 |
★ヤマノワ銀河史／超古代史固有時代枠 統合ナンバー：HG-YWB3X2 |
総論はこちらを参照。
ジルムペル・カムロード危機（約44万年前）
ヤマノワ戦争（約30万年前）
カムロード・キギドゥザン紛争（約4.4万年前）
クルタイン危機（約3万年前／別ページ紹介）
（ヤマノワ銀河史・古代史特集はこちら）
|
 |
|
|
| ◆カムロード・キギドゥザン紛争 統合ナンバー：HB-YWMB002 |
カムロード・キギドゥザン紛争は、超古代史にヤマノワ銀河系で起きた戦禍の１つである。
カムロード惑星統治機構とキギドゥザン通商連盟の軍事衝突であり、
独立気風の強いキギドゥザン連盟が、カムロード機構の過干渉に反発したのがきっかけだった。
基準年時代の約44,000年前に起きており、銀河情勢を混迷させている。
単に政治的な衝突だけでなく、実際に宇宙艦隊が激突する紛争に発展しているが、
キギドゥザン宙域はジルムペル連合宙域のすぐ隣にあったことから、
ジルムペル連合が仲介する形で停戦に至っており、相互協調的な協定が結ばれている。
キギドゥザン連盟はその後弱体化しているため、カムロード機構が圧迫したとよく言われるが、
紛争中は連盟側がカムロードを追い込んだ戦線もあったようで、複雑な情勢があった。
|
|
【Meking Memo／設定補記】
2015〜2016年頃に作った深宇宙のハイライト設定。
「日本テーマ」のヤマノワ銀河系の歴史を掘り下げる過程で作った設定であり、
関ヶ原の合戦や応仁の乱といった武士時代の有名な“内戦”と、
薩長同盟と幕府軍が衝突した西南戦争などが主なモチーフになっている。
当事者となったキギドゥザン連盟も、薩長同盟や“商人街”堺などがモチーフである。
通商連合が暴走した『スターウォーズ』のナブー紛争に似ているが偶然である（汗） |
|
|
| ◆ジルムペル・カムロード危機 統合ナンバー：HB-YWMB021 |
ジルムペル・カムロード危機は、超古代史にヤマノワ銀河系で起きた軍事衝突の１つである。
普段“連立盟主体制”を採っていることで知られる、
ジルムペル銀河連合とカムロード惑星統治機構が方針の違いで衝突したものであり、
基準年時代の約44万年前に起きたこの事件は、今も両勢力の大きな反省と共に語り継がれている。
ジルムペル、カムロード双方に支持層がいるため、数度の軍事衝突に発展しているが、
全面戦争にまでは至っておらず、最終的に停戦と和解の場が持たれている。
この時に大きな役割を果たしたのが、両勢力に影響力を持つ神人類ジルムカイトであった。
既に後進に統治の権限を譲り、盟主の座を引退しつつあったジルムカイトであったが、
ヤマノワ銀河系の統治体制を揺るがす大事件に、覚悟を決めて向かい合ったと言われている。
|
 |
【Meking Memo／設定補記】
2021年に初めてイメージした深宇宙のハイライト設定。
ヤマノワ銀河系の歴史を掘り下げる過程で補完的に作った設定の１つであり、
日本史のハイライトから、源平の合戦と南北朝の合戦をモチーフとして採用している。
時代が古代から中世に移行しつつあった時期、応仁の乱などの内戦の直前にあった歴史の波で、
日本の政治権力が天皇家から武家に移行した流れを参考にしており、
200万年を越す歴史を持つ、ヤマノワ銀河系の統治機構を揺るがす危機に反映している。 |
|
|
| ◆ヤマノワ戦争 統合ナンバー：HB-YWMB023 |
ヤマノワ戦争は、超古代史にヤマノワ銀河系で起きた戦禍の１つである。
ヴァーツ危機の１つであり、基準年時代の約30万年前に起きた。
（ロンディウム大戦と同時期に起きているが、関連性があったのかどうかは不明である）
戦場は主に銀河の外縁部であり、内側までは攻め込まれていないが、
相手がヴァーツであるだけに、被災した惑星は酷く荒廃した。
クルヴェント危機との連動も疑われている。
隣の銀河で同時期に起きた事件というだけではなく、クルヴェント危機で暗躍した、
ゾアクロイド系の漂流武装勢力が、ヤマノワ戦争にも参加した疑いがあるからだ。
後世の歴史家にも、両事件を１つの文脈で捉える者がいる。
歴史が長く、比較的安定した銀河社会を持つことで知られるヤマノワ銀河系であるが、
ヴァーツ危機のような「銀河外からの軍事干渉」には必ずしも強くなかったことが判明し、
これ以降“銀河間協調政策”を強化したと言われている。
クルセア銀河系の中堅列強であるクルシード連盟との接触もここが“原点”だった。
（ただしクルシード連盟は15万年前に誕生しているため、後世の話である）
|
|
【Meking Memo／設定補記】
2021年に初めてイメージした深宇宙のハイライト設定。
超古代史の歴史背景を補完する過程で追加したヴァーツ危機の１つであり、
日本史のハイライトから、中世の対外戦禍である“元寇”をモチーフとして採用している。
ただ元軍に相当する覇権主義勢力の設定がヤマノワ銀河系側にはないため、
ヴァーツ危機の１つとして考証したものである。
実はクルヴェント危機は、ここから派生したアイデアだったりする（笑）
因みに「クルヴェント危機で暗躍した武装勢力のヤマノワ戦争への参戦」は、
元寇の主戦力が元軍よりも、朝鮮半島の高麗軍だったことをモチーフとしている。
（元は属国化した高麗の兵士を使って、対馬海峡を渡ろうとしたのだ）
また戦後の“対外政策”は、時代はズレるが明治維新以降のイメージも含んでいる。 |
|
|
|
|
