GDW-CHARACTERS
(キャラクター設定集)
当カテゴリ
★カロディロイドKaroderoid 統合ナンバー:CS-ATU19601G14
出身天体 アトラス銀河系/オリオネス腕/タイタニア・テクトラクタ
根源系統 機属(機人族)/系統越えジェネティックのため該当大系統なし。
系統詳細 タイランタ・ジェネティクス生命群分類)
各種評価
評価指標








生 態 平均体格 平均出力 平均寿命
無性 1.8m Gex=3 300年以上
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
4〜5 5.5 12.5〜13.5

【評価概要】
 タイランタ銀河連邦が開発したジェネティックの1種。
 コンパクトな骨格をベースとした全身サイボーグ。
 既に民間ベースでブレイクスルーしている。
種族概要設定設定補記個体リスト関連設定リスト

 カロディロイドは、前世代史タイランタ銀河連邦が開発したジェネティックの1種である。
 ケルトロイドなどのコンパクト系全身サイボーグのグループに含まれるものであるが、
 主要パーツが「骨のように細くコンパクト」に出来ているのが特徴になっている。
 ゼルトロイドにもこうしたバリエーションがあるため、技術的には互換するものと思われる。

 ただしカロディロイドと呼ばれる場合は軍事用途の要請は基本的になく
 ケルトロイドフィケルノイドなどと同じく、事故などで肉体を欠損した者が義体として使ったり、
 過酷な環境で生き延びるための「民間における強化処理」のグループを主に指している。
 コンパクトな設計であるため、メンテナンスが容易であり、必ずしも大規模な施設が必要ないため、
 フライヤー倉庫程度の設備でも調整出来るのが、大きなメリットになっている。

 こうしたコンパクト化を支えているのが“マインドフレーム”の技術であると言われている。
 マインドフレームは、動力伝達骨格ザイノファイバーなどを仕込むことで、
 別途コード類を用いることなく、骨格自体に神経に準じる情報処理機能を持たせることが可能で、
 サイバーボディのコンパクト化に大きな役割を果たしているのである。
 (実際の神経系もしばしば骨の中を通っているため、これは合理的な設計でもあるのだ)

 
タイタニア・テクトラクタ
Meking Memo/設定補記
 2022年にテキストを作成しているが、草案は1990年代から2000年代にかけて作っている。
 本文の通り、骨格模型のように細くコンパクトなボディを持つ、全身サイボーグの設定である。
 サイバー義体のコンパクト化を意図したものであるため、軍事用途は基本的に想定外で、
 (軍用に全く使えないわけではないが、システムは切り離した方が合理的だろう)
 民間人がコンパクトで軽量な義肢の延長として利用することを主に想定したものである。

 グリーヴァス将軍などを連想する人もいるかも知れないが、それよりも古いイメージである。
 (どちらかと言えば『ターミネーター』のエンドスケルトンの影響があるかも知れない)
 またG-maは元々、着ぐるみなどで表現が難しい「削るサイバーデザイン」が好きなのだ(笑)

 またいちおう銀河社会の技術に支えられるため、マインドフレーム内蔵という設定になっており、
 細い手足でもしっかり応力と感覚を伝達し、日常生活に目立った支障はないというイメージだ。
 もちろんリアルの義肢がそうであるように最初は違和感があろうが、慣れると考えている。
 付け加えると、銀河社会“理性主義”なら、義体の装着者を差別することもないのだ。

 
種族個体リスト
個 体 名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備 考
【1994〜2003】
クレイ・ノーズ
G14A-N19401 アナキス系(元 コンパクトな義体に置換された少年。
ファンク・ラッツ
G14N-N19501 ネオス系(元 コンパクトな義体に置換された少年。
【2004〜2009】
【2010〜2015】
【2016〜2021】
その他種族関連設定リスト
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備 考
カロディロイド・アナキス キャラクター種族(原種) CG-ATU19601G14A カロディロイドの“原種”。
カロディロイド・ネオス キャラクター種族(亜種) CG-ATU19601G14N カロディロイドの“亜種”。
 アナキスよりシンプルな構造になった。
フィケルノイド キャラクター種族 CG-ATU19601G12 棒人間などから連想(爆)
ケルトロイド キャラクター種族 CG-ATU19601G13
タイランタ・ジェネティクス キャラクター種族群(生命群) CG-ATU19601G タイランタジェネティック種族のグループ。
タイランタ銀河連邦 組織(星間連合) TC-ATU19601N アトラス銀河系の列強勢力の1つ。
 多くの軍用ジェネティックを開発している。
マインドフレーム アイテム
 
 

 

 
 

 
★カロディロイド個体特集(1994〜2003年)
 
★カロディロイド/クレイ・ノーズ
 統合ナンバー:CS-ATU19601G14A-N19401
設定画(2022※仮着色クリックで同化素体。
出身地:タイタニア・テクトラクタ 【個体概要設定】
 基準年時代の前後に生きた、アナリアン元・少年
 事故で肉体を激しく損傷したために、カロディロイドに改造されて生き延びた1人だ。
 問題の事故は銀河社会としてはかなり凄惨なものであり(テロの疑いもある)
 クレイ頭部以外の損傷がかなり激しく、救助当時心肺停止で仮死状態であったという。
 現実世界地球であれば、即死扱いでも不思議ではない状態であった。

 これほどのダメージを肉体が負いながら、脳は奇跡的にほぼ無傷であったため、
 頭部以外の肉体をカロディロイド“義体”に置き換える形で生きることが出来たのだ。
 緊急的な応急処置で“サイボーグ化”されたこともあって、左右非対称の構造であり、
 最初は上半身のみで、下半身が間に合っていない状態もあったようである。
 鼻から口にかけては本来の肉体が残り髪もあるが、目はダメージを負っていたため、
 カメラタイプの義眼に置き換えられ、この義眼も非対称になっている。

 
時代枠:基準年時代
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:



変異年齢:
カロディロイド(アナキス)
1.5m→1.7m
Gex=2.5
Gex=2.5(外力3)
(未定)
精神共鳴
(思念交流含)


13歳(BWO-022)
雄性起源→無性








エピソード:
【Meking Memo/設定補記】
 2022年にテキストを作成したキャラクターだが、草案は1994年頃に作っている。
 “オリキャラ全GDW化計画”の一環で“サルベージ”したもの(笑)
 骨のようなサイボーグというアイデアはゼルトロイド系のキームに前例があるが、
 こちらは“軍用”ではないため、種族設定を分離して設定を考証したものだ。
 因みに上半身しかボディがない時期のデザインは『銃夢』などに影響を受けている。
【旧作画像】
1994(右は応急時)
 

 
★カロディロイド/ファンク・ラッツ
 統合ナンバー:CS-ATU19601G14N-N19501

 (※サムネイル旧作画像)
【旧作画像】
1995