ＧＤＷ-ＣＨＡＲＡＣＴＥＲＳ
（キャラクター設定集）
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当カテゴリ
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★ゾルミック（Zolmic）　統合ナンバー：CS-GFX22001I01
出身天体： ジェネフィル銀河系／ザグネプス腕／ジェルニガル超宙域
根源系統： 甲属／アトクルス大系統甲属
系統詳細：
各種評価：
（評価指標）
生　態 平均体格 平均出力 平均寿命
単性型
卵生		 100m以上 Gex=8超 数千年
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
４ ４〜５ ２ １０〜１１

【評価概要】
　真空適応した宙棲クリーチャーの１種。
　文明種族並みの知性を持つが魔性の種族で、
　闇に通じ光を喰らう習性を持つ。
【種族概要設定】（設定補記／個体リスト／関連設定リスト）

　ゾルミックは、ジェルニガル超宙域発祥と推測される、甲属系のクリーチャー種族である。
　ブラック（闇）属性に精通した魔性の種族として知られるが、“光を食らう”特性を持っており、
　その特性から銀河社会にリスクをもたらす存在として、ゾアクロイド指定を受けている。
　ただジェネフィル銀河系は、魔性の種族に対して比較的寛容性に優れるため、
　ゾルミックも必ずしもタブー的に毛嫌いされているわけではないようだ。
　ゾルミックを凌ぐ影響力を持つ、達観的なザルギアンがいるのも背景の１つになっている。
　“銀河神竜”ザフェロードのライバル説もあるが、これには異論もある。

　真空の宇宙空間に適応しており、甲翅状の外殻を何枚も重ね合わせた独特の形態を持っており、
　星間ガスやプラズマをエネルギー源として取り込んで、星間宇宙を漂流する生態を有する。
　光を食らうと言われるのもこの生態のためで、広い外殻は常に淡い白色光を帯びているのが特徴。
　暗黒星雲が多いジェネフィル銀河系で、結晶化された隕石のような独特の振舞いをする。
　単性体質で定期的に繁殖するが、これ以外に個体数を調整する“繁殖カースト”が別に存在し、
　個体群の中の“女王”として君臨していることが知られている。
　ただ大きな集団を作ることはほとんどなく、原則として“個人主義”を貫く気質のようだ。

　濃密な暗黒星雲の中から、宇宙船の動力炉などを狙って奇襲を仕掛けてくることが多いため、
　攻撃的なザイオロードの１種として見られることが多いが、意外にも知性水準は高く、
　中には星間輸送船のブリッジにハッキングを仕掛け、操作盤に不具合を引き起こす“知能犯”や、
　ブリッジの乗組員との“交渉”でエネルギーを分けてもらう“協調派”もいるらしい。
　交渉が上手く行けば、見通しの悪い暗黒星雲の“水先案内人”を引き受けることさえあるのだ。
　銀河社会との“間合い”を心得ているという点で、アトラス銀河系のズィヴァムと似ている。

　		 ジェネフィル銀河系（Ｍ64）
【Meking Memo／設定補記】
　2020年に初めてイメージした種族であるが、1990年代の“古典魔獣”ゾルメカから派生した。
　ゾルメカは魔神オメガの“原形”として作ったキャラだが、現在確立しているオメガと違って、
　白灰色の甲殻に覆われ、空中を浮遊する魔獣としてデザインしているため、
　これを起源体にした「知的な宇宙怪獣」として新たに考証したものがゾルミックである。
　ゾルメカの形態から高度な文明社会を築いているイメージがなかったため、
　宇宙怪獣要素を持ちつつ、ズィヴァムのように問答を行い、ハッキングなどが出来ると考えた。

　
【種族個体リスト】
個　体　名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備　考
【1994〜2003】
ゾルメカ
I01-Z 起源体 ゾルミックの起源体。
　複数の仮面状の器官を持っている。		 “黙示録の獣”などから連想。
　魔神オメガの“プロトタイプ”に相当。
【2004〜2023】
【その他種族関連設定リスト】
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考
ザルギアン キャラクター種族 CS-GFX20901D01 ジェネフィル銀河系を代表するゾアクロイド。
　強大な魔力を持つが視野は広く達観的に振舞う。
ザフェロード キャラクター種族 CS-GFX20901D02 ジェネフィル銀河系を代表するザイオロード。
　真空に適応した竜甲族系の神獣族に当たる。
ジェムロン キャラクター種族 CS-GFX22001I02 ジェネフィル銀河系に棲息する知的なクリーチャー。
　ゾルミックの近縁でムカデのような外観を持つ。
ジェネレウス銀河同盟 組織（銀河列強）
　
　

　

　
　

　
★ゾルミック個体特集
　
★ゾルミック起源体／ゾルメカ
　統合ナンバー：CS-GFX22001I01-Z

　（※旧作サムネイル）
出身地：ジェルニガル超宙域 【個体概要設定】
　暗黒星雲に巣食う“白き甲殻魔獣”ゾルミックの起源体と考えられている巨大な生命体。
　目撃例は少ないが、差し渡し数ｋｍに及ぶ、淡く光る白い外殻が複雑に重なり合った構造を持ち、
　仮面のような顔が何個も付いている、独特の外観を持つと言われている。
　実はこの複数の顔１つ１つが、ゾルミックの“繁殖カースト”を生み出す胞子嚢の役目を持つ。
　そのため“女王”の異名を持つ繁殖カーストに対し、ゾルメカを“皇帝”と呼ぶこともある。
　暗黒星雲の中に浮かぶゾルメカは、さながら白色矮星のようで神秘的だという。

　生態は宙棲ザイオロードと変わらないが、高度な知性を有しており、
　必要があれば銀河社会の外交官などに“問答”を仕掛けてくることがあると言われている。
　闇属性に通じるため、独特の死生観があり、セドラグズなどは開発者時代に信仰対象にしていた。
　見通しの悪いこの銀河に、審判と共に新たな時代をもたらす“閻魔大王”だったのだ。
　審判とあるように、リスペクトなき“不届き者”には容赦なく制裁を加える側面もあり、
　制裁を受けた者は「光を失い（エネルギーや視力などを失う）」死の縁を彷徨うと言われている。

　オメガノイド起源体である魔神オメガとも数奇な縁を持っており、闇の使徒のメンバーではないが、
　（群れるのは好みではないようで、ヴァーツなどとも距離を置いている）
　光と闇の相対性については意見が一致するらしく、まさに影ながらオメガを支援する有力者だ。
　オメガノイドの１体で旧アムーグア帝国の皇帝だったジェロワイトも強い影響を受けている。
　“光帝”の異名を持つジェロワイトが白いスーツを身にまとうのも、ゾルメカの影響なのである。
　ザルギアンの“１匹狼”ログ・ヴェイラにも影響を与えたという説がある。

　
時代枠：複数の時代枠に登場
【CHARACTER'S SPEC】
種　　　族：
身　　　長：
身体出力：
精神出力：
属性評価：
主な能力：
：
：
：

装 備 等：
 ゾルミック起源体
約4km（触手除く）
Gex=12
Gex=15
（未定）
プラズマ放射
精神共鳴
（思念交流含）
他

なし（非文明）
エピソード：
【Meking Memo／設定補記】
　1990年代に初めてイメージした“魔獣”であり、実は“先代の魔神オメガ”に相当するキャラクター。
　オメガの設定がまだ確立していなかった頃に、オメガの名前で登場させた“審判者”なのだ。
　デザインのモチーフはヨハネ黙示録に登場する“反キリストの下僕・獣”。
　黙示録の中でこの闇の伝道師が、「１０の顔を持つ」と書かれていることから連想している。
　これに『エヴァンゲリオン』の使徒サキエルなどのイメージを重ねて、デザインが固まっている。
　ただしサキエルのように足は生えておらず、スペースゴジラ宇宙形態のようなイメージもある。

　ＧＤＷ世界観におけるオメガが、４脚の闇魔獣体を持つ設定が確立して以降、
　この“古典魔獣版”オメガを別キャラでサルベージしたいという考えがあったが、
　シューティングゲームのボスキャラにも似たこのデザインを、今まで上手く落とし込めなかったorz
　確立（再編）のきっかけになったのは、キュヴェイロン起源体キュルードの設定再編であり、
　古典魔獣版オメガ＝ゾルメカと「デザイン上の同期」であるG-ma版ヤマタノオロチ＝ヒドラを、
　キュルードの魔獣形態として採用した際に、新しく考証したものである。

　白い甲殻に覆われた魔獣が暗黒星雲に棲んでいる、というビジュアルは対称性を狙ったものであるが、
　ゾルメカの原形である古典魔獣版オメガは、草案の頃から「白かった」のも確かである。
　ＧＤＷオメガが「黒い」ことは言うまでもなく、闇の伝道師であるがゆえの設定であるが、
　ある意味ではステレオタイプであり、「ゾルメカとオメガは似て否なる」ことを強調したかった。
　原形となった「黙示録の獣」が悪魔の宣伝マンのように書かれているように、
　ゾルメカも存外に交渉力に優れた闇の賢者のイメージなので、“人脈”は広いと考えている。
【旧作画像】
1995 1994
　
　

　

　
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