★大災害データベース／近年の日本の主な自然災害（１９７５〜１９９０年） 　　　　 　１９７５〜１９９０年に日本で起きた主な自然災害のリストです。 　死・不明者を出した全災害及び、負傷者100人超、損壊・浸水1,000棟超が基本的なリスト対象ですが、 　これ未満の災害でも、特筆すべき特徴を持つ災害（M7級地震・震度5弱以上など）は対象に含む場合があります。 　参考資料は丸善『理科年表』や『ウィキペディア』などから、また新聞記事や各種年鑑も参考。 　死・不明者30人以上、負傷者1,000人以上、損壊3,000棟以上、浸水・１部被害1万棟以上、 　被害総額1,000億円以上は青い枠で表示しております。 　また発生地が日本国外にある場合（多数の邦人が被災したケース）は、緑色の枠で表示しております。 　管理人Ｇ-ｍａの情報収集の不備などから、１部の情報が不完全であったり、古い場合があります。 　悪しからずご了承ください。 　【参考コンテンツ】 　近年の日本の主な自然災害（1975年〜1990年）　※当ページ。 　近年の日本の主な自然災害（1991年〜2000年） 　近年の日本の主な自然災害（2001年〜2005年） 　近年の日本の主な自然災害（2006年〜2010年） 　近年の日本の主な自然災害（2011年〜2015年） 　近年の日本の主な自然災害（2016年〜2020年） 　近年の日本の主な自然災害（2021年以降） 　近年の日本の強震録（2021年以降） 　近年の世界の主な自然災害（2021年以降） 　世界の主な巨大地震（2020年以降） 　世界の主な被害地震（2020年以降） 　近年の世界の主な事故災害（2021年以降）
発生日	発生地域	災害種類	被　害　等　概　要
1975.01.23	九州中部	内陸地震	M6.1、阿蘇山系で強震、局地被害。
1975.04.21-	大分県中部	内陸地震	大分県中部地震 　M6.4、傷20、全半壊150、最大記録震度は５だが、 　局地的烈震の可能性、土砂崩れ多発。
1975.08-	九州・東北	前線大雨	死不35、傷60、損壊500余、浸水12,000以上。
1975.08-	四国・本州など	台風水害	死不77、傷200、損壊2,400余、浸水50,000余、台風５号。
1975.08-	四国・本州など	台風水害	死不33、傷50、損壊700余、浸水48,000余、台風６号。
1976.01-	日本全国	流行疫	インフルエンザ大流行、感染180万超、死多数か。
1976.06-	九州・本州	前線大雨	死不43、傷30、浸水3,000以上。（豪雨？）
1976.06-	甲信越以北	冷害	被害額4,000億超。
1976.09-	日本全国 　（特に濃尾平野）	台風・前線	1976年台風１７号風水害（長良川大水害） 　死不169、傷400、損壊11,000余、浸水442,000余。 　長良川が大雨で氾濫し猛威をふるった、被害2,000億超。
1976.10.28-	北陸・東北	強風害 （大火）	酒田大火 　死不2、傷900以上、損壊・焼失3,700以上。
1976.12-	日本全国	豪雪害	死不84、傷300以上、被害400億。
1977	北海道南部	火山災害	有珠山大噴火、噴煙高度は10kmを超えた。
1977.09-	南西諸島・他	台風水害	沖永良部台風 　死1、損壊5,000以上、浸水3,200、猛烈に発達？
1978.01.14-	伊豆大島	海底地震	伊豆大島近海地震 　M7.0、死25、傷200、全半壊700以上、 　やや群発地震の様相で、土砂崩れ・落石が多発した。 　最大記録震度は５だが、局地的烈震の可能性。 　伊豆大島よりも伊豆半島の被害が大きかった。
1978.05-	日本全国	干害	被害額1,400億超。
1978.06.12-	宮城県沖	海底地震	宮城県沖地震 　M7.4、死28、傷1,300、全半壊6,500以上、小津波。 　仙台市などでブロック塀倒壊による死傷が目立った。 　最大記録震度は５だが、局地的烈震の可能性。
1979.03-	日本全国	強風・大雨	死不20、傷150、損壊4,700以上、春の大嵐。
1979.06-	日本全国	前線大雨	死不29、傷50、損壊200余、浸水48,000以上。
1979.09-	日本全国	台風水害	死不12、傷80、損壊1,500余、浸水68,000以上。 　被害額1,000億超、台風１６号。
1979.10-	日本全国	台風水害	死不111、傷480、損壊7,500余、浸水37,000以上。 　被害額1,000億超、台風２０号。
1980.06.29	伊豆半島	群発地震	伊豆半島沿岸部で強震続発、局地被害。 　最大の地震ではM6.7を記録した。
1980.07-	日本全国	冷害	被害額6,900億超。
1980.08-	日本全国	前線大雨	死不26、傷50、損壊400余、浸水39,000以上。
1980.10-	日本全国	強風害	死不14、損壊100以上、浸水900以上（高波による）。
1980.12-	日本全国	豪雪害	死不103、傷1,300以上、損壊5,800以上、浸水5,500以上、 　被害1,200億以上。
1981.08-	近畿以北	台風水害	死不43、傷170、損壊4,400余、浸水31,000以上。 　被害額2,200億超、台風１５号。
1981.08-	東北以北	冷害	被害額2,600億超。
1982.03.21-	北海道南部	海底地震	浦河沖地震 　M7.1、傷160、浦河で震度６、家具転倒による負傷が目立つ。 　札幌でも微少被害があった。
1982.06-	関東以北	冷害	被害額1,100億超。
1982.07-	関東以西 　（特に長崎）	集中豪雨	1982年長崎豪雨 　死不345（うち長崎299）、傷660、損壊850余、浸水52,000以上。 　長崎で時間雨量180mm超、市街地に土石流が流入、有名な眼鏡橋も流失した。
1982.08-	本州中部	台風・前線	死不95、傷170、損壊5,300余、浸水113,000以上。 　被害額5,900億超、台風１０号。
1982.09-	中国以北	台風・前線	死不38、傷170、損壊600余、浸水136,000以上。 　被害額1,200億超、台風１８号。
1982.11-	関東以西	強風・大雨	死不15、浸水8,700以上。
1983.04-	東北地方	強風害 （大火）	死1、損壊100余、山林焼失8,600ha以上。
1983.05.26-	秋田県沖	海底地震	日本海中部地震 　M7.7、死不104、傷160、全半壊3,000以上。 　大津波（最高14m）による被害が目立つ（死不明の大多数）が、 　液状化による被害も多かった。
1983.06-	関東以北	冷害	被害額2,000億超。
1983.07-	本州中部	集中豪雨	1983年山城豪雨 　死不117、傷160、損壊3,600余、浸水17,000以上、被害額1,300億超。
1983.08.08	山梨県東部	内陸地震	M6.0、死1、傷多数、丹沢山系で落石。
1983.09-	中部以西	台風・前線	死不44、傷120、損壊600余、浸水56,000以上。 　被害額800億超、台風１０号。
1983.12-	日本全国	豪雪害	死不96、損壊900余。
1984.06-	中部以西	前線大雨	死不16、浸水2,900以上。
1984.08.07	日向灘	海底地震	M7.1、強震記録、小津波か。
1984.09.14-	長野県西部	内陸地震	長野県西部地震 　M6.8、死不29、御嶽山系で大規模な山崩れ（伝上崩壊と呼ばれる）、 　王滝村など土石流による被害が集中。 　最大記録震度は飯田市の４だが、王滝村の震度は６だった可能性が高い。
1984.12-	日本全国	豪雪害	死不46、損壊100余。
1985.02.15	新潟県	地滑り	死不10、損壊・浸水数十。
1985.04-	西日本	強風・大雨	死不11（漁船沈没による）
1985.06-	九州・東北	台風・前線	死不16、傷50、損壊800余、浸水12,000以上。 　被害額1,300億超、台風６号。
1985.07-	北陸など	前線大雨	死不13、傷40、浸水3,600以上。
1985.07.26	長野県	地滑り	死不26、損壊70、湯谷団地で大被害。
1985.08-	九州・北海道	台風水害	死不31、傷230、損壊7,800余、浸水2,800以上。 　被害額700億超、台風１２〜１４号連続襲来。
1985.10	東京直下	内陸地震	M6.2、やや深い地震、東京で数十年ぶりの強震を記録。
1986.03-	本州・北海道	大雪害	死不17、傷150。
1986.07-	中部以西	前線大雨	死不23、浸水3,600以上。
1986.08-	九州・東北	台風水害	死不21、傷100、損壊2,600余、浸水105,000以上。 　被害額1,000億超、台風１０号。
1986.10〜	伊豆大島	火山災害	伊豆大島三原山大噴火 　11月に大噴火、長さ2kmに及ぶ大規模な割れ目噴火を伴った。 　溶岩流が市街地に迫ったため、全島民が本土に避難する事態に。 　噴火自体は翌年まで続いたが、その後収束した。 　また噴火の直前に火山性地震が続発、数回の強震を記録。
1987.01-	岩手県	海底地震 （やや深発）	M6.9、局地的強震か。 　（2003年の三陸南地震に良く似ている）
1987.01-	北海道南部	海底地震	M7.1、浦河など強震か、被害不祥。
1987.02-	九州・東北	強風・大雪	死不22、傷40、漁船沈没で死不多数。
1987.02-	福島県沖	群発地震	最大M6.6、数回の強震を記録。
1987.03.18	日向灘	海底地震	M6.6、死1、震度５（局地６？）
1987.07-	関東以西	台風・前線	死不9、傷20、浸水3,400以上、台風５号。
1987.08-	本州中部	雷雨	生見海岸で落雷、死6、大雨で浸水1,700以上。
1987.10-	中国・近畿	台風水害	死不9、損壊200余、浸水24,000以上、台風１９号。
1987.12.17	房総沖	海底地震	千葉県東方沖地震 　M6.7、死2、傷160、千葉県のほぼ全域で強震。 　１部損壊を含めると被害家屋は数万に上る。
1988.07-	九州・東北	前線大雨	死不27、傷60、損壊600余、浸水10,000以上。
1988.07-	中部以北	冷害	被害額3,200億超。
1989	青森県東方沖	海底地震	M6.9(M7.1?)、広域強震か、被害不祥。
1989.07-	北陸など	前線大雨	死不15、損壊400余、土砂崩れ多発？
1989.08-	関東以西	台風水害	死不11、浸水10,000以上、台風１１・１２号。
1989.08-	中部以北	台風水害	死不15、損壊150余、浸水5,000以上、台風１３号。
1989.09-	九州・北海道	前線大雨	死不17、傷40、浸水21,000以上。
1989.09-	九州・東北	台風水害	死不8、損壊200余、浸水5,800以上、台風２２号。
1990.02-	近畿・関東	強風・大雨	死5、家屋倒壊。
1990.04-	関東以北	大雨	死不9、浸水180以上。
1990.06-	九州・近畿	前線大雨	死不27、傷80、損壊500余、浸水42,000以上、被害額2,100億超。
1990.07-	九州・東北	大雨	死5、浸水230以上。
1990.08-	九州・北海道	台風水害	死6、傷20、浸水400以上、台風１４号。
1990.09-	東北以西	台風水害	死不40、傷130、損壊16,000余、浸水18,000以上。 　被害額1,300億超、台風１９号。
1990.09-	関東以西	台風水害	死不6、損壊200余、浸水13,000以上、台風２０号。
1990.11-	四国以東	大雨	死不12、損壊100余、浸水5,200以上。
1990.11-	沖縄・北海道	台風水害	死不4、損壊100余、浸水1,500以上、台風２８号。
1990.12-	関東など	強風害	死不6、損壊2,000余、千葉県下で竜巻（Ｆ３とされる）発生。
1991年以降はこちら。