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★ザイナックス銀河系（ZC／ＧＤＷ版ＮＧＣ１３１６銀河） 統合ナンバー：LG-05G005 |
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【舞台概要設定】（設定補記／銀河マップ／固有舞台リスト／関連設定リスト）
ザイナックス銀河系は、コルヴィアス・レイヴァーノ銀河団の第３銀河に相当する大型の銀河系である。
直径21万光年に達する第２種銀河（レンズ銀河）であり、ＧＤＷ世界観におけるNGC1316に相当。
コルヴィアス銀河系の比較的近傍にあり（それでも1,000万光年は離れるが）、
コルヴィアス・レイヴァーノ銀河団に属する第２種銀河では最大のサイズを持つことで知られる。
銀河団の４大重心の１つであり、コルヴィアス銀河系とも引き合っているようだ。
太古に銀河の衝突を経験しており、銀河内に散り散りになった暗黒星雲を持つのが最大の特徴。
今も楕円銀河へと向かう変形の中途にあり、このタイプの銀河ではスターバースト現象が活発である。
直径ではリーヴァス・アヴィエラ銀河団の重心の１つであるアヴィエラ銀河系に匹敵するが、
ザイナックス銀河系の方が平たく、質量ではアヴィエラ銀河系の数分の１程度である。
ただそのサイズから、楕円・レンズ銀河としては“南方銀河団”を代表する銀河とされている。
アトラス銀河系からはおよそ7,000万光年ほど離れている。
基準年時代における盟主共同体はザイナカーズ銀河連邦であり、銀河の２割ほどに影響を及ぼす。
直径20万光年を超える巨大な銀河なので、この規模でもアトラス連合より大きな勢力だ。
その他複数の銀河列強が存在し、第２種銀河としてはやや混沌とした情勢を持つ。
複数の銀河列強を内包する第２種銀河自体は少なくないが、ザイナックス系はその中でも多い方であり、
つまりはそれだけ、この銀河が広大であることを意味している。
銀河内に散らばる暗黒星雲のクラスターも、資源宙域であるため各列強の影響圏に関わっている。
銀河内には1,000万ほどの消費者級文明と200万ほどの開発者級文明があるとされ、
そのうち400万ほどが銀河社会に参加していると推測されている。
ただし消費者級文明が自力で銀河社会に参加することは一般的に困難であるため、
（消費者級文明は空間テクノロジーなどに対する理解が未熟なためだ）
銀河社会に進出している消費者級文明は多くの場合、
特定の開発者級文明と交易関係があるか、その影響下にあると考えられる。
近年重大な星間危機は起きていないが、星間資源を巡る摩擦は頻繁に起きており、
わざわざコルヴィアス銀河系から、摩擦を抑制するための銀河情勢調停使節団が派遣されているらしい。
ただ銀河の外からの干渉であるため、こうした干渉自体に反発する種族もあり、
銀河社会の平和維持という意味において、複雑で悩ましい情勢が長く続いているようである。
またザイノクス大系統晶属の発祥銀河としても有名である。
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【銀河マップ】（現在整備中^^;）
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【Meking Memo／設定補記】
2020年に初めてイメージした舞台設定で、本文の通りGDW世界観におけるNGC1316銀河に相当。
炉座・エリダヌス座銀河団の重心の１つであり、恐らく同銀河団で最大の楕円・レンズ銀河である。
地球からは大きな楕円状の広がりが見えているが、M87に比べれば平たい銀河であり、
太陽黒点を思わせる不規則な暗黒星雲が散らばっているのが最大の特徴だ。
過去に起きた銀河衝突で取り込んだ星間物質らしいが、不規則に分布するのは珍しいケースである。
特徴が少ない楕円・レンズ銀河の１つだが、その中では“個性派”でかなり巨大な銀河であるため、
（地球から半径１億光年の宇宙で直径20万光年以上もある銀河は10個もないと言われている）
いずれはGDW世界観でネタにしたかった天体の１つである。
奇しくも地球から見て“反対側”にあるM87と、バランスを取るように存在するのも意味深だ。
また炉座・エリダヌス座銀河団は「楕円銀河が多い銀河団」であるため、それも採用の背景である。
銀河社会のガイドイメージは“中近東”であり、大きな銀河の広がりを砂漠地域に見立て、
散らばる暗黒星雲をオアシスや中近東の油田地帯に見立てているが、それで縛る気はないため注意。
あくまでも銀河社会の個性化のためのガイドであり、無関係のアイデアも歓迎している。
（広大な銀河を固有イメージで縛るのは、銀河という天体を軽視するのと同じだとG-maは考える）
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