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★マレフィオス危機特集／個別事例 統合ナンバー：HB-AS2141X |
マレフィオス艦隊が起こした個別の危機事態について紹介する。
総論はこちらを参照。
カルセディア・マレフィオス事変
クリティアス・マレフィオス危機
ハーヴェンツ・マレフィオス危機
クルヴェント・マレフィオス危機
スレイク・マレフィオス事変
エルピナス・マレフィオス危機 【投稿事件】
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| ◆カルセディア・マレフィオス事変 統合ナンバー：HC-AS2141HB01 |
カルセディア・マレフィオス事変は、超古代史にカルセディア銀河系で起きた軍事衝突の１つである。
旧アムーグア帝国の“ラストエンペラー”マレフィオスが率いた漂流武装組織、
マレフィオス艦隊の「最後の軍事遠征」として知られる事件の１つであり、
基準年時代から約5.8万年前に勃発している（アムーグア帝国滅亡の約2,000年後だ）
実はマレフィオス艦隊がこの銀河に飛来したのは、軍事衝突が起きる約1,000前であった。
当時カルセディア銀河系は、アムーグア帝国を後ろ盾にしていたアミティル銀河連邦の時代であり、
その後ろ盾を突然失ったことで銀河社会が少なからず混乱していた。
そんなカルセディア銀河系に飛来したマレフィオス艦隊は、1,000年ほどこの銀河に潜伏していたのだ。
“親アムーグア派”であるアミティル連邦やザグレス機構があったため、
当初は大規模な軍事衝突はなく、アミティル連邦らの支援を受けることが出来たようである。
しかし約5.8〜5.7万年前に反アムーグア派の武装蜂起事件が起きたことがきっかけで、
マレフィオス艦隊はカルセディア銀河系を出奔し、再び深宇宙遠征の旅を再開することになったのだ。
決して弱い組織ではないが、武装蜂起を完全鎮圧せずに遠征再開を決めたのは、
「リーヴァス・アヴィエラ銀河団を攻略したい」マレフィオスの野心があったためと言われている。
そしてこの時の“反乱軍”が、実はネアロカルセディア共同体の母体となったのだ。
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【Meking Memo／設定補記】
2021年に初めてイメージした深宇宙のハイライト設定。
数年前に作った“マレフィオス艦隊遠征プロジェクト”の細部を更に掘り下げる過程で作った。
ユリス銀河系とクリティアス銀河系の間にカルセディア銀河系が位置することに加え、
クリティアス銀河系で軍事衝突が起きるまで、3,000年も音沙汰がないのも奇妙だったからだ（苦笑）
またクリティアス銀河系の事件ではマレフィオス艦隊が初期に大攻勢を展開しているため、
「マレフィオスが戦力を拡充した」ことを前提に、カルセディア銀河系での潜伏期間を想定したのだ。
そして再遠征のきっかけを作った反乱を、ネアロカルセディア共同体の原点に置くことで、
その後のアミティル連邦との因縁を上手く結びつける、タイミングの良さもあった。 |
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| ◆クリティアス・マレフィオス危機 統合ナンバー：HB-AS2141HB01 |
クリティアス・マレフィオス危機は、超古代史にクリティアス銀河系で起きた戦禍の１つである。
旧アムーグア帝国の“ラストエンペラー”マレフィオスが率いた漂流武装組織、
マレフィオス艦隊の「最後の軍事遠征」として知られる事件の１つであり、
基準年時代から約5.7万年前に勃発している（アムーグア帝国滅亡の約3,000年後だ）
危機レベルは“４”と評価されており、一連のマレフィオス危機の中でもエルピナス危機に匹敵する事態だ。
クリティアス・ハーヴェンツ銀河団の重心であるクリティアス銀河系は、
一見して穏やかな銀河社会を持つが、毅然とした対応をすることで知られる。
当然アムーグアの悪評も知っていたはずであり、マレフィオス艦隊を受け入れるはずはなかった。
しかしマレフィオス艦隊はこの銀河で、最初の大規模な攻勢を仕掛けることに成功している。
それは１時的にしろ、銀河の外縁部に拠点を作られてしまうほどだった。
（これはザインラント帝国がアトラス移民紛争時代に実施した攻勢とよく比較される）
これはクリティアス銀河系侵攻前に、カルセディア銀河系で「力を溜めていた」からだ。
親アムーグア派のアミティル連邦などが影響力を持つ当時のカルセディア銀河系で、
マレフィオス艦隊は1,000年ほどの間潜伏し、銀河侵攻能力を鍛え上げていたと言われている。
そしてこの攻勢をひっくり返したのが、カズモスフライのドミニオーグが率いる神獣同盟、
スピリオーディア獣士団であったと言われている（もちろん彼らだけの功績ではないが）
星間安全保障に関心を持つ視野の広い神獣たちの協力が、危機の解決に重要な役割を果たしたのだ。
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【Meking Memo／設定補記】
2014〜2015年頃に作った深宇宙のハイライト設定。
旧アムーグア帝国の“残党”であるマレフィオス艦隊が、
ヴァイオレット氏が投稿したエルピナス銀河系で戦禍を引き起こすまでの経緯の１つとして、
補完的に設定したものであり、その中でも「大きな事件」の１つに当たる。
神獣同盟が危機の解消に貢献した設定も初期からあり、このハイライトの特色の１つだ。
もちろんクリティシア連合などの正規軍も貢献しているのだが。 |
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| ◆ハーヴェンツ・マレフィオス危機 統合ナンバー：HB-AS2141HB02 |
ハーヴェンツ・マレフィオス危機は、超古代史にハーヴェンツ銀河系で起きた戦禍の１つである。
旧アムーグア帝国の“ラストエンペラー”マレフィオスが率いた漂流武装組織、
マレフィオス艦隊の「最後の軍事遠征」として知られる事件の１つであり、
基準年時代から約5.5万年前に勃発している（アムーグア帝国滅亡の約5,000年後だ）
クリティアス・マレフィオス危機から2,000年ほどのブランクを空けているが、
ハーヴェンツ銀河系に到達したのは1,000年ほど前（基準年時代から約5.6万年前）らしく、
そこからしばらく銀河内に潜伏した後に、軍事衝突を引き起こしている。
カルセディア銀河系のように、協力的な銀河列強がこの銀河にあったわけではないのだが、
２大勢力であるハルヴェント連邦とサラエンディーナ王国が対決的に振舞う中で、
銀河に潜伏していたマレフィオス艦隊が、政治的な駆け引きの材料に使われたと考えられている。
最終的に、マレフィオス艦隊による海賊的な略奪行為を無視できなくなったことで、
軍事衝突を経て排除される結果になっているが、その過程にはドロドロとした政治の闇があり、
その闇が後世に批判的に語られることが多いようである。
マレフィオス側も２大勢力に利用されていることに感づいていたため、
「政治的ご都合主義で排除される」ことに反発し、短期的ながら大きな衝突になったようだ。
危機レベルは“３”という評価が歴史家の間で定説になっている。
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【Meking Memo／設定補記】
2014〜2015年頃に作った深宇宙のハイライト設定。
旧アムーグア帝国の“残党”であるマレフィオス艦隊が、
ヴァイオレット氏が投稿したエルピナス銀河系で戦禍を引き起こすまでの経緯の１つとして、
補完的に設定したものであり、草案段階ではオーソドックスな軍事衝突だったが、
2021年の再編時に、「２大列強の外交対決に利用された」というフラグを追加。
見方によっては、良いように利用されたマレフィオス側が同情されるような構図になっており、
監視者が主導する銀河列強でも、政治の闇はあるという示唆になっている。 |
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| ◆クルヴェント・マレフィオス危機 統合ナンバー：HB-AS2141HB03 |
クルヴェント・マレフィオス危機は、超古代史にクルヴェント連銀河系で起きた戦禍の１つである。
旧アムーグア帝国の“ラストエンペラー”マレフィオスが率いた漂流武装組織、
マレフィオス艦隊の「最後の軍事遠征」として知られる事件の１つであり、
基準年時代から約5.3万年前に勃発している（アムーグア帝国滅亡の約7,000年後だ）
クルヴェント連銀河系に侵攻する数百年ほど前、オーディエル銀河系に立ち寄った形跡があるが、
（同銀河系の覇権主義勢力、ヴィザルペール魔導連邦と接触した可能性が高い）
すぐにクルヴェント連銀河系に向かったのは、オーディエル銀河系に隙がほとんどなかったためだ。
イグザ銀河連合以上の影響力を持つオーディス銀河共同体のレベルが窺える。
クリティアス・マレフィオス危機で“敗退”してからは、実の所余り艦隊強化されていないのだが、
それでもクルヴェント連銀河系で起きた軍事衝突では、かなり大きな混乱が生じている。
（危機レベルは一般に“３”と評価されているが、現場の混乱が顕著で“４”評価をする歴史家もいる）
２大列強であるオーディス共同体（クルセア支部）とクレヴェノール連邦の不協和音が目立ち、
銀河外から進出してきたマレフィオス艦隊に、足並みを揃えることが出来なかったためだ。
ハーヴェンツ銀河系の事例と似ているが、それよりも情勢は良くなかったようである。
最終的にオーディス共同体がマレフィオス艦隊を排除したが、被害は大きく禍根を残したという。
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【Meking Memo／設定補記】
2021年に初めてイメージした深宇宙のハイライト設定。
数年前に作った“マレフィオス艦隊遠征プロジェクト”の細部を更に掘り下げる過程で作った。
数千年単位のハイライトしかなかったため、更に細かくすることを意図しており、
オーディエル・クルセア銀河団の代表的な“混迷銀河”クルヴェント連銀河系を選んだものだ。
またこの銀河も、ハイライト設定が充実していないため、これを補完する狙いもあった。 |
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| ◆スレイク・マレフィオス事変 統合ナンバー：HC-AS2141HB02 |
スレイク・マレフィオス事変は、超古代史にスレイク銀河系で起きた軍事衝突の１つである。
旧アムーグア帝国の“ラストエンペラー”マレフィオスが率いた漂流武装組織、
マレフィオス艦隊の「最後の軍事遠征」として知られる事件の１つであり、
基準年時代から約5.2万年前に勃発している（アムーグア帝国滅亡の約8,000年後だ）
戦禍は銀河系の外縁部に留まっているが、盟主共同体であるミレイケル連邦の対処が半端で、
１部植民惑星の制圧などを許す事態となっており、大きく批判される事件となった。
1,500年ほど前に、マレフィオス艦隊がオーディエル銀河系に来訪したとされる時点で、
（目立った軍事衝突にはなっていないが、情報は広く伝えられている）
ミレイケル連邦にもその情報が伝わっていたはずで、星間安全保障上の怠慢であると言われたのだ。
マレフィオス艦隊を追い出す際にも、義勇組織などの協力を求めており、これにも批判がある。
そしてこの“後手振り”は更に2,000年後、エルピナス銀河系を襲った危機にも影響を与えた。
マレフィオス艦隊の侵攻を経験した立場から、今度は情報共有は早かったものの、
イルメティック同盟などを利用したマレフィオスのゲリラ工作の可能性には気付けず、
アノール連合が圧迫される原因の１部を作ったという批判がある。
（本来はエルピナス銀河社会の責任なので、１方的に批判されるのも不合理なのだが）
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【Meking Memo／設定補記】
2019〜2020年頃に作った深宇宙のハイライト設定。
数年前に作った“マレフィオス艦隊遠征プロジェクト”の細部を更に掘り下げる過程で作った。
やや経験が浅く、ご都合主義的に振舞いがちなミレイケル連邦の不手際が特徴であり、
これは政権によって外交方針が微妙に変わるアメリカを皮肉った部分がある。
（別にアメリカに限った話ではないのだが、超大国であるだけにそれが悪目立ちするのだ） |
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| ◆エルピナス・マレフィオス危機 【投稿設定】 統合ナンバー：HB-AS2141HBS1 |
エルピナス・マレフィオス危機は、超古代史にエルピナス銀河系で起きた戦禍の１つである。
旧アムーグア帝国の“ラストエンペラー”マレフィオスが率いた漂流武装組織、
マレフィオス艦隊の「最後の軍事遠征」として知られる事件の１つであり、
基準年時代から約５万年前に勃発している（アムーグア帝国滅亡の約１万年後だ）が、
この軍事衝突で敗退することで、マレフィオス艦隊に引導が渡された事件として有名である。
ただし当初はマレフィオス艦隊の奇襲的な作戦に加えて、
イルメティック同盟など１部の銀河列強がこれに便乗的に同調したことによって、
盟主共同体に当たるアノール銀河連合が大混乱を来す事態に追い込まれたと言われている。
危機レベルも“４”というのが定説であり、一連のマレフィオス危機の中でも最大級の戦火である。
それは悲劇の戦女神ディアドリード・ガラディエルの伝説として今に残されている。
クウィンディエスの武将だったガラディエルは強大な戦士であったが、
入り交じる謀略に利用されて祖国に反旗を翻し、悲劇的な最期を遂げたのだ。
そんな悲劇を伴った戦禍であるが、１万年に渡る深宇宙遠征でマレフィオス艦隊も疲弊し、
アノール連合とこれを支援した義勇組織などの攻勢に抗し切れず、
銀河を出奔する余力もないまま、艦隊としての組織が崩壊する事態を招いたと言われている。
マレフィオスの命運は不明であるが、この先に大きな事件が起きた形跡はない。
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【Meking Memo／設定補記】
2014〜2015年頃にヴァイオレット氏が投稿した深宇宙のハイライト設定。
同氏が投稿したマレフィオスが率いた“アムーグア帝国残党”が関わった軍事危機であり、
“古の因縁フラグ”を好む同氏の嗜好を反映したハイライトになっている。
（ただ同氏は個人的な因縁フラグに偏るクセがあるため、大局的な流れはG-maが補完した）
クリティアス危機などの“遠征プロジェクト”もここから派生した設定だ。 |
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