ＧＤＷ-ＬＯＣＡＴＩＯＮＳ
（舞台設定集）
◇
◇
当カテゴリ
◇
◇
★リーヴェンス・テクトラクタ（Leevens-techtracta／LVＴ）　統合ナンバー：LB-LVT001
リーヴェンス・テクトラクタ・リングコロニー内観
所属銀河系 リーヴァス超銀河系（LG-04G001） 【銀河マップ】（マップ作成中）
天体分類・サイズ等 テクトラクタ（多軸円超大型／有効直径約22,000万km）
主要国家等 リーヴァス銀河連合
主要天体史 トレヴァイン危機（超古代史／約15万年前）
エルヴァンス危機（古代史／約1万年前）【投稿設定】
リーヴェンス危機（遠未来史／約8,000年後）
【舞台概要設定】（設定補記／固有舞台リスト／関連設定リスト）
　リーヴェンス・テクトラクタは、リーヴァス超銀河系内縁部に位置する、超大型のテクトラクタである。
　リーヴァス銀河連合の経済的な中枢を担っており、ＧＤＷ世界観最大の建造物の１つ。
　“移動首都”リーヴァス・セリオーグが建造されるまでは、首都機能も担っていたと言われており、
　その起源はリーヴァス銀河連合の歴史と同様、神秘のベールに包まれている。

　大きな特徴の１つが、リーヴァス超銀河系を再現したような、複数の周回面を持ったリングコロニーである。
　主要銀河にある多くのテクトラクタが、ほぼ同一の周回軸を持っているのに対し、
　同テクトラクタのリングコロニーの周回軸は１つではなく、様々な角度で重心のリーヴェンス・コアを周回する。

　またリングコロニーの断面も、多くのテクトラクタが平面に近い３角形や台形なのに対し、
　同テクトラクタのリングコロニーは円形の断面を持っており、その直径も数千〜２万ｋｍと巨大である。
　ただしその内部はほぼ中空であり、これも他の多くのテクトラクタのリングコロニーと大きく異なっている。
　同テクトラクタのリングコロニーは円筒形スペースコロニーの断面に近く、内部はがらんどうであり、
　筒状に曲がった境界壁の内側と外側に、都市やバイオコロニーが張り付いているのだ。

　ただその中心線上には、細い構造物が外周構造物と並行してリングコロニーを１周しており、
　外周構造物はこの中心構造物を軸にして、ゆっくりと縦回転を行っているなど、
　アトラス銀河系のプレディアス・リングシステムなどに似た構造を持っていることも、ユニークなところである。
　またこの構造のため、円筒形境界壁はところどころで途切れており（リングの内縁と外縁の差分を吸収するため）、
　それぞれのユニットは120度ずつずらして、300kmほど離れて連なっている。
　（更に各ユニットの境界スリットも、垂直ではなく30度ほど傾いているなど結構複雑な面構成を持つ）

　円筒形境界壁の断面は、大きなリングコロニーでは直径２万ｋｍほどにもなり、
　中心軸の位置に細いシャフト構造体があるとは言え、惑星が丸ほど入るほどの空間があるため、
　実際に小型の惑星環境を再現した直径1,000〜3,000kmほどの人工の遊星（コロニー内遊星）が、
　この空隙部をリング構造体と共に、ゆっくりと周回している。
　このため、「惑星サイズの巨大な円筒形スペースコロニーの中を小惑星が漂う」という独特の光景が、
　リーヴェンス・テクトラクタのリングコロニーでは日常的に見られることになるのである。

　こうした、それ自体が極めて個性的なリングコロニーが合計で12基、
　様々な周回面（回転軸）を持って重心となるリーヴェンス・コアを周回しているのだ。
　更にこれ以外にも、リングコロニーの外側を周回する“人工惑星”が同テクトラクタには存在しており、
　12基のコロニーの間をやはり、様々な軌道で“公転”しているなど、非常に複雑な構成となっているのだ。

　実はこの宙域の壮大な点はそれだけではない。
　この直径でアトラス・テクトラクタに匹敵し、体積では上回りすらするリーヴェンス・テクトラクタの更に外側に、
　複数の宇宙ステーションがあたかもアステロイドベルトのように漂っており、
　これらを含めた“擬似太陽系”とも言うべき広大なエリア＝リーヴァス・センターこそ、
　リーヴァス銀河連合最大の都市の本当の姿であり、リーヴェンス・テクトラクタはその“都心部”に過ぎないのだ。

　
【Meking Memo／設定補記】
　2012年頃に初めてイメージした舞台設定を再編したもの。
　ＧＤＷ世界観における“究極の都市”であるアトラス・テクトラクタの延長線にある建造物のアイデアであり、
　その中でも設定当時、G-maの「想像力の限界」に挑戦したものとなっている（爆）

　惑星の公転軌道を物質化したような、巨大なリングコロニーが複数連なるテクトラクタの基本構造は確立しており、
　そこからどんな個性を加えるかというテーマで、惑星の直径に匹敵するパイプ状の構造物を想定した上で、
　その円筒形（広義にはそれがリング状になっているのだが）の構造物内を「小惑星が周回する」構造で、
　更にリングコロニーだけでなく、複数の宇宙ステーションが人工衛星のように周回することで、
　「人工物による疑似的な太陽系」を再現する、という実に誇大妄想的なアイデアとなっている（爆）

　巨大構造物の中に１つの世界がある、というスペースコロニーのアイデアの延長線にある発想であるが、
　リングコロニーの内縁自体が地球より大きいため、そこに小惑星が浮いているという、
　まさに誇大妄想の塊のようなアイデアになったわけだが、当然それをリアルに風景化することは難しいわけで、
　まだリングコロニー内観以外に確立したイラストが存在しない（自爆）
　
【固有舞台リスト】
固有舞台名 舞台カテゴリ 統合ナンバー 舞台概要 備　考
リーヴァス・センター 固有宙域 リーヴェンス・テクトラクタを内包する宙域を指す。
　リーヴェンス・テクトラクタ以外にも複数の宇宙基地があり、
　人工の太陽系と呼べる秩序を形成している。
　リーヴァス銀河連合の最重要経済要衝に当たる。
リーヴェンス・コア 建造物（非物質） LB-LVT001S01 超光速回廊の中継用時空ゲイト。
　テクトラクタの重心であり超光速回廊につながる。
リーヴェンス・ゲイト 建造物（非物質） LB-LVT001S02 超光速回廊の中継用時空ゲイト。
　リーヴェンス・コアとは別に複数設置されている。
　（リーヴェンス・コアは重心のため特別仕様となっている）
リングコロニー・シャフト 建造物（総称） リーヴェンス・テクトラクタのリングコロニーの重心。
　長大な円筒形コロニー群の中央を貫いて伸びており、
　内縁を照らす人工光源装置もここに設置されている。
第１リングコロニー 建造物 LB-LVT001B01 リーヴェンス・テクトラクタの同心円構造物の１つ。
第２リングコロニー 建造物 LB-LVT001B02 リーヴェンス・テクトラクタの同心円構造物の１つ。
第３リングコロニー 建造物 LB-LVT001B03 リーヴェンス・テクトラクタの同心円構造物の１つ。
　ヴォルオック 建造物 LB-LVT001B03B01 第3リングコロニー内を周回する人工小惑星の１つ。
　直径2,000km以上あり森林環境を再現するバイオコロニー。		 ボルボックスから連想（爆）
　サンカーム 建造物 LB-LVT001B03B02 第3リングコロニー内を周回する人工小惑星の１つ。
　直径2,000km以上あり氷雪環境を再現するバイオコロニー。
　アズファラン 建造物 LB-LVT001B03B03 第3リングコロニー内を周回する人工小惑星の１つ。
　直径3,000km以上あり海洋環境を再現するバイオコロニー。
シップレーン（回廊） 建造物（総称） リングコロニー内にある宇宙船用スカイレーン。
　大中小のサイズがあり、周囲に立体都市が広がる。
リングコロニー宇宙港 建造物（総称） リングコロニーに設置された巨大な宇宙港施設群。
　
【関連設定リスト】
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考
リーヴァス銀河連合 組織（国家連合） リーヴェンス・テクトラクタを管理する巨大な星間連合。
　ただし首都はリーヴァス・セリオーグに存在する。
エルヴァンス危機 歴史（時代枠） 過去史に起きた軍事危機。 【投稿用語】
リーヴェンス危機 歴史（時代枠） 未来史に起きた軍事危機。
中継（ゲイト）ステーション 舞台（建造物） 超光速回廊のゲイトを擁する大型の宇宙基地。
　テクトラクタ級のサイズを持つこともある。
超光速回廊 舞台（建造物？） タキオンチューブ方式の宇宙ハイウェイ。
　宇宙船の超光速性能を加速する効果を持つ。
銀河間超光速回廊 舞台（建造物？） 銀河や銀河団を連絡する長距離の超光速回廊。
　監視者連合による厳重なセキュリティで守られる。
テクトラクタ 舞台（建造物） 惑星のサイズを超える巨大な宇宙ステーション。
　銀河列強の首都などの役割を持つ都市複合体。
バイオコロニー 舞台（建造物） テクトラクタ内などに設置された自然再現区画。
　箱庭状だが環境循環が制御されている。
リングコロニー 舞台（建造物） リング状の宇宙基地の総称。
　テクトラクタに良く整備され、惑星の直径を超えることが多い。
トラクシズン キャラクター分類 テクトラクタの市民を意味する。 【投稿用語】
○
　　　　　　　　　　
○