ＧＤＷ-ＣＨＡＲＡＣＴＥＲＳ
（キャラクター設定集）
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当カテゴリ
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★ヴェドレイズ（Vedreis／ＧＤＷ版リトルグレイ）　統合ナンバー：CS-ATT19901D01
出身天体： アトラス銀河系／オリオネス腕／惑星ヴェドラ（過去史） ヴェドレイズ（アーギ・デ・モーズ）
根源系統： 竜属（竜人族）／オーディエル大系統竜属
系統詳細： セリオレイズ系統竜属
各種評価：
（評価指標）
生　態 平均体格 平均出力 平均寿命
雌雄2性型
卵生		 1.4m Gex=3.5 400年
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
４ ４ ６．５ １４．５

【評価概要】
　基準年時代においては概ね開発者種族。
　ただし知性面に対してやや技術力が先行する。
　タイランタ銀河連邦の主要種族の１種であり、
　小柄だが精神干渉能力に優れる。
【種族概要設定】（設定補記／個体リスト／関連設定リスト）

　ヴェドレイズは、惑星ヴェドラを発祥とする竜属系のエイリアン種族である。
　青みがかった灰色の滑らかな皮膚に覆われ、ヒューマノイドに近い体形を持っているが、
　全体に小柄で腕が長くまた無毛で、アーモンドまたは柿の種のような黒っぽい大きな目を持つなど、
　アークスやアナリアンのような人属系種族とは大きく異なる外観を持つ。
　生態的には両生類に近く、銀河生命学上の分類ではセリオレイズ系統に属している。
　ＧＤＷ世界観における、リトルグレイに相当する種族である。

　小柄で手足が細いため、肉体的には脆弱な種族であるが、
　その一方で優れた精神干渉能力を有し、相手次第ではマインドコントロールすることも可能。
　（ただし銀河社会にはこうした精神干渉に対抗する術式もありマニュアル化されている）
　概ね雌雄２性型の生態を持っているが、性変動を起こす個体の比率がやや高く、
　その境界線は流動的なものであると考えられてもいる。
　ただし後述する通りクールかつドライな気質であるため、人格的な性差は小さい。

　合理性を重視する冷徹な種族であり、感情は余り豊かであるとは言えないが、
　知能指数は平均して高いことから、高度な宇宙技術を理解し効果的に活用することが出来る。
　実際に、汎用性に富んだ高機能な宇宙船の技術に定評がある種族であり、
　プリミティブでシンプルな外見の中に、多くの機能を組み込んだメカニックを得意としている。

　タイランタ銀河連邦５大勢力の１つである、ヴェドレーゼ帝国を築いた種族でも知られるが、
　同帝国がタイランタ連邦の傘下に入った経緯には、波乱の歴史が存在する。
　タイランタ連邦がアトラス銀河系に誕生したのは基準年時代から２万年ほど前のことであるが、
　その直前にオリオネス腕で星間戦争（第１次タイタニア戦争）が起きており、
　ヴェドレーゼ帝国はこの戦争で、ある国家とオリオネス腕の覇権を争って敗退した経緯がある。
　その国家こそ、後にタイランタの盟主となる、セリオネアン率いるセリオネア帝国であった。

　しかもこの戦争時、出身惑星ヴェドラはセリオネア帝国によって破壊されているのだ。
　銀河社会の一般的な価値観から見れば、セリオネアンは因縁の宿敵にも等しいはずであり、
　その“宿敵”と軍事同盟を築くことは一見、不可解にも見える。
　実際に戦後しばらくはセリオネアンに対する憎悪が強かったようであるが、
　最終的に“同盟化”したのは、セリオネアンが提示した“覇者の同志”に惹かれたためらしい。
　ある意味では「憎悪を超えて共通の目的を選んだ」とも言えるため、
　憎悪に縛られて半永久的に対立するのに比べれば、冷静かつ理性的であるとも言える。

　ただし本心からセリオネアンを同志と見なしたかというと、どうやらそうでもないようだ。
　銀河の覇者という野心に惹かれて同盟を築いてはいるが、ビジネスライクな関係に近く、
　ヴェドレイズでも古い家系の子孫は今も、オリオネス腕の覇者は自分達と考える傾向が強い。
　因みに現在では、出身惑星ヴェドラを失っていることから、
　ヴェドレーゼ帝国の首都は軍用シティキャリアのネアロ・ヴェドラに置かれている。

　		 ネアロ・ヴェドラ
【Meking Memo／設定補記】
　1992年頃から2006年頃にかけて作成・考証した、複数の設定群を再編整理したもの。
　宇宙人伝説（都市伝説）で有名な、灰色の小人・リトルグレイの実質的な“ＧＤＷ版”である。
　（リトルグレイは緑色でイメージされることもあるが、こちらは別種のモチーフになっていたりする）
　因みにリトルグレイの“正体”については、人間の夢の中に登場する、
　人間をデフォルメした想像から生まれたという説がある（本物の宇宙人じゃなければだがｗ）

　種族名であるヴェドレイズと国家名であるヴェドレーゼは、
　実はオリオン座の有名な赤色超巨星、ベテルギウスから連想したものだったりする。
　これは宇宙人伝説の中に「ベテルギウス出身説」が存在することに背景がある。
　ただし、現在のヴェドレイズは必ずしもこの星系の出身という設定ではない。
　ベテルギウスは「いつ超新星爆発してもおかしくない老星」であり、
　ヴェドレーゼ帝国の歴史の自由度を縛ってしまう可能性があったためだ。
　（地球から600光年ほどの距離になるので、もしかしたら今頃既に爆発しているかも知れない^^;）

　リトルグレイは、都市伝説においては相互理解の困難なクリーチャーとして描かれる傾向があるが、
　ヴェドレイズは言語によるコミュニケーションが可能な種族であり、
　独特の価値観や冷徹さを持つが、世界観の都合上「分かりやすい」設定になっている（笑）
　また性変動体質は宇宙人としての個性の上、両生類によく見られる特性からネタにしている。
　（人間原理だと特異に見えるが、両生類や魚類では性転換は珍しい現象ではない^^;）

　
【種族個体リスト】
個　体　名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備　考
【1992〜2003】
クリル・ギ・クレゾ
D01-N19201 男性 タイランタ連邦の軍属外交官、エグゼクターに干渉。 グレイ陰謀論がモチーフ。
アーギ・デ・モーズ
D01-N19901 男性 タイランタ連邦の幹部将校、冷徹だが腹黒い野心家。
【2004〜2011】
オーグ・ジ・ドーク D01-N20601 男性 タイランタ連邦の上級将校。
タルボ・ダ・プレス D01-NS2091 男性 ケイロアス大学の留学生だが、スパイ工作に関与。 【投稿個体】原案：白銀の賢者
ゾット・ド・ラーク D01-N21001 男性 タイランタ連邦の上級将校、オリオネス大戦で戦死した。
【2012〜2019】
グレイ・デ・ドーク D01-N21501 男性 オーグの息子、学生時代にスティルゾン愛好。
ヴェリス・デ・クレゾ D01-N21701 女性 クリルの伯母、慈善活動を行なう。
【2020〜2023】
【その他種族関連設定リスト】
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考
セリオネアン キャラクター種族（原種） CS-ATO19901D01 惑星セリオネア出身のエイリアン種族。
　ヴェドレイズの同志であると同時にライバル。
第１次タイタニア戦争 歴史（時代枠） HS-ATXB01 基準年時代から約２万年前に起きた星間戦争。
　ヴェドレーゼ帝国とセリオネア帝国の激突。		 超古代ロマンなどがモチーフ。
オリオネス銀河大戦時代 歴史（時代枠） HS-ATXN01 基準年時代に起きた大規模な星間戦争。
　アトラス連合とタイランタ連邦が正面衝突した。
タイランタ銀河連邦 組織（星間連合） TC-ATU19601 アトラス銀河系の列強勢力の１つ。
　ヴェドレーゼ帝国もこの傘下に属する。
ヴェドレーゼ帝国 組織（種族国家） TC-ATU19601N02 ヴェドレイズが築いた軍事国家。
　基準年時代はネアロ・ヴェドラに首都を置く。
旧タイタネス連合帝国 組織（星間連合） 過去にオリオネス腕に繁栄した軍事星間連合。
　タイランタ銀河連邦の前身とされている。
ネアロ・ヴェドラ メカニック（シティキャリア） 円盤状の巨大シティキャリア。
　タイランタ銀河連邦の離宮で動く大規模軍港。		 ＩＤ４マザーシップがソース。
　
　

　

　
　

　
★ヴェドレイズ個体特集（1992〜2003年）
　
★ヴェドレイズ／クリル・ギ・クレゾ
　統合ナンバー：CS-ATT19901D01-N19201
設定画（2011）
出身地：ネアロ・ヴェドラ 【個体概要設定】
　タイランタ銀河連邦に所属する、ヴェドレイズの冷徹な軍属外交官。
　連邦宇宙軍内での階級は中佐に当たり、第３機動艦隊の指揮官アーギの部下に相当。
　宇宙進出前の惑星アークで暗躍していたエグゼクターと、連邦大使として密約関係を結んだ。
　事実上、エグゼクターのオーバーテクノロジーの提供者に当たる。

　最大の特徴は、アーク様式の汎用スーツ（要するに“背広”）を着用していることだろう。
　元々エグゼクターを連邦の駒として好きなように利用するつもりでいたクリルだが、
　総統のヘンリーや側近のガンマなど、「駒で片づけるに惜しい逸材」との出会いを経験し、
　彼らに敬意を表する意味合いで、アークのスーツを正装として選んだ経緯がある。

　ただし厳密には“背広そのもの”ではなく背広を模したエーテルスーツであり、
　個人用シールドマトリクスを搭載するなど、防御性能を有するハイテク装備である。
　もっとも精神干渉能力に優れたヴェドレイズにとって、大半のアークスは脅威ではなく、
　逆にリアルな幻覚を見せて激しい動揺を誘ったり、工作上利用価値があるのであれば、
　マインドコントロールを仕掛けて手駒にすることも可能だったのだが。

　AWO-019（2070年頃）、エグゼクター陥落とともに行方不明になっている。
　ただその直前、アーク併合を強行した連邦宇宙軍の行為を「強引過ぎた」と批判しており、
　最前線でコネクションを張る立場上、中央との“距離”を感じていた節もある。

　
時代枠：基準年時代／オリオネス大戦期
【CHARACTER'S SPEC】
種　　　族：
身　　　長：
身体出力：
精神出力：
属性評価：
主な能力：
：
：
：
：

装 備 等：
 ヴェドレイズ
147cm
Gex=1.9
Gex=3.8（外力4.2）
（未定）
外交官のスキル
幻術・精神操作
精神共鳴
（思念交流含）
他

エーテルスーツ
（アーク様式）
エピソード：クライシス、ガーディアンズ
【Meking Memo／設定補記】
　1990〜1992年頃に初めてイメージしたキャラクターで、古典キャラに相当する。
　とあるエイリアンミステリーで「人類と密約を結んだ宇宙人」の名前がモチーフになっている。
　“リトルグレイ”の容姿もモチーフだが、これはヴェドレイズ種に共通する。
　「背広を着せた」のは1999年頃のアイデアで、ミスマッチなのは意図して狙ったものである（笑）
　シュールな見た目であるが、これで幻覚攻撃を仕掛けてきたりするので存外に手強いのだ。
【旧作画像】
1992
　

　
★ヴェドレイズ／アーギ・デ・モーズ
　統合ナンバー：CS-ATT19901D01-N19901
設定画（2015）
出身地：ネアロ・ヴェドラ 【個体概要設定】
　タイランタ銀河連邦中央宇宙軍に所属する、ヴェドレイズの高官。
　ネアロ・ヴェドラを母港とする第３機動艦隊の司令官を務める。
　階級はBWO-015（2037年頃）までは１級准将で、その後少将へ昇進した。
　通常は艦隊旗艦であるギロナ級戦艦・ゾーディアムに座乗し、艦長を兼任している。
　（少将昇進後、新たにゾット大佐がゾーディアムの艦長になった）
　クールで計算高い策士として名高く、腹の底を見せない野心家。

　決して感情的になることはないが、実は密かに連邦での影響力拡大を狙っており、
　セリオネアンのサラス家が実権を握る連邦総統府を掌握することを夢見ているらしい。
　BWO-039〜015のアーク・オメガ危機やAWO-007のリドリアス戦役（オリオネス大戦）、
　AWO-019（2070年頃）のアーク戦役など、多くの苛烈な戦火で一定の実績を残す。
　ヴェドレイズとしては大柄で、強力なマインドコントロール能力の持ち主。

　オリオネス大戦後の動向ははっきりと分かっていないが、
　元連邦大総統サラス・エルディモアが第２次タイタニア危機で亡命して組織した、
　星間漂流国家・ハデム連邦の高官を務めていたことが分かっており、
　その後に起きたハデム連邦のアリエル帝国併合事変において、
　エルディモアの失脚に荷担したのではないかと言われているが、詳しくは定かではない。

　
時代枠：基準年時代／オリオネス大戦期
【CHARACTER'S SPEC】
種　　　族：
身　　　長：
身体出力：
精神出力：
属性評価：
主な能力：
：
：
：
：

装 備 等：
 ヴェドレイズ
162cm
Gex=2.0
Gex=4.0（外力4.5）
（未定）
軍事指揮官のスキル
幻術・精神操作
精神共鳴
（思念交流含）
他

エーテルスーツ
（連邦軍将官用）
※青系は准将〜少将相当。
エピソード：ＰＡ黙示計画、ガーディアンズ
【Meking Memo／設定補記】
　1999年頃に初めてイメージしたキャラクター。
　見ての通りリトルグレイがモチーフ（事実上ＧＤＷ版グレイである）の種族であるが、個体に特筆するモチーフはなく、
　軍属だが下克上を夢見る腹黒い野心家としてキャラクター構築している。
　ただし単なる裏切りフラグのためだけのキャラではなく、軍事指揮官としての腕も優秀という実力者である。
　また部下にセリオネアン（ボル・サーモディ）を置くことで、アーギの地位の高さを表現している。
　クロスオーバー企画“ＰＡ”では、大総統サラスに代わって連邦軍のリーダー格を担う重要人物でもある。
【旧作画像】
2006
　
　

　

　
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