ＧＤＷ-ＭＥＣＨＡＮＩＣＳ
（メカニック設定集）
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当カテゴリ
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★スタージパング（Star-Jipang）　統合ナンバー：MS-ATC19601
スタージパング全景
所属銀河系 アトラス銀河系（LG-01G01／ＧＤＷ版天の川銀河） 【3面図】（※旧作版）
分類・サイズ等 シティキャリア（全翼機型／全幅約2,400km）
仕様・諸元 タキオンドライブ
最大巡航速度60kTL
クラスＢ空間シールド（１部クラスＡ）
防御用タキオンニードルガン、防衛艦隊３個
管理組織 スタージパング・ユニオン
主要史 （整備中^^;）
【舞台概要設定】（設定補記／固有舞台リスト／関連設定リスト）
　スタージパングはアトラス銀河系で遠未来史以降に運用される超大型のシティキャリアである。
　未来史に誕生したオリオネス銀河連合が建造したもので、「日本列島を模している」のが特徴である。
　銀河社会の列強共同体であるオリオネス連合が、シティキャリアのモチーフに日本列島を使った理由は、
　オリオネス連合の前身であるアーク連合誕生のきっかけが、基準年時代の惑星アークの混迷にあり、
　その混迷の渦中にいた地域の１つであったためだと言われている。
　オリオネス連合にとって、惑星アーク＝地球の歴史は重要なキーワードなのだ。

　また惑星アークの自治組織である地球連合が、このプロジェクトを最初に提案したことも大きい。
　当初はより小さな外交船を建造して、地球連合が独自に行うつもりだったらしく、
　“意気投合した”オリオネス連合の有志によって、プロジェクトが巨大化したようだ。
　この際、惑星アークのＬ５軌道上に漂流していた、ある巨大遺構を資材に活用している。
　つまり当初は、この遺構のリサイクルから動いたプロジェクトだったということである。

　ただし「日本列島を模している」といっても実際に日本列島の形をしているわけではなく、
　日本列島の主要４島の構成をモチーフにした、バイオコロニー主体の巨大シティキャリアなのだが。
　Ｖ字翼機型の巨大な船体に、円盤状の構造体を９０度傾けた位置で結合した外観を持ち、
　Ｖ字翼の部分が“本州”と“四国”、円盤部分が“北海道”と“九州”を模しているとされる。
　また“九州ブロック”の周囲にはリング状のコロニーがあり、“琉球諸島”などがモチーフらしい。

　惑星アーク近傍宙域で、1,000年ほどかけて建造されたスタージパングは完成後（約5,500年後）、
　アトラス銀河系の中層宙域を約2,600年かけて１周する、壮大な銀河クルーズに出航した。
　もちろん地球文明だけでなく、オリオネス連合のプロジェクトとして実施したのであり、
　他宙域の拠点宇宙港などに立ち寄った際は、オリオネス連合の外交使節としても機能しているのだ。
　因みに超光速航行自体は可能だが、銀河社会の宇宙船の中では「速い方ではない」。
　そのため銀河１周クルーズは実施しているが、銀河外航行は原則的に想定していない。

　またスタージパングはあくまでも「日本列島を模している」だけであり、
　そこに暮らしているユニバーン（シティキャリア住人）たちは必ずしも日本人や地球人ばかりではない。
　オリオネス連合のプロジェクトなのでオリオネス系統人属の比率は確かに高いのだが、
　地球人＝アークスもこの時代は混血が進んでいるし、エイリアン種族の同志も数多いためだ。

　
【Meking Memo／設定補記】
　1996年頃に初めてイメージしたメカニック。
　「日本列島のスケールとモチーフを持つ巨大宇宙船」のコンセプトは当時からそのままで、
　デザインは多少変えてはいるものの、Ｖ字翼の船体構成は同じである（日本列島もざっくり見ればブーメラン型だ）
　厳密に言えば、北方領土や小笠原諸島など、細かい島嶼部分がパーツ構成に反映されていないが、
　政治的意図はなく、あくまでもデザインモチーフだと思っていただければ幸いである（苦笑）
　建設資材に使った“遺構”は後付設定であり、スタージパング以前のハイライトと関わっている。

　
【旧作画像】
2012 1996
　
【固有舞台リスト】
固有舞台名 舞台カテゴリ 統合ナンバー 舞台概要 備　考
キャピタル・ブリッジ（船橋） 建造物 LB-ATMC19601A スタージパングの船橋に相当する独立構造物だが、
　それ自体が直径数十kmに及ぶ大型宇宙船の機能を持つ。		 御所などがモチーフ。
ラピュトポリス 建造物 LB-ATMC19601B スタージパングのバイオコロニー上部構造物の重心で、
　“天空”から逆さまにぶら下がった都市が造られている。
トーキオ・ゲイトヴァレス 都市核 LB-ATMC19601C スタージパングの船首部分に作られた都心施設の１つで、
　バイオコロニーへの玄関口となる宇宙港の機能を持つ。		 東京などがモチーフ。
　
【関連設定リスト】
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考
スタージパング・ユニオン 組織名 スタージパングを管理する組織。
　オリオネス連合の下部組織で地球連合と連動する。
オリオネス銀河連合 組織（星間連合） TU-ATU21002 遠未来史にオリオネス腕に生まれた銀河列強。
　アーク連合が母体になっている。
アーク連合 組織（星間連合） TU-ATU20201 近未来史にオリオネス腕に生まれた星間連合。
　地球連合とネヴィル公国が中心的な役割を持つ。
地球連合 組織名 TN-ATT18501N01 国連の後継組織として作られた地球文明の統合自治体。
　当初は強権的だったがその後浄化された。
ザイクシス 舞台・メカニック MW-ATU21501G01 太古史に作られた“天界の最終兵器”。
　その後わけあって惑星アークの深部に封印された。
ザイクシス危機 歴史事件 HC-ATT18501A51 近未来史に惑星アークで起きた軍事危機。
　ザイクシス再起動に絡む様々な謀略が背景にあり、
　この結果再生されたザイクシスは巨大な漂流遺跡となり、
　後にスタージパングの建造資材となった。
スタージパング親善航宙 歴史イベント 遠未来史に行われた親善外交プロジェクト。
　オリオネス連合がスタージパングを利用して、
　銀河社会への影響力浸透を図ったキャンペーンだった。
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