ＧＤＷ-ＬＯＣＡＴＩＯＮＳ
（舞台設定集）
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当カテゴリ
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★オルガーナ・ゲイト・テクトラクタ（Organagate-techtracta／ＯＲＧＴ）　統合ナンバー：LB-ATT004
オルガーナゲイト・テクトラクタ全景
所属銀河系 アトラス銀河系（LG-01G01／ＧＤＷ版天の川銀河） 【銀河マップ】（マップ左やや上にオルガーナゲイトがある）
天体分類・サイズ等 テクトラクタ（同心円準中型／有効直径約7.7万km）
主要国家等 オルガナ銀河同盟（首都に相当）
主要天体史 オリオネス銀河大戦（基準年時代）
クロイティス銀河大戦（遠未来史／約１万年後）
【舞台概要設定】（設定補記／固有舞台リスト／関連設定リスト）
　オルガーナゲイト・テクトラクタは、アトラス銀河系中層部に位置する、準中型のテクトラクタである。
　超光速回廊の中継用時空ゲイトを重心に持つ中継テクトラクタの１つで、オルガナ腕の玄関口とされる。
　回廊ゲイトを保護するタキオンフィールドリングの周囲に都市機能を内包するリングコロニーが取り巻いており、
　最も外側のリングは直径７万ｋｍを超える（現実世界の天王星や海王星の直径を上回る）
　外から見れば細いリングだが、その中には大規模な立体都市やバイオコロニーが整備されている。
　これらのリングコロニー群には、常時数十億という開発者たちがひしめいているのだ。

　アトラス銀河系の銀河列強の１つであるオルガナ銀河同盟の管理下にあり、首都機能を担う経済要衝である。
　回廊ゲイト自体は１つであるが、必ずしも“終点”ではなく、別の超光速回廊につながっているようである。
　ただし“十字路”ではないため、オリオネスゲイトやカリオスゲイトのような複雑な構造ではない。
　オルガナ同盟の盟主格の１柱であるオルガナスの出身宙域オルガーナ・セクターの外縁部に存在する。
　（首都宙域であるため、同テクトラクタを含めてオルガナ・センターと呼ばれることもある）

　オルガナ同盟が基本的に平和主義であり、自然を重視する保守的な体制を持っているためか、
　タイランタ連邦宙域に接するオリオネスゲイトのような混沌とした歴史は、数十万年に渡って経験していないが、
　その保守性からより経済活動の活発なアトラス連合宙域などに「出て行く者たちの出発ゲート」になりがちであり、
　オルガナスを中心に、こうした情勢への改革が訴えられているらしい。
　（オルガナス自体は必ずしも革新派ではないが、頑迷なゴルトナンなどに比べて柔軟な思考回路を持つ）

　基準年時代に勃発したオリオネス銀河大戦では、銀河統一を目論むタイランタ連邦の標的となり、
　軍事衝突が起きたことで１時的に不穏な情勢に支配されたが、オルガナ同盟軍の奮起で間もなく脱している。
　また未来史に勃発したクロイティス銀河大戦においては、銀河制圧を目論むヴァーツの標的になっており、
　オリオネス大戦を凌ぐ危機にどう対処すべきか、注目されたようである。
　銀河系のやや内縁寄りにあるこのテクトラクタは、銀河攻略のチェックポイントでもあったからだ。

　
【Meking Memo／設定補記】
　2002年頃から2008年頃にかけて作成・考証した、複数の設定群を再編整理したもの。
　ＧＤＷ世界観における銀河社会の中心的な都会型ロケーションとして整備した設定の１つで、
　発想の起源はテクトラクタという舞台装置の“元祖”であるアトラス・テクトラクタにあるが、
　超光速回廊の中継ステーション（巨大なスターゲイトのようなものだ）を擁するため独自の外観になっているのが特徴。
　重心に当たるものが言わば「人工的なワームホール」になっているのである。

　旧作画像を見れば分かるが、当初はこの回廊ゲイトも、リングコロニー部分と同様に３Ｄモデルで作成していたが、
　３Ｄモデルではどうしても回廊ゲイトの非物質的な雰囲気を上手く表現できなかった（G-maのスキルの未熟さもあろうが）ため、
　最新画像では２Ｄで加筆する方式に変えており、結果的により良いイメージになっている。

　大規模なワープゲートを持つ宇宙基地という発想は、すぐに思いつきそうなものであるが、
　ＳＦ作品では余り頻繁に見かけないアイデアでもある（任意にワープできる宇宙船があれば必要ないと考えるのだろうか？）
　スペースオペラジャンルの２大巨頭である『スターウォーズ』と『スタートレック』にはどちらも存在しないし、
　ワープゲートを中心ガジェットにした『スターゲイト』は陸上に置く小型の「どこでもドア」タイプだった。
　『宇宙戦艦ヤマト２１９９』のゲシュタムの門がある意味では１番近いが、ゲートのデザインは平面的なものだった。

　またゲートの周囲に、サービスエリアのように宇宙ステーションが併設されているケースも余り見ない。
　近いと言えるのは、安定したワームホールの近傍に宇宙基地がある『スタートレック・ディープスペースナイン』であるが、
　ワームホールはたまたま自然に出来た（？）もので、宇宙基地の１部ではないのである。
　他方、未来の宇宙技術を考証する書物などでは、「ブラックホールを利用する宇宙基地」のアイデアがある。
　ブラックホールの強力な重力からエネルギーを引き出すために、周囲に巨大なリング基地を作ろうというアイデアで、
　ワームホールを利用するのとは違うが、ビジュアル的には近いと言えるだろう。

　
【旧作画像】
2012 2004
　
【固有舞台リスト】
固有舞台名 舞台カテゴリ 統合ナンバー 舞台概要 備　考
オルガーナ・ゲイト 建造物（非物質） 超光速回廊の中継用時空ゲイト。
　テクトラクタの重心であり超光速回廊につながる。
アトラス回廊 超光速回廊 アトラス銀河系の主要超光速回廊の１つ。
オルガナ回廊 超光速回廊 アトラス銀河系の主要超光速回廊の１つ。
タキオンフィールド・リング 建造物 LB-ATT004B01 オルガーナゲイトを保護するリングシステム。
第１リングコロニー 建造物 LB-ATT004B02 オルガーナゲイト・テクトラクタの同心円構造物の１つ。
第２リングコロニー 建造物 LB-ATT004B03 オルガーナゲイト・テクトラクタの同心円構造物の１つ。
シップレーン（回廊） 建造物（総称） リングコロニー内にある宇宙船用スカイレーン。
　大中小のサイズがあり、周囲に立体都市が広がる。
リングコロニー宇宙港 建造物（総称） リングコロニーに設置された巨大な宇宙港施設群。
　
【関連設定リスト】
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考
オルガナ銀河同盟 組織（国家連合） TU-ATU19902 アトラス銀河系の銀河列強の１つ。
　オルガーナゲイト・テクトラクタを管理する組織。
オリオネス銀河大戦 歴史（時代枠） 基準年時代に起きた大規模な星間戦争。
クロイティス銀河大戦 歴史（時代枠） 遠未来史に起きた大規模な星間戦争、ヴァーツ危機の１つ。
中継（ゲイト）ステーション 舞台（建造物） 超光速回廊のゲイトを擁する大型の宇宙基地。
　テクトラクタ級のサイズを持つこともある。
超光速回廊 舞台（建造物？） タキオンチューブ方式の宇宙ハイウェイ。
　宇宙船の超光速性能を加速する効果を持つ。
テクトラクタ 舞台（建造物） 惑星のサイズを超える巨大な宇宙ステーション。
　銀河列強の首都などの役割を持つ都市複合体。
バイオコロニー 舞台（建造物） テクトラクタ内などに設置された自然再現区画。
　箱庭状だが環境循環が制御されている。
リングコロニー 舞台（建造物） リング状の宇宙基地の総称。
　テクトラクタに良く整備され、惑星の直径を超えることが多い。
オルガーナ・セクター 舞台（宙域） オルガナスが誕生した太陽系。
　オルガナ・センターと呼ばれることもある。
トラクシズン キャラクター分類 テクトラクタの市民を意味する。 【投稿用語】
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