では評価出来ない。
　　そのため別途比較効果の指標を用いて、大まかな影響力を評価するようにしている。

　　精神出力の比較効果には、破壊効果（排除効果）、防壁効果（結界効果）、制重効果、テレポート・モーメントの４種類がある。
　　破壊効果（排除効果）は最も分かりやすい比較指標で、念動能力などの影響半径を示しており、物理単位のエネルギー量と互換している。
　　すなわちGex=2の出力値の場合、概ね半径５ｍに破壊ないし排除の効果をもたらし、600kjの熱量と互換するというイメージだ。

　　防壁効果（結界効果）は、念動能力などによる障壁を作り出す影響力の指標であり、破壊効果よりは概ね狭い範囲になるが、
　　その範囲においては破壊効果に比べて「硬い防御」になるというイメージで設定している。
　　Gex=2の出力値の場合は概ね半径1.5mで、これは実質的な“間合い（パーソナルスペース）”の目安になるという考え方である。

　　制重効果は、念動能力などによる重力制御の量的目安を示しており、Gex-2の出力値の場合は概ね15kgと解釈する。
　　この水準の種族の場合、「わざわざ念動能力を発揮するよりも、手で持った方がより重い質量に対応出来る」という計算になるのだが、
　　Gex=3の出力値になるとこれが150kgになるため、一気に効果的な影響力を持つようになることが分かる。
　　（これは実は、地球人の水準では波動能力の効果が明確に現れない、という解釈を成立させるために作った設定でもある^^;）

　　テレポート・モーメントは、念送能力による「空間移動」の距離と、移動させる質量を掛けた数値になっている。
　　Gex=2の出力値の場合は30で、これは「15kgの質量を2m移動出来る」効果を意味する。
　　制重効果と同じく、この水準ならわざわざ念送能力を使わずとも、身体能力で十分カバー出来ることになるが、
　　Gex=3の場合は300になり、身体能力依存よりずっと効果的なものとなるのは、制重効果の場合と同じ解釈だと考えて良い。
　　（もちろんその種族の身体能力や体重の程度によっては、この数値でも効果的なアドバンテージになるかどうかは分からないのだが）

　
　◆波動出力の効果の目安

　　波動出力の効果や影響力がどれほどのものかについては、基本的には目安となる数字が存在するのだが、
　　具体的にイメージすることが難しい場合を考慮して、他のキャラやメカとの対比をさせるのも効果的である。
　　ここではそうした既存キャラやメカを引用した比較データを紹介する。
　　イエローの項目は現実世界、シアンの項目は空想世界（版権漫画作品など）を示す。
　
　
比較する現象や設定 推定波動出力値 主な判断理由
1923年関東大震災（大正関東地震） Gex=13 「マグニチュード８」を目安表から抽出し概算（気象庁公表値はM=7.9だが、海外計算値Mw=8.1を考慮）
1945年広島原爆（リトルボーイ） Gex=10 Gex基準値の１つ、TNT火薬15キロトン相当として概算。
1954年ブラボー作戦（ビキニ水爆実験） Gex=13.2 TNT火薬20メガトン相当として概算。
1960年チリ南部地震（バルディビア地震） Gex=15.3 「マグニチュード9.5」を目安表から抽出し概算。
1995年阪神・淡路大震災（兵庫県南部地震） Gex=11.5 「マグニチュード７」を目安表から抽出し概算（気象庁公表値はM=7.3だが、海外計算値Mw=6.9を考慮）
2004年スマトラ・アンダマン地震 Gex=15 「マグニチュード9.3」を目安表から抽出し概算。
2011年東日本大震災（東北地方太平洋沖地震） Gex=14.5 「マグニチュード９」を目安表から抽出し概算。
F-18戦闘爆撃機“ホーネット” Gex=5.0〜 カタログ質量とエンジン出力を目安表より抽出し概算（※ただし装備出力は考慮しない）
アフリカゾウ Gex=3.8 推定体長5m、推定体重４トンを目安表より抽出し概算、体格比減算はほぼない。
大型商業原発１基 Gex=7.7 発電能力「100万kw」を目安表から抽出し概算。
オプティマス・プライム（コンボイ司令官） Gex=4.5〜 大型トレーラーの質量から考慮し算定（※ただし装備出力は考慮していない）
競走馬（サラブレッド） Gex=3.0 推定体重500kgから概算、１馬力とイコールではないので注意（人間の全力疾走も3馬力ある）
ゴジラ（初代〜昭和） Gex=7.5 推定体重２万トンから概算、ただし体格比１より減算（※熱線の威力は限定的と解釈）
ゴジラ（平成） Gex=7.9 推定体重６万トンから概算、ただし体格比１より減算（※ただし熱線の威力は考慮しない）
ゾイド・ウルトラザウルス Gex=5.5〜 設定質量は500トンだが、飛び跳ねはしないため体格比１より減算（※ただし装備出力は考慮しない）
ゾイド・ライガーゼロ Gex=5.2〜 設定対獣80トンを目安表より抽出し概算、体格比減算はない（※ただし装備出力は考慮しない）
中生代小惑星衝突 Gex=19〜 小惑星推定直径10km、TNT火薬1億メガトン相当として概算。
帝国海軍大和型戦艦 Gex=6.8 カタログ出力22万馬力を基準に、これを破壊出来る火力を考慮して算定。
鉄腕アトム Gex=6.5 設定出力10万馬力を目安表から抽出し概算。
ティラノサウルス Gex=4.0 推定体長15m、推定体重7トンを目安表より抽出し概算、体格比減算はほぼない。
ブラキオサウルス Gex=4.5 推定体長25m、推定体重30トンだが、飛び跳ねはしないので体格比１より減算。
陸上自衛隊10式戦車 Gex=5.0 カタログ質量50トンを基準に、これを破壊出来る火力を考慮して算定。
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