GDW-CHARACTERS
(キャラクター設定集)
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★フェルボームFellborm 統合ナンバー:CS-CTFS2131I01
出身天体 キュルティロン銀河系/フォルヴレア腕/フォヴレイ連星
根源系統 甲属(甲人族)/セイファルト大系統甲属
系統詳細
各種評価
評価指標








生 態 平均体格 平均出力 平均寿命
雌雄2性型
卵生
2.5m Gex=6 400年
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
5.5 5.5 16

【評価概要】
 基準年時代においては概ね開発者種族。
 長い足に強靱なバネを秘めたアスリート種族。
 フォヴレイロン「血の取引」をしている。
種族概要設定設定補記個体リスト関連設定リスト

 フェルボームは、惑星フォヴレイUを発祥とする甲属系のエイリアン種族である。
 フォヴレイロン・ガイオス後輩に位置付けられる第2文明種の筆頭格。
 丸い胴体と長い脚を持つ甲人族系種族で、頭部はやや左右に平たいが、
 複眼がその前後を半周しているため、広い視界を持っている。

 身長の実に70%が脚であり、複雑なバネのような筋肉を内包する。
 これは陸域優勢の脈動惑星である、フォヴレイU過酷な環境で進化した結果であり、
 大規模な地殻変動が頻発するフォヴレイUの引き裂かれた大地に適応し、
 助走付きとは言え、実に100mを超す大跳躍をすることが可能になっている。

 着地時の衝撃から胴体を守るため、外骨格は蛇腹状に分岐しており、
 その甲殻の隙間から圧縮空気を“逆噴射”し、姿勢制御することが出来る。
 またこうした環境の要請から、固定した住所を持たない遊動社会であり、
 (地表の変動が激しいため、空中都市でもなければ定住が困難なのである)
 銀河社会進出後もその社会性を活かして広く活動している。

 大跳躍に代表される、ずば抜けた身体能力を持つザイオノイド種族であるが、
 苛酷な環境で生き延びるために身についたものであり、
 性格はややせっかちなところがあるものの、基本的に温厚で友好的な気質で知られる。
 (天敵を倒すためではなく、地殻変動を生き延びるための進化の結果だからだ)
 胴体が球状に近いのも、活動エネルギーを効率良く貯蔵するためなのだ。
 腕は4本あるため、細かい作業も得意なのである。

 また動体視力に優れるため、種族社会は狩猟が中心だった。
 巨大生物の捕獲には向かないが、素早いため飛翔生物を手掴み出来たのである。
 また効率良くエネルギーを得るために、同じ甲属を獲物にすることが多く、
 フォヴレイロン・ガイオス血液も“好物”の1つである。
 (攻撃して吸うのではなく、友好的な交渉で買い取っているのである)

 
フォヴレイ連星(Uは右側)
Meking Memo/設定補記
 2016年頃に初めてイメージした宇宙人で、ノミが主なモチーフ。
 自分の身長の数十倍を跳躍するノミは、人間サイズにすると恐るべき存在であり、
 (高層ビルを軽く跳び越える跳躍を可能にする計算となる)
 過去にそうしたエイリアン種族について議論になったことがあるのもきっかけ。

 必然的にずば抜けた身体能力を持つことになり、
 戦闘向けにイメージされやすいため、あえてその連想を避けるために考証した結果、
 脈動惑星として設定していたフォヴレイU出身が閃いた。
 火山噴火や地殻変動が頻発し、「地殻が常に砕けている」惑星だからこそ、
 ずば抜けた跳躍能力にも「十分な意味がある」と腑に落ちたものである。
 『スターウォーズ・エピソード3』に登場する、ムスタファーの熔岩ノミも参考になっている。

 フォヴレイロン血を好物にする設定は、ノミが「血を吸う」ためであるが、
 本文にもある通り、攻撃によって無理やり吸うのではなく、
 文明的な交渉によって「輸入している」アイデアになっている。
 銀河屈指の戦神族であるフォヴレイロンと「戦う」設定はインフレしやすく
 フェルボームに期待する方向性とは違っていたからだ。

 もちろん“個体”として戦士キャラを作るのは可であるが、
 フェルボームの基本コンセプトは「非戦闘ザイオノイド」なのである。
 「天敵と戦って強さを身につけた種族」はもはや「ステレオタイプ化」しつつあるため、
 (想像が容易であるため、今後もそうした設定は作られ続けるだろうが)
 自然災害のような「真っ向から挑戦することがほぼ無意味のような現象」に対して、
 “戦闘能力”に偏らない進化の帰結があっても良いと考えた結果なのである。

 そもそも進化とは本来、ご都合パワーアップなどではなく「環境適応」なのだから、
 (パワーアップという進化もアリだが、選択肢の1つに過ぎない)
 フェルボームのような「進化の方向性」はもっとあって良いはずであり、
 戦闘キャラが要請される世界観ならともかく、そうではないGDWでは推奨されるべきなのだ。

 
種族個体リスト
個 体 名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備 考
【2016〜2019】
ラフィム・ヴォノードゥ
I01-N21601 男性 冒険を好む青年、ちょっと天然。 ルフィなどがモチーフ。
【2020〜2023】
その他種族関連設定リスト
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備 考
第2文明種 キャラクター分類
フォルヴレイン銀河同盟 組織(星間連合)
脈動惑星 舞台分類 激しい地殻変動が連鎖する惑星。
 大型で大質量の惑星に時々見られる。
脈動変光星から連想。
 
 

 

 
 

 
★フェルボーム個体特集(2016〜2019)
 
★フェルボーム/ラフィム・ヴォノードゥ
 統合ナンバー:CS-CTFS2131I01-N21601
出身地:惑星フォヴレイU 【個体概要設定】
 基準年時代に生きたフェルボームの男性。
 宇宙での冒険に憧れ、若くして出身地のフォヴレイUを飛び出した。
 表裏のない純粋な性格であり、“熱血馬鹿”を地で行くが、
 仲間と思った相手には命の危険も顧みずに尽くす(だから純粋なのだが)

 ひょんなきっかけからモルジョケール“謀略”を知る立場となり、
 持ち前の性格からその暴露に正義感を覚えて介入することになる。
 とはいえラフィム自身はザイオノイドフェルボームであるとは言え、
 1民間人に過ぎず、モルジョケールは余りに相手が悪い。
 フェルボームの高い身体能力も、宇宙マフィアを出し抜くほどではないのだ。
 銀河社会に精通した組織ならザイオノイドの扱いを熟知しているからだ)

 しかし奇跡とも言える強運を秘めたキャラクターであり、
 ギリギリのところでモルジョケール“粛清”を回避し続ける。
 これは無鉄砲(天然とも言える)とも言えるラフィムの行動を「利用」して、
 モルジョケールの正体を暴こうとしたり、その失墜を画策した、
 数多くの“関係者”の関与が、プラスに作用した結果だと言われている。

 
時代枠:基準年時代/ヴァルドゥーラ危機時代
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:



装 備 等:
フェルボーム
2.4m
Gex=5.5
Gex=6.3
(未定)
精神共鳴
(思念交流含)


不明




エピソード:
【Meking Memo/設定補記】
 2016年に初めてイメージしたキャラクター。
 『ワンピース』の主人公、モンキー・D・ルフィが主なイメージソースだが、
 固有のモチーフではなく、複数のイメージが混ざっている。
 (宇宙の冒険に憧れるキャラ属性はルーク・スカイウォーカー等も入っている)

 「ゴムゴムの実」の能力をフェルボームの跳躍力に引っ掛けたネタだが、
 本家ほどチートにパワーアップするイメージはないので注意。
 とはいっても、フェルボーム自体が「ビルを跳び越える」チート能力だがw
 ノミをモチーフにした種族であるため、もちろん顔つきもルフィとは全く違う(爆)

 本家ルフィは物語の進行に応じてどんどんチート化していくが、
 (DB孫悟空に代表される、ジャンプ系作品の宿命的なパターンである^^;)
 ラフィムの方はあくまでも「事件に巻き込まれた1民間人」に過ぎない。
 熱血正統派主人公(?)のキャラを活かして活躍するイメージだが、
 能力を誇示するのではなく、あえて「人脈」で個性を出すようにしている。
 その大跳躍を戦闘ではなく「人脈の架け橋」として活かしたいのだ。