GDW-CHARACTERS
(キャラクター設定集)
当カテゴリ
★アンティルスAntils 統合ナンバー:CS-ATT18501M01
出身天体 アトラス銀河系/オリオネス腕/惑星アーク(地球) アンティルス(ゼノ・ログア)
根源系統 人属ザイオス大系統人属
系統詳細 オリオネス系統人属(系統内ミュータント種族)
各種評価
評価指標








生 態 平均体格 平均出力 平均寿命
性変動型 約1.7m Gex=2.5 200〜300年
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
2.5 3.5〜5 4〜5 10〜12.5

【評価概要】
 アークスから派生したミュータント種族
 中性的な体質で老化速度が遅い。
 優れた空間浄化能力を有する。
 未来史ではアークス・ネオスに吸収された。
種族概要設定設定補記個体リスト関連設定リスト

 アンティルスは、惑星アークを発祥とするミュータント種族である。
 アークの文明種族であるアークス(人類)の原種に当たる、アークス・アナキスら派生した個体群と、
 アーク大変動時代アークス・ロヴニスアークス・ネオスから派生した個体群に大別される。
 中性的な体質と外観を持っており、老化が遅いため長く若い姿を維持するのが特徴。
 霊力適性に優れ、わずかながら空間浄化能力を持っている。
 実は変動期に大発生したエヴァンスも、系統上はこのアンティルス亜種に当たる。

 チベット高原の地下数千mにある複数の空洞部の1つに地底都市を築く“部族”が存在し、
 この地底都市アンティアスの部族はほぼ全個体がアンティルスである。
 (ただしこのことが判明したのは、アクエリアスの関係者が事情あってこの地を訪れた2060年代であった)
 ただしアンティルス自体はエヴァンスと同じく、生殖能力が未発達であることが多く、
 子孫を維持するために、2次的に雌雄どちらかに変異する個体群が少数ながらいたようである。

 彼らはアークスの原種であるアークス・アナキスから派生した種族であり、
 ほぼ絶滅に等しいアークス・アナキスの遺伝子を現代に受け継ぐほぼ唯一の部族である。
 もっとも生後数年でアンティルスに変異し、その時点で遺伝子も変質してしまうため、
 純粋なアークス・アナキスの遺伝子を残しているわけでもないのであるが。
 世代継続のため後天的に“男性化”した個体が最もアークス・アナキスに近いと言える。

 そしてこの部族とは別に、アーク大変動時代に変異したアンティルスのグループが存在している。
 “大発生”したエヴァンスに比べると目立たないが、アンティルスも数万人規模で発生しており、
 エヴァンスと同様に独自のミュータント・コミュニティを築いている。
 この中には2次変異によって、エヴァンスに変化するケースも報告されているが、
 元々エヴァンスだったが、発育不純でアンティルスに似ていただけという説もあり確定していない。

 21世紀末惑星アーク銀河社会に解放された際に、銀河社会の生物学者が来訪しており、
 アンティアスの部族をアンティルス・アナキス、そして変動期の個体群を時期と形態特性に応じて、
 アンティルス・ロヴニスまたはアンティルス・ネオスという呼称を設定し、
 それぞれ近縁の亜種として区別化する形で分類され、記録されることになった。
 (少数グループとして肌の色が違うアンティルス・カラースなども存在する)

 ただしあくまでも一過性のミュータントであるため、独自の種族として固定化することはなく、
 アンティルス・アナキス数千年のスパンで、アンティルス・ネオスはそれよりも早く、
 数百年のスパンで個体数を減らし、アークスに再吸収される形で絶滅の道を歩んだ。
 (ただしそれでも、エヴァンスの衰退速度に比べると緩やかだったと言える)
 因みにアンティルス・アナキス絶滅後、地底都市アンティアスは実質的に“遺跡化”しているが、
 地球連合の政策によってリゾート化され、もう1つの地底都市アガルティアと共に管理されることになった。

 
惑星アーク(地球)
Meking Memo/設定補記
 1992年頃から2008年頃にかけて作成・考証した、複数の設定群を再編整理したもの。
 性転換(TS)ミュータントであるエヴァンスの妄想が「爆発する」直前にイメージしたキャラクターで、
 文字通り「男と女の中間」をテーマにデザインしたグループである。

 基本形として、「上半身は男性に、下半身は女性に似ている」パターンで、
 全体に肉体的突起物(お察しください^^;)の少ないスマートで滑らかなボディラインをイメージ。
 「改造人間としての設定時代があった」エヴァンスと違って、
 こちらは初期(当時)からミュータント(突然変異体)として設定しており、その「集約組」が地底都市アンティアスの住人であった。

 事実上の第1号キャラであるゼノ・ログアの設定が1992年頃で、エヴァンス1号キャラ瀧川信也より後であるが、
 信也の原案を作った時にはエヴァンスの設定が確立していなかったため、
 (上記の通り、最初はエヴァンスとエヴァノイドの区別が付いておらず、女体化デザインも概して地味だった)
 性変動ミュータント種族としての設定確立は、アンティルスの方が早かったのである。

 
種族個体リスト
個 体 名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備 考
【1992】
ゼノ・ログア
M01A-N19201 アナキス系(元 中性化変異体、地底都市アンティアスの若い大使。
レク・エイス
M01A-N19202 アナキス系(元 中性化変異体、地底人でゼノの同僚。
(個体名未定) M01A-N19203 アナキス系(元
(個体名未定) M01A-N19204 アナキス系(元
ナカセ・リョウタ(中瀬涼太)
M01L-N19201 ロヴニス系(元 中性化少年、茶髪で褐色の肌。
(個体名未定) M01L-N19202 ロヴニス系(元
(個体名未定) M01L-N19203 ロヴニス系(元
【1993】
リル・アノス
M01A-N19301 アナキス系(元 中性化変異体、地底人でゼノの同僚。
アミ・トロム
M01A-N19302 アナキス系(元 中性化変異体、地底人でゼノの同僚。
エレイン・ティアル
M01A-N19311 アナキス系(元 中性化少年、緑色の髪でやや筋肉質。
(個体名未定) M01L-N19301 ロヴニス系(元
(個体名未定) M01L-N19302 ロヴニス系(元
レオン・カルカス
M01N-N19301 ネオス系(元 中性化少年、茶髪でやや筋肉質。
エド・サリー
M01N-N19302 ネオス系(元 中性化少年、茶髪でやや雌性的な体形。
フェロス・セロン
M01C-N19301 カラース系(元 中性化少年、青い髪で空色の肌を持つ。
カネシロ・ハジメ(金城一)
M01M-N19301 メタリス系(元
(カラース変種)
中性化少年、髪と肌が金色の亜種。
【1994〜2003】
(個体名未定) M01C-N19401 カラース系(元
【2004〜2007】
【2008〜2011】
【2012〜2015】
【2016〜2019】
その他種族関連設定リスト
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備 考
アンティルス・アナキス キャラクター種族(ミュータント) CS-ATT18501M01A アンティルスの基礎的な個体群。
 地底都市アンティアスの住人を主に指す。
アンティルス・ロヴニス キャラクター種族(亜種) CS-ATT18501M01L アンティルスの亜種で大変動期に発生した。
 体質面ではアナキスと同じだが霊力水準がやや低い。
アンティルス・ネオス キャラクター種族(亜種) CS-ATT18501M01N アンティルスの亜種で大変動期に発生した。
 アナキスを凌ぐ霊力水準を有するケースが多い。
アンティルス・カラース キャラクター種族(亜種) CS-ATT18501M01C アンティルスの亜種で大変動期に発生した。
 エヴァンス・カラース同様カラフルな肌の色が特徴。
アークス・アナキス キャラクター種族(原種) CS-ATT18501H01A アークスの原種、超古代人に相当。
 基準年時代にはほぼ絶滅状態にある。
エヴァンス キャラクター種族(ミュータント) CS-ATT18501M02 アークスの惑星変動ミュータントの1種。
 アンティルスの近縁で女性的な容姿を持つ。
アンティロイド キャラクター種族(ジェネティック) CS-ATT18501G03 アークスをベースにしたジェネティックの1種。
 人為的に改造強化されたアンティルスの個体群。
ミュータント・コミュニティ 組織 TT-ATT18501CM1 ミュータントたちの交流を目的とした互助会。
 アクエリアスが支援し世界に広がっている。
アンティアス 舞台(都市) チベット地下空洞の1角にある地底都市。
 アンティルス・アナキスの居住区になっている。
アーク大変動時代 歴史(時代枠) HS-ATT18501N01 基準年時代に起きた惑星変動時代。
 アークスの銀河社会進出のきっかけになった。
終末神話がモチーフ。
霊力(霊力適性) 無形アイテム(能力特性) 空間に干渉する特性を持つ生命現象の1種。
 タキオニクスの運動と相関関係を持つ。
GDW世界観における霊力
空間浄化能力 無形アイテム(能力特性) エーテルエネルギー支配空間を浄化する能力。
 霊力に関係した能力の1種で神力の1面でもある。
 
 

 

 
 

 
★アンティルス個体特集(1992年)
 
★アンティルス・アナキス/ゼノ・ログア
 統合ナンバー:CS-ATT18501M01A-N19201
設定画(2016
軽装状態
出身地:惑星アークアンティアス 【個体概要設定】
 チベット地下に拡がる地下空洞内の小都市・アンティアス出身のアンティルス
 アークス・アナキスを起源とした亜種個体の1人で、アンティルス変異は幼児の頃
 体形は中性的だが、体質的には厳密には単性化している模様。
 アンティアス“地底人”の7割は、極めて若いうちにアンティルス化するが、
 それが血統化された特異体質なのか、人口統制のため制御されているのかは不明。

 落ち着いたキャラクターで、若くしてアンティアスの対外大使を務める。
 2068年(AWO-016頃)アクエリアス逃避行の際、アガルティア大使リウドと共に接触、
 その支援のために活動した立役者の1人。
 レース状のローブを着ているが、大使としての服装で、普段の生活では着用しない。
 後に地上世界のミュータント・コミュニティ相談役を兼任する。

 
時代枠:基準年時代アーク大変動期
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:




変異年齢:
アンティルス・アナキス
171cm
Gex=2.1
Gex=3.0
(未定)
空間浄化
精神共鳴
(思念交流含)


3歳(2037)
雄性起源→単性










エピソード:ガーディアンズ2、クライシス
【Meking Memo/設定補記】
 1992年頃に初めてイメージしたキャラクターで、準古典創作に相当。
 エヴァンス系統キャラのベースとなったミュータント種族の代表格であり、最初のアンティルスキャラでもある。
 瀧川信也より後に出来たキャラだが、ミュータント設定はこっちが早かった。
 当初から基本的な設定に大きな差はなく、外交官ポジションも具体化で必然的に出来た設定。

 ある意味“男の娘”(体質的には単性だが)であるが、デザイン当初はもちろん意識していない(笑)
 実のところ、最初に描いた際はもっと際どい服装で、ここではお見せできないようなデザインだった(核爆)
 現在の設定画もそれをリメイクしたものだが、全年齢対象コンテンツのためアレンジしている(爆)











【旧作画像】
2009
 

 
★アンティルス・アナキス/レク・エイス
 統合ナンバー:CS-ATT18501M01A-N19202
設定画(2022※仮着色
出身地:惑星アークアンティアス 【個体概要設定】
 チベット地下に拡がる地下空洞内の小都市・アンティアス出身のアンティルス
 アークス・アナキスを起源とした亜種個体の1人で、アンティルス変異は幼児の頃
 体形は中性的だが、体質的には厳密には単性化している模様。
 アンティアス“地底人”の7割は、極めて若いうちにアンティルス化するが、
 それが血統化された特異体質なのか、人口統制のため制御されているのかは不明。

 “アンティアス大使”ゼノ・ログア“同期”であり、外観は雌雄の差がほぼないが、
 性格面では“少年”に近く、堂々と積極的な振舞いをすることで知られる。
 耳たぶを露出しているのも特徴の1つである(“民族衣装”で隠す個体が多いのだ)
 レク自身は大使ではないが、大使であるゼノ補佐することが多く、
 アンティアスの複数の住人たちをまとめる“委員長”のようなポジションにある。
 必ずしもこの地底都市の代表ではないが、信頼は厚いようだ。

 
時代枠:基準年時代アーク大変動期
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:




変異年齢:
アンティルス・アナキス
165cm
Gex=2.1
Gex=3.0
(未定)
空間浄化
精神共鳴
(思念交流含)


3歳(2037)
雄性起源→単性






エピソード:クライシス
【Meking Memo/設定補記】
 1992年頃に初めてイメージしたキャラクターで、準古典創作に相当。
 本文の通り、ゼノほぼ同期のキャラだが、設定が確立したのは2022年である(汗)
 “オリキャラ全GDW化計画”の一環で“サルベージ”したキャラの1人。
 広義の“TSキャラ”に当たるが、当時はまだ女性的な外観のエヴァンスよりも、
 中性的な外観のアンティルスに関心があった(笑)
 全体にスマートで、無駄がないプロポーションが好きだったのだ(今も好きだ^^;)
 

 
★アンティルス・ロヴニス/ナカセ・リョウタ(中瀬 涼太)
 統合ナンバー:CS-ATT18501M01L-N19201
設定画(2020※仮着色
出身地:惑星アーク/日本 【個体概要設定】
 1992年(BWO-060頃)に、地球日本に生まれたアークス元・少年
 2004年に12歳でアンティルスに変異している。
 やや色素の抜けた茶色の髪と褐色に近い浅黒い肌が特徴で、見た目は普通の男子だが、
 中性的な体質を有するため、視野はどこか独特である。
 ただし性格面はほぼ「少年のまま」で、多少“中性化”している要素もあるが、
 大人しい少年というキャラから逸脱してはいなかった。

 実は「最初のエヴァンス」の候補に挙げられる瀧川信也幼馴染であり、
 小学生時代を共に過ごした“親友”「突然少女に変わった」経緯に当然驚いたが、
 間もなく涼太自身が“近縁”のアンティルスに変異することで、
 信也の境遇を誰よりも理解出来る1人となった。

 とはいえ、当時はまだ変動期ミュータントについて詳しく知られていなかったため、
 涼太も当初は自分が“中性ミュータント”であることは隠していた。
 (水泳授業などでは、厚手ハンカチなどを使って誤魔化していたらしい)
 自身の境遇を打ち明けていたのはエヴァンスに変異した幼馴染の信也と、
 変動期ミュータントに関心があった医師で、生物学者の深谷雄児だけであったようだ。

 変異直後の信也はその体質への不理解のため、1時は「信子」への改名を強いられたが、
 涼太だけは本来の名前=信也を使い続けており、信也の不安を取り除いたのだ。
 その後、2016年“第1次エヴァンス大爆発”が勃発し、
 変動期ミュータントの存在が一挙にクローズアップされることになり、
 涼太もこの時初めて、自分が中性体質を持つミュータントであることを明らかにした。

 
時代枠:基準年時代アーク大変動期
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:




変異年齢:
アンティルス・ロヴニス
135cm→165cm
Gex=2.1
Gex=2.3
(未定)
空間浄化
精神共鳴
(思念交流含)


12歳(2004)
雄性起源→中性








エピソード:クライシス
【Meking Memo/設定補記】
 1992年頃に初めてイメージしたキャラクター。
 “地底人”であるゼノ・ログアを除けば、最初に作ったアンティルスキャラである。
 当時は“両性変異”と定義していたが、男女どちらの要素もそれほど強調していないため、
 (むしろそれぞれの“突出した部分”を異性のそれに置き換えた体形である^^;)
 現在では“中性変異”と定義し、文字通り男女の中間的な体質として設定している。

 “女体化キャラ”であるエヴァンス系の妄想群が“爆発”する前は、
 G-ma凹凸の少ない、コンパクトで滑らかなボディラインに関心を持っていた時期があり、
 (ある意味では“幼女体形”にも近いが、それほど幼さを強調しているわけでもない)
 こういう嗜好で作ったキャラの筆頭格が涼太だったのだ。

 ただし個体名は長らく未定であり、確立したのは2018年とごく最近の話である(汗)
 信也との縁もこの“サルベージ考証”で初めて決まったもの。
 意識してはいないが、2人ともこのミュータント種族の“原点”にあるからだ。