ＧＤＷ-ＩＴＥＭＳ
（アイテム設定集）
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★ＧＤＷ素材概論　統合ナンバー：IX-Z02
　
　ＧＤＷ世界観には、星を超えた文明社会の共同体、銀河社会が存在している。
　この銀河社会を支えるために様々な素材や資源が活用されていることは言うまでもない。
　本特集では、こうした銀河社会を支える素材について紹介する。

　銀河社会で用いられる素材は、一般的な素材とそうでない素材に大別される。
　一般的な素材というのは、現実世界における素材と同様に、モノ作りに使われる素材を指しているが、
　そうでない素材というのはすなわち、「超時空効果特性」を持っている素材を指している。
　星を超えた文明秩序である銀河社会は、超光速現象に代表される、超時空効果の活用が必須であり、
　この現象を使いこなすために、特殊な効果を持った素材が重要な役割を果たすのだ。


　◆通常素材

　　超時空テクノロジーと関係を持つ“超時空効果的特性”を持たない素材を指す。
　　宇宙には様々な素材があり、天然素材も合成素材もあり、希少元素を使っている場合も少なくない。
　　ただしメトラクルシステムのノウハウ（物質化技術）を持っていれば、
　　通常素材の多くはエーテルエネルギーから生成することが可能だと言われている。
　　資源を巡る紛争のリスクを抑制するためにも、こうした技術の保有は重要な意義を持つ。

　　主な通常素材リスト


　◆超物質含有素材（合金）

　　超時空テクノロジーと関係を持つ“超時空効果的特性”を持つ素材の１つ。
　　その名の通り、分子群の中に超物質を持っている素材の総称であり、銀河社会で重要な役目を持つ。
　　空間テクノロジーやタキオンテクノロジーなど、銀河社会を支えるハイテクノロジーは、
　　超物質含有素材の恩恵なくしては成立し得ないとまで言われているのだ。
　　基本的に、超物質の濃度が上がるほど強靭だが、精錬の難易度もこれに比例して高まる。
　　独自の超物質含有素材の生成ノウハウを持っている勢力は大抵、銀河列強クラスと考えて良い。

　　主な超物質含有素材リスト


　◆低速核反応物質（ザイオノイド活性剤の解説を含む）

　　超時空テクノロジーと関係を持つ“超時空効果的特性”を持つ素材の１つ。
　　核物質の１種だが、分子群の中に最初から減速材に相当する成分を持つため核反応が遅いのが特徴。
　　通常の核物質と反応が異なるため、超物質を含有しているケースも少なくない。
　　相対的に大きなエネルギーを秘めるが、爆発的に反応を起こすことは少ないとされる。

　　リパルサードライブなど、初動に大きなエネルギーを必要とする機器のエネルギー源に使用する他、
　　ザイオノイド水準の種族が、波動能力を洗練させるために、スパイス的に用いることがある。
　　こうした素材はザイオノイド活性剤と呼ばれ、広義の食材として扱われる場合もある。
　　（ただし広義の放射性物質であるため、食材として扱う場合には細心の注意が必要である）

　　主な低速核反応物質リスト（ザイオノイド活性剤を含む）


　◆ザイノファイバー類

　　超時空テクノロジーと関係を持つ“超時空効果的特性”を持つ素材の１つ。
　　超物質の微粒子を含有した無機結晶の繊維であり、タキオンビームと高い共鳴性を持っている。
　　ザイノファイバー類単体で超光速通信機器の芯として使うことが出来る他、
　　コイル状に編み込む（タキオンコイル）ことで、様々なタキオンテクノロジーに応用が可能。

　　タキオンドライブなど、タキオニクスの効果を利用する機器に必須の素材である。
　　記憶媒体の素子に使えば、半永久的に劣化しない記憶装置を作ることも可能。
　　最初は布状に生産し、「繊維状にほぐしてそれぞれの機器に組み込む」ことが多いようだ。

　
【Meking Memo／設定補記】
　超物質及び超物質含有素材の概念は2000〜2002年頃に生まれている。
　当初は「チートに強靱な物質」のイメージだったが、その後2010年頃に超物質の定義を考証し掘り下げており、
　単なるチート素材ではなく、条件次第では無力化も可能な素材になっている。

　この超物質含有素材の再編考証の過程で出来たのがザイノファイバー類で、
　時空を超えた機器類の心臓部に使うような、現実世界のレアメタル（レアアース）に相当する素材のポジションとして設定。
　繊維状であるため、ちょうど導線や電子回路のような使い方をするイメージがある。
　（銀河スケールを日常圏にする世界観のスケール上、単なる導電素材では足りないのである^^;）
　因みに生産スタイルは2021年に追記したもので、電子機器向けの半導体ウエハースが主なモチーフだ。

　低速核反応物質もこの頃に概念が生まれ、その後独自の素材ジャンルとして発展している。
　モチーフになっているのは実はウルトラ戦士の戦闘力を支える核反応鉱物スペシウムだったりする。
　２次創作モチーフを積極的に使っていた頃は、他の同系素材をグループ化してスペシウム類とも呼んでいた。
　これを２次創作ではなく、オリジナルの設定として再考証したものが低速核反応物質であり、
　通常の核物質と違って反応が遅いため、核暴走を起こしにくく、使い勝手が良い設定になっている。
　（現実世界の核物質も純度が低かったり同位体の性質によっては、安定性が高いことがある）

　ザイオノイド活性剤もこの延長上の概念であり、高スペック種族の重要なエネルギー源として解釈している。
　ＧＤＷ世界観ではスーパーマンのような能力を発揮するザイオノイド種族の存在を肯定しており、
　こうした種族のエネルギー源は当然ながら普通の種族とは違うと考えられるため、
　「食べる核物質」のイメージで作ったアイテムのグループなのだ。

　
　
◎主な通常素材リスト（超物質含有素材はこちら）
素材名 統合ナンバー 素材概要 備考
クィランティウム IM-FSFS2112CS1 惑星アクウィンなどで産出する鉱物資源。 【投稿素材】原案：ヴァイオレット
ザイオファイン・セラミックス（ＺＦＣ） IM-ATT18501C01 アクシスが開発した多結晶セラミック素材。
　金属とガラスの中間的な性質を持ち粘り強い。
　基準年時代のアーク文明では最も強度の高い素材。
　加工が難しいためパウダー状にして使うことが多い。
　ＺＦセラミックナノパウダー IM-ATT18501C01A ザイオファイン・セラミックスの超微細粒子。
　コーティングすることで強度を飛躍的に上げられる。
　ナノサイズの粒子であるため割れにくく粘り強さもある。
ゾーラ（ゾーラ鋼） IM-ATU19902M01 アトラス銀河系の銀河社会で重宝される金属素材の１つ。
　主にオルガナ同盟圏で活用されている。
　加工にやや難があるが、鍛えるほどに強靱になる。
ホピヤルド IM-TMLS2081CS1 惑星エピグロスなどで産出する鉱物資源。 【投稿素材】原案：白銀の賢者
　ホープダイヤなどがモチーフ。
ロトニウム（ロトニウム鋼） IM-ATU19901M01 アトラス銀河系の銀河社会で重宝される金属素材の１つ。
　主にアトラス連合圏で活用されている。
　加工しやすいため広く使われるが、やや劣化しやすい。
　
◎主な低速核反応物質リスト（ザイオノイド活性剤を含む）
素材名 統合ナンバー 素材概要 備考
アーティニウム IM-AR
エルティウム IM-ATK20303N01 惑星エルティオンなどで産出する鉱物資源。
ザイオノイド活性剤（※総称） IM-NX 低速核反応物質を練り込んだ混合物素材の１種。
　ザイオノイドにとって、エナジードリンクのような効果を持つ。
ザイルカニウム IM-ATO21005N01 惑星ザイルカーンなどで産出する鉱物資源。
ザレンティウム IM-ODZ20802N01 惑星ゼイレンなどで産出する鉱物資源。
　ザレンティウム・スパイス IM-ODZ20802N01A ザレンティウムを練り込んだザレンティスのスパイス。
　ザイオノイド活性剤の１種として知られる。
スペシウム（スペシウム類） IM-AR アリオナス銀河系の惑星で発見された鉱物資源。
　アトラス銀河系でも産出し、アルティランがよく活用する。
　エメリウムやサクシウムなどの同位体があるため、
　スペシウム類としてグループ化されている。
　アーティニウムと近いグループと見られている。		 【2次創作】GDW世界観におけるスペシウム。
　スペシオンＺ スペシウム類を練り込んだザイオノイド活性剤。
　アルティラン御用達のエナジードリンク。
　ザイオノイド以外には効き目がなくそのまま排出される。		 【3次創作】
ニクセリウム IM-ATKC2031NC1 惑星ゾイムなどで産出する鉱物資源。 【3次創作】
ホルヴィスト・エール IM-SV ファルネイズ同盟で生産されるザイオノイド活性剤。
　ホルヴィストが開発した酒類で、複数のフレーバーがあるが、
　自然発火するほど強力なため規制がかかっている。		 スピリタスなどから連想。
ヨモツアメ IM-YWHS2141N01 惑星セグノモベツなどで産出する鉱物資源。
　低温マグマのような粘性を持つ無機混合物の流体で、
　天然のザイオノイド活性剤としても知られている。
ラッハブール IM-LVLS2121N01 ラハレクシスが開発したザイオノイド活性剤。
　歩行要塞メルトゼートの発熱性潤滑油にもなる。
リヴレリウム IM-LV
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