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★晶属系統特集 統合ナンバー：CX-Z01S |
晶属は、結晶化・均一化された体組織を持った種族を指す根源系統である。
結果として無機物（金属を含む）の体質を持つ種族が多いため、無機質生命と混同されがちだが、
イコールではなく、有機質生命を含んでおり、無機質系でも必ず晶属とは限らない。
根源系統は組成ではなく、形態や生態が分類の基準になっているからである。
結晶化・均一化された体組織を持つため、役割特化された器官がないか少ないケースが多く、
繊属にも似ているが、それ以上に体組織のフレキシビリティに優れた種族が多い。
また上記の通り無機物を主成分にするケースが多い（無機物の方が結晶化に向いている）ため、
相対的に長い寿命を持っていることが多いのも特徴の１つと言えるだろう。
その１方で急激な変化にはついて行けないケースが多く、肉体的には丈夫であることも多いが、
変化について行けない結果、ダメージを蓄積させやすい弱点を内包している。
（役割特化した器官を持つ有機種族の方が、状況によってはダメージレスポンスに優れるのだ）
結晶化した体組織はエネルギー蓄積に優れるため、高スペック種族が生まれやすいが、
耐久性を超えたダメージを受けると、回復に長い時間がかかってしまうことも多い。
体組織が均一化されているために、全身でダメージを抱え込んでしまいやすいのである。
【主な晶属大系統など】
メイフェロン大系統晶属（メイフェル・ユリス銀河団を中心とする大系統）
スパクリーユ大系統晶属（リーヴァス・アヴィエラ銀河団を中心とする大系統）【投稿設定】
アルギメルト大系統晶属（リーヴァス・アヴィエラ銀河団を中心とする大系統）
ザイノクス大系統晶属（コルヴィアス・レイヴァーノ銀河団を中心とする大系統）
晶属系バストラクト（晶属中系統などの均等混血個体群）
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【Meking Memo／設定補記】
2005〜2010年にかけて構築した根源系統の概念からピックアップしたもの。
ＳＦモノで定番（？）の金属生命体などのアイデアをモチーフにしたものであるが、
無機質系・金属系に特化するのも差別的であるため（有機種族は多くの系統を想定するのに）、
成分ではなく体組織の組成の方に条件を絞って系統定義している。
「結晶化・均一化」が基本条件であり、条件に合えば有機物・無機物を問わないのだ。
またこの結果、金属生命体や鉱物生命体に限定しないだけでなく、
液体生物やガス生物といったアイデアにも、晶属系統の分類を応用できることになった。
液体やガス（気体）も物質的な現象であり、「結晶化・均一化」の系統条件に当てはまるからである。
（実際に液体の水は、化学分類上は結晶に該当し、凍れば雪や氷になる）
他方、「ダメージレスポンスに劣る」という弱点は、バランスのために用意したもの。
単に頑丈なだけでは系統種の分類として“不公平”だからである。
それに実際、岩石や金属は限界を超えたら砕けたり折れたりし、使えなくなってしまう。
しかし有機生物は、ダメージを必ず全身で受け止めるわけではない。
その辺りに生態の違いを想定し、それが弱点にもなるという解釈を採用した。 |
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| ★メイフェロン大系統晶属 統合ナンバー：CX-Z01S01 |
メイフェロン大系統晶属は、晶属系統種の大規模なグループ“大系統”の１つである。
大系統は、銀河を越えて広がる根源系統のグループ（稀に混合系統の大系統もある）を意味し、
メイフェロン大系統はメイフェル・ユリス銀河団を中心に、おおむね半径3,000万光年に渡って広がりを持つ。
系統起源体に当たるメイフェロンは、メイフェル銀河系を拠点としており、
この銀河系の銀河生態系の分布に影響を与えている（つまりどちらかといえば晶属系が優勢なのだ）
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【Meking Memo／設定補記】
2005〜2010年にかけて構築した根源系統の概念からピックアップしたもの。
無機物の結晶で肉体を構築した晶属の大系統として最初に設定したもの。
晶属系種族は当初は機属系種族（機械的な構造を持つ種族）と半ば混同していたが、
「結晶体質の種族」と「機械的な構造の種族」は定義が異なるため、現在では分離している。
この辺り版権ＳＦ作品でもしばしば混同されるパターンであり、
人間原理が私たちの思考にどれだけ支配的な影響を及ぼしているかが分かる（苦笑）
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| ◆主なメイフェロン大系統内中系統 |
| 中系統名 |
分布銀河系 |
統合ナンバー |
系統種概要 |
備 考 |
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| カリオネクト系統晶属 |
アトラス銀河系 |
CC-ATS20401 |
メイフェロン大系統に属する晶属中系統の１つ。
主にアトラス銀河系を中心に分布している。
主な系統内種族：カリオロイド |
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| メタリクス系統晶属 |
アトラス銀河系 |
CC-ATS20601 |
メイフェロン大系統に属する晶属中系統の１つ。
主にアトラス銀河系を中心に分布している。
主な系統内種族：ゴランギム、クゥルバ、メタロイド（人為） |
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| オルティオス系統晶属 |
メイフェル銀河系 |
CC-MFS20401 |
メイフェロン大系統に属する晶属中系統の１つ。
主にメイフェル銀河系を中心に分布している。
主な系統内種族：ケイオシス、スペリロイド、マスフェロイド |
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| クロディナス系統晶属 |
メイフェル銀河系 |
CC-MFS20601 |
メイフェロン大系統に属する晶属中系統の１つ。
主にメイフェル銀河系を中心に分布している。
主な系統内種族：クロスティオン、デュラセン |
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| ミトライア系統晶属 |
クリティアス銀河系 |
CC-CSSS2101 |
メイフェロン大系統に属する晶属中系統の１つ。
主にクリティアス銀河系を中心に分布している。
主な系統内種族：センダンロウ、ルリオハンゴ、メイストリル |
【投稿設定】 |
| ハドローヤ系統晶属 |
ハドケウリ銀河系 |
CC-HDSS2101 |
メイフェロン大系統に属する晶属中系統の１つ。
主にハドケウリ銀河系を中心に分布している。
主な系統内種族：レイラモンディス、モクスティルナ |
【投稿設定】 |
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| ★スパクリーユ大系統晶属【投稿設定】 統合ナンバー：CX-Z01SS1 |
スパクリーユ大系統晶属は、晶属系統種の大規模なグループ“大系統”の１つである。
大系統は、銀河を越えて広がる根源系統のグループ（稀に混合系統の大系統もある）を意味し、
スパクリーユ大系統はリーヴァス・アヴィエラ銀河団を中心に、おおむね半径4,000万光年に渡って広がりを持つ。
系統起源体に当たるスパクリーユは、テクノーヴァル銀河系を拠点としており、
この銀河系の銀河生態系の分布に影響を与えている（つまりどちらかといえば晶属系が優勢なのだ）
またスパクリーユは、進化への自発的な干渉を是とする価値観を持っており、
大系統の広がりが群を抜く（最も広い分布を持つ大系統の１つだ）のもこのためと言われている。
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【Meking Memo／設定補記】
2005〜2010年にかけて構築した根源系統の概念からピックアップしたもの。
原案は2010年頃に白銀の賢者氏が投稿したもので、ほぼ原案のイメージから変わっていないが、
２次創作に依存することは避けているため、起源体スパクリーユのイメージは変えている。
（元々は版権キャラにモチーフがあり“モノリス体形”だったが、現在は多面体のイメージなのだ）
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