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★ＧＤＷ様式・文化特集（個別解説４） 統合ナンバー：IC-Z07S（S03） |
ＧＤＷ世界観の中心となる銀河社会には、様々な文明種族が参加しており、そこには実に多様な文化が存在する。
参加する種族の歴史や出身地の風土のみならず、生態や進化経緯の差までが、その文化に反映されると言われており、
それぞれの文化や伝統を知ること、観光資源としてアピールすることも、銀河社会の１側面と言えるだろう。
ここではそうした多様な文化のうち、主な固有様式や工芸文化の個別情報について紹介する。
個別解説特集ＴＯＰ
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| ≪2012〜2015年頃の様式・文化設定≫ |
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| ◆セラフィルード様式（オディサイヴスの解説を含む） 統合ナンバー：IA-ATC20301S01 |
セラフィルード様式は、遊星セラフィスを発祥とする文化様式の１つである。
監視者種族セラムの建徳様式の１つであり、荘厳な神殿風の外観が有名であるが、
内部の装飾にも個性があり、１つの様式を確立させている。
とりわけ「動く壁画」の異名を持つオディサイヴスはセラフィスを代表するメディアであり、
壁面に埋め込まれたディスプレイの１種であるが、
時限物質化技術メタグラムによって、流動する実体表現物として具現化される。
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【Meking Memo／設定補記】
2012年頃にイメージした文化様式の設定。
セラムが天使をモチーフとした種族であるため、聖書神話の神殿や聖堂のような建築様式が、
セラフィスにあるというイメージは2000年代から漠然と存在していたが、
イメージが概ね確立したのは風景画を作成した2012年頃で、内観イメージもその後に確立した。
オディサイヴスのコンセプトも2020年代の再編時に確立している。 |
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| ◆ベルセドック様式 統合ナンバー：IA-AVN20901S01 |
ベルセドック様式は、惑星ベルセディアを発祥とする文化様式の１つである。
監視者種族ベルセディスの建徳様式の１つであり、ゴシック様式の聖堂に似た外観だが、
差し渡し数ｋｍ以上ある巨大な建築物であり、ベルセディアの雲海に浮遊している。
ベルセディスの集合住宅の役割もあり、広大なホールを持つのも特徴だ。
ベルセディスは主に部族単位で集団生活を営み、その中心的な施設となるのである。
また対外宣伝向けに作られた建物には、壁面に異種族用の設備もある。
平均身長70mもあるベルセディス向けの設備は、普通の種族には大き過ぎるためである。
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【Meking Memo／設定補記】
2012〜2014年頃にイメージした文化様式の設定。
ベルセディスが海王ポセイドンをモチーフとした種族（ただし竜人化しているが）であるため、
「空中に浮かぶ巨大なギリシャ神殿やゴシック聖堂」というコンセプトで考証している。
ゴシック様式は厳密にはキリスト教圏の文化だが、垂直志向が強いため参考にした。 |
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| ◆ゼフィオマス様式 統合ナンバー：IA-FSFS2116S01 |
ゼフィオマス様式は、惑星ゼフィアを発祥とする文化様式の１つである。
監視者種族ゼフィオンの建徳様式の１つであり、政治や行政のシンボルとなることが多い。
渦を巻いてねじれる流体のような構造物が、海中から海上に向けて大きく発達しており、
それは単なるデザインではなく、構造とエネルギー回路の反映でもある。
そのため構造体のエッジは常に淡く輝き、前衛芸術のような幻想的な雰囲気を醸し出す。
基本的には浮体構造式で、海上に浮かんでいることが多い。
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【Meking Memo／設定補記】
2012〜2013年頃にイメージした文化様式の設定。
惑星ゼフィアやゼフィオンの設定はヴァイオレット氏によるが、
建築様式は後からG-maが追加したもので、流動するゲル状の物体から連想している。 |
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| ◆ラハジラト様式 統合ナンバー：IA-LVLS2121S01 |
ラハジラト様式は、惑星ラハレックを発祥とする文化様式の１つである。
監視者種族ラハレクシスの建徳様式の１つであり、政治や行政のシンボルとなることが多い。
砂漠地帯と森林地帯の境界を分けるように、巨大な城塞のように作られる構造物で、
石造りの大神殿のように見えるが、複合的に設計された都市設備の１種である。
重厚な巨岩のような壁は実際に人工石で、防御隔壁としての機能もある。
紛争が相次いだ過去史の１時期には、実際に要塞の防壁としても使われたと言われており、
１部の都市核の外壁には、当時の被弾の跡が今も残されている。
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【Meking Memo／設定補記】
2013〜2014年頃にイメージした文化様式の設定。
惑星ラハレックやラハレクシスの設定はヴァイオレット氏によるが、
建築様式は後からG-maが追加したもので、ピラミッドやジッグラトから連想している。
（マヤのピラミッドがモチーフである『ブレードランナー』のタイレル・ピラミッドも参考資料の１つだ）
アラブ圏の近代都市のイメージも含んでおり、プリミティブで豪快な造形の印象が強い。 |
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