GDW-CHARACTERS
(キャラクター設定集)
当カテゴリ
★ザイクローム・ノイドZeikromnoid 統合ナンバー:CS-ATU19601G27
出身天体 アトラス銀河系/オリオネス腕/タイタニア・テクトラクタ ザイクロームノイド(イーグ)
根源系統 系統越えジェネティックのため該当大系統なし。
系統詳細 タイランタ・ジェネティクス生命群分類)
各種評価
評価指標








生 態 平均体格 平均出力 平均寿命
単性型 2m Gex=5.5 1,200年
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
5.5 4〜5 5.5(※) 15〜16

【評価概要】
 タイランタ銀河連邦が開発した軍用ジェネティックの1種。
 スマートな無機質外装と融合した強化兵。
 特に強靱さにおいて秀でた特性を発揮する。
 (※)量産はされず個体数は概して少ない。
種族概要設定設定補記個体リスト関連設定リスト

 ザイクローム・ノイドは、タイランタ銀河連邦が開発したジェネティックである。
 基準年時代に開発された“新兵器”の1つであり、ザイローム・ノイド発展型に位置付けられるが、
 量産はされておらず、試作兵器の段階に留まっている。
 (当時タイランタ連邦はこうした試作兵器を多様に研究開発している)

 全体的なラインはザイローム・ノイドに準じるが、メタボーグのノウハウが組み込まれており、
 柔軟性において特筆した性能を持っていたザイローム・ノイドとは逆に、
 反則的なレベルの強靱性、打たれ強さに特筆した性能を有するシリーズであるのが特徴。
 ターミナルクォーツを組み込んだメタボーグの頑強さが参考になっており、
 この直前に研究開発されたゼドール・ノイドもこの方向性の1つの足がかりとなっている。
 (ゼドール・ノイドはザイロームとメタロイドを合成したものだったからだ)

 システム上はザイオロイド系列兵器であり、広義には自動サイボーグ化システムに当たるが、
 ザイローム・ノイド同様明確に機械的なパーツは限定的であり、
 ザイノイドのように「無機質の筋肉」を持った強化人間になっているため、耐久性に優れているのだ。
 しかもこれがザイローム・ノイド同様、外装融合処理ですぐに強化完了するのである。
 それはメタ・クォーツで石化処理される、メタロイドの発展型でもあった。

 またこの強靱さを維持するため、不要な関節は極力オミットされており、
 手首を丸ごと省略し、カプセル式のリパルサーマトリクスに交換したタイプも存在していた。
 このタイプは手指でものを掴むのではなく、「重力場で掴む」のである。
 こうした様々な野心的な新機軸が盛り込まれたザイクローム・ノイドであったが、
 コスト面でザイローム・ノイドのパフォーマンスを凌ぐ効果がなかったため量産されることはなく、
 後のザイロードに集約される研究成果の1つとして終わったと言われている。

 
タイタニア・テクトラクタ
Meking Memo/設定補記
 1995年頃にデザイン・設定したキャラクターを再編・再考証したもの。
 ザイロームノイドの延長線で考えたもので、ザイロームノイドで“柔軟性”に切ったアイデアの舵を、
 再びゼクロームノイドメタロイドのような“強靭性”に切り直してデザインしたものである。
 そのためザイロームノイドと共通するラインを持ちながら、より硬そうなディテールになっている。
 因みに設定上ザイロードの前にあるが、実際に発案したのはザイロードの後である。

 “手首のないデザイン”も、この時初めて出したアイデアである。
 手に指がないジェル状だったり格納できるなど)サイボーグのアイデアはこれ以前にあったが、
 指どころか手首ごと省略し、重力場発生装置に置き換えたのは新しい発想だった。
 この辺りもザイクロームノイド“強靭性”を象徴する設定である。

 
種族個体リスト
個 体 名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備 考
【1995〜2003】
イーグ
G27-N19501 (元 TBLに改造された元アナリアンの少年。
(個体名未定) G27-N19601 (元
シェイル
G27-N19701 (元
カレス
G27-N20001 (元 TBLに改造された元アナリアンの少年。
【2004〜2007】
【2008〜2011】
ゼヴェル
G27-N21001 (元
2012〜2015
【2016〜2019】
その他種族関連設定リスト
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備 考
メタロイド・タイタニス キャラクター種族(ジェネティック)
メタボーグ キャラクター種族(亜種)
ザイローム・ノイド キャラクター種族(ジェネティック)
ザイノイド キャラクター種族(ジェネティック)
ゼドール・ノイド キャラクター種族(ジェネティック)
ザイロード キャラクター種族(ジェネティック)
タイランタ・ジェネティクス キャラクター種族群(生命群) CG-ATU19601G タイランタジェネティック種族のグループ。
 主にTBLが関わった軍用ジェネティックを指す。
軍用ジェネティック キャラクター種族群(生命群) 軍事用のジェネティックで、要は強化兵のこと。
 (軍事目的を除くジェネティックも存在するため)
タイランタ銀河連邦 組織(星間連合) TU-ATU19601N アトラス銀河系の列強勢力の1つ。
 多くの軍用ジェネティックを開発している。
タイタニア・バイオ・ラボ
TBL
組織(研究組織) TU-ATU19601D タイランタ銀河連邦ジェネティック研究機関。
 略してTBLと呼ばれることが多い。
オリオネス銀河大戦時代 歴史(時代枠) HB-ATWN001 基準年時代に起きた大規模な星間戦争
 アトラス連合とタイランタ連邦が正面衝突した。
リパルサー・マトリクス
ザイオロイド系列兵器
 
 

 

 
 

 
★ザイクローム・ノイド個体特集(1995〜2003年)
 
★ザイクローム・ノイド/イーグ
 統合ナンバー:CS-ATU19601G27-N19501
設定画(2016
出身地:タイタニア・テクトラクタ 【個体概要設定】
 基準年時代に生まれた移民系アナリアンの元・少年。
 AWO-012(2063年頃)TUTTBLザイクローム・ノイド実験体として改造される。
 濃い青系の外装が特徴で、ザインハルコン・コーティングされているため、
 ブラスター至近弾も難なく弾き返すほどの頑強さを有する。

 「手首や指がない」のが大きな特徴であり、手の代わりに、
 重力制御で物を掴むトラクターフィールド・マトリクスを組み込んでいる。
 (この装置をサイボーグの腕に装備したものをサイコアームと呼ぶ)
 ゼクローム・ノイドの後期型(ウェルノアなど)と同様、機械化がかなり進んでおり、
 ヒューマノイド後天的に変異融合したとは思えないほどだ。
 こう見えても、ボディの芯には有機的な神経網が残っているのである。

 リパルサーマトリクスを組み込んだプラズマブースターを6基標準装備しており、
 必要なら超音速で空を飛ぶことが可能な能力を有する。
 空中戦の最中などで失速して、数百m上空から亜音速で地面に激突しても破損せず、
 数分で意識を再編して戦闘再開できるほどに打たれ強い。

 もっともイーグ自身は実験体の上、意思と無関係に改造された少年であるため、
 自身の境遇にショックと戸惑いを持っており、情緒はやや不安定である。
 戦闘時には「戦闘プログラム主導」に切替えられるが、
 「自分の意思と無関係に戦う」機能であるため、本意ではないようだ。
 もともと戦いを好まない大人しい性格であったが、ATUに保護された後、
 同じ境遇の実験体を救うためにATUの工作部隊に志願している。

 大人しいが責任感は強く、「自分の意思と無関係に戦う」ことを由としないため、
 ATUで新たに戦闘訓練を課しており、スキルアップを図っている。
 また“宇宙船並みに頑丈”な自分のボディを活かして、
 苛酷な環境における支援作業にも関わり、経験値を蓄積し続けている。

 
時代枠:基準年時代オリオネス大戦期
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:





改造年齢:
ザイクローム・ノイド
180cm
Gex=4.8
Gex=5.8
(未定)
念動波・熱線
高速飛翔・高耐久
精神共鳴
(思念交流含)


約14歳(AWO-012)
雄性起源→無性
原種アナリアン











エピソード:
【Meking Memo/設定補記】
 1995〜1996年頃に初めてイメージしたキャラクター。
 ザイローム・ノイドが引き金となった「外装融合型強化人間」の1タイプであり、
 スーツ型のディテールが大きな特徴であるアゾム・ノイドガイローム・ノイドとは逆に、
 ゼルトロイドのような硬質なディテールを追求したキャラクターだった。

 本文にもある通り、「手首を省略した」のが最大の特徴であり、
 「重力場で掴む」トラクターフィールド・マトリクスの最初のアイデアだった。
 ウェルノア辺りで挑戦した「コンパクトなサイボーグ」の延長線で、
 余分なディテールを削る過程で「手首を削る」判断に至ったものである。

 カメラ状の目「剥き出し」なのも、ウェルノアのデザインの延長である。
 またカカト部分は当初タイヤ状の構造になっていたのだが、
 その後「リパルサーユニット」と解釈してディテールを変えている。
 手首すら重力場装置に置き換えているのに、タイヤを持つのは奇妙だからだ。
【旧作画像】
1997 1995
 

 
(シェイル/再編整備中orz)
 

 
★ザイクローム・ノイド/カレス
 統合ナンバー:CS-ATU19601G27-N20001
設定画(2017-2022※仮着色
出身地:タイタニア・テクトラクタ 【個体概要設定】
 基準年時代に生まれた移民系アナリアンの元・少年。
 AWO-012(2063年頃)TUTTBLザイクローム・ノイド実験体として改造される。
 金色がかった外装が特徴で、リオハリウム・コーティングされているため、
 ブラスター至近弾も難なく弾き返すほどの頑強さを有する。

 女性的なシルエットを持つが、元々少年であるため精神的な動揺があるが、
 実験体とは言え実戦型に近いためか、表向きの感情の起伏は少なくクールに振舞う。
 実際には自身の境遇に結構動揺しているようであるが、
 「生きた兵器」として強化される過程で、不要な感情は削られているようである。
 (こうした感情表現の制約は、ケレスなどの前例がある)

 イーグとは違って、シェイルのようにコンパクト化はされているが手首が残っており、
 この辺りも実戦向けの研究途上にあった形態であるようだ。
 強度面では「手首がないタイプ」に劣るものの、作業効率ではこちらが有利なのだ。
 それでも関節面の機械化は進んでおり、ウェルノアなどに近いようである。
 ATUに保護されてからは、ジェティスと同じく戦災救援などへの活躍を志望している。

 
時代枠:基準年時代オリオネス大戦期
【CHARACTER'S SPEC】
種   族:
身   長:
身体出力:
精神出力:
属性評価:
主な能力:





改造年齢:
ザイクローム・ノイド
190cm
Gex=4.8
Gex=5.5
(未定)
念動波・熱線
高速飛翔・高耐久
精神共鳴
(思念交流含)


約15歳(AWO-010)
雄性起源→無性
原種アナリアン




エピソード:
【Meking Memo/設定補記】
 1999〜2000年頃に初めてイメージしたキャラクター。
 硬質なサイボーグ柔軟性のあるザイロームノイド中間にあるザイクロームノイドの1例で、
 イーグとは違って「指を持っている」のが特徴である(シェイルなどの前例がある)
 女性的なシルエットだが“元少年”なのは、TSF系創作を好むG-maのパターンの1つ(をぃ)
 なお設定画は少し上半身が詰まったのに対して足が長すぎるため、リメイク予定(汗)
 (非人間的なサイボーグの強調という言い訳も出来るが、原画ともバランスが違うのだorz)
【旧作画像】
2000