ＧＤＷ-ＣＨＡＲＡＣＴＥＲＳ
（キャラクター設定集）
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当カテゴリ
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★デスピジェント（Despigent）　統合ナンバー：CS-CTV21501G01
出身天体： キュルティロン銀河系（発祥天体不明）
根源系統： 人属（人機族）／リーヴァス大系統人属
系統詳細： セニレイン系統人属（ハイブリッド化）
各種評価：
（評価指標）
生　態 平均体格 平均出力 平均寿命
中性型 多様 Gex=5〜7 数百年以上
能力評価 知力評価 社会評価 総合評価
５ ３〜４ ４〜５ １２〜１４

【評価概要】
　太古史に開発された強化種族の末裔。
　セニレイン人類がベースだが、
　生きた宇宙船のような機能を持つ。
【種族概要設定】（設定補記／個体リスト／関連設定リスト）

　デスピジェントは、キュルティロン銀河系の星間宙域を漂流する特異なクリーチャー種族である。
　血の気がないような白い肌のヒューマノイド種族の素体に、ヴィルガイアスに似た鉱物質の外殻を持っており、
　真空耐性を有し、熱線などのエネルギー弾を放つ能力を持っていることが多い。
　文明種相当の知性を持つカーストと、獰猛な怪獣然としたカーストが群れを形成する“系統集合体”でもある。
　宇宙空間を漂流する過程で、下半身や両腕・頭部などが外殻と同化して異形化した個体も多い。

　独自の文明社会は築いておらず、排他的かつ攻撃的であるため、クリーチャー種族と見なされているが、
　明らかに手が加えられたサイバネティックな装備を持ち集団で行動するなど、社会性自体は決して低くない。
　（文明社会こそないが、デスピジェント自体が“テクノロジーの塊”であるとも言えるだろう）
　アトラス銀河系のギルザム集合体やコロニアム集合体などに似ているという指摘もある。
　また体質的には中性であるが、素体は女性的な骨格を持っていることが多いようである。

　その起源は余り良く分かっていないが、銀河太古史の研究者の間では、
　400万年前に銀河を揺るがした“カーヴェル事件”に起源を持つジェネティック種族の野生化というのが定説。
　過去に軍事科学者などが関与した強化生物が、長い時間を経て野生化したケースは他にもあるが、
　デスピジェントはその推定起源が極めて古い点でも特異なケースと言えるだろう。
　400万年もあれば、ＧＤＷ世界観では生産者が監視者に（動物が神に）進化するのに十分な時間だからだ。
　（因みにＧＤＷ世界観における400万年は、地質年代における1,000万年よりも長い）

　カーヴェル事件自体も長い時の流れで記録が風化しており、歴史的事実と都市伝説（神話）の区別が難しく、
　残されたエピソードがどこまで実際に起きたのか、疑わしいという説も少なくない。
　しかし400万年もの間語り継がれるほどの事件が「生易しいものだったはずがない」ことだけは確かであり、
　捕獲したデスピジェント個体の因子がセニレイン系統に属することが判明していることからも、
　同系統に手を加えたとされるカーヴェル・アナクロードの関与が濃厚に疑われるのである。
　「カーヴェルの伝説」でも、彼らが“巨人兵団”を保有した記述があり、デスピジェントのことと推測される。

　また400万年もあれば、複数の亜種が派生している可能性も高い。
　デスピジェント自体は基準年時代には既に衰退し、そう遠くない未来史に絶滅すると見られているが、
　同種から派生した亜種と疑われる種族が、銀河に複数存在していることも事実である。

　中でもずば抜けた身体能力で有名なフィルネイスは、体色こそデスピジェントと大きく異なっているが、
　皮膚や骨格の構造や成分に多くの類似性を持っており、近縁種である可能性が指摘されている。
　“力神”セリュエジアスに代表されるセニレイン系統は“肉体派”であることが多いが、
　フィルネイスの皮膚や筋肉・骨格の成分は、それだけでは説明できない要素を持っているのである。

　デスピジェントは上記したように“砲撃能力”が注目されがちだが、実は肉体の強靭さも侮れない。
　何より、真空の宇宙空間で「素体のまま生きていける」ヒューマノイド種族という時点で反則に近いのである。
　鎧のような外殻を形成する能力（良く似た能力が奇しくもセリュエジアスにもある）も去ることながら、
　他種族やその宇宙船を襲撃する際に放たれる熱線も、単なる波動制御能力ではなく、
　特異な筋肉組織と神経系、金属を含有する骨格の相互作用で「物理的に生み出された熱量」が加えられている。
　デスピジェントが真空耐性を持つのも、実はこの驚異的なエネルギー生産能力に由来しており、
　自分の体組織から抽出した熱エネルギーに、精神出力を絡めてフォースフィールドを生み出しているのだ。

　
【Meking Memo／設定補記】
　2015年頃に初めてイメージした種族設定。
　有名なブラウザゲーム『艦隊これくしょん』の敵役である深海棲艦が主なモチーフになっている。
　深海棲艦は飛石武氏のアヴィシオンのモチーフでもあるが、外観イメージは異なっている。
　（アヴィシオンには『アルペジオ』のモチーフも入っている）

　本家はクリーチャー的な駆逐艦や軽空母、人間型の正規空母や戦艦や潜水艦、メカニカルな巡洋艦など、
　多様な個性を持ちながらも全体はギーガーズ・エイリアン（ゼノモーフ）のような異形種族になっているため、
　変則的な「人属系のクリーチャー種族」のモチーフにした。
　人型に近いアナキス系は深海棲艦の戦艦や正規空母、鬼クラスなどのグループをイメージしており、
　クリーチャー要素の強いロヴニス系は同駆逐艦や軽空母、巡洋艦などのイメージ、
　亜種系統のネオス系はイベントマップの姫クラスをイメージしている。

　
【種族個体リスト】
個　体　名 統合ナンバー 生態特性等 主な個性や特徴 備　考
【2015〜2019】
エイヴィス
G01N-B21501 ネオス・ティグロス エイヴィス事件の首謀者。
　フィルネイス起源体説がある。		 戦艦棲姫などがモチーフ。
ホプフェ
G01N-AS2151 ネオス・プラトゥナ 【投稿個体】原案：白銀の賢者
　北方棲姫などがモチーフ。
フォトンベール
G01N-A21601 ネオス・プラトゥナ 港湾棲姫などがモチーフ。
【その他種族関連設定リスト】
関連名称 設定カテゴリ 統合ナンバー 主な名称の概要 備　考
デスピジェント・アナキス キャラクター種族（原種） CS-CTV21501G01A デスピジェントの原種。
　ヒューマノイド女性のサイボーグ風味。		 深海棲艦の重巡以上が主なモチーフ。
デスピジェント・ロヴニス キャラクター種族（亜種） CS-CTV21501G01L デスピジェントの亜種。
　サイバネティックな動物体形が多い。		 深海棲艦の軽巡以下が主なモチーフ。
デスピジェント・ネオス キャラクター種族（亜種） CS-CTV21501G01N デスピジェントの亜種。
　アナキス系に似るが能力が高い。
　重厚な外骨格に覆われたティグロス系と、
　肌の露出が多いプラトゥナ系がいる。		 深海棲艦の姫クラスが主なモチーフ。
デスピジェント集合体 組織 デスピジェント個体群の星間漂流組織。
　カースト化された“群れ”であるが、
　あたかも宇宙海賊のように振舞う。
カーヴェル・アナクロード 組織 カーヴェル事件を起こした科学者集団。
　筆頭はウォード・カーヴェル。
カーヴェル事件 歴史事件 太古史に起きた一連の事件群。
　カーヴェル・アナクロードの工作による。
エイヴィス事件 歴史事件 超古代史に起きた襲撃事件。
　エイヴィスが率いた集合体による。
　
　

　

　
　

　
★デスピジェント個体特集（2015年〜）
　
　
　

　

　
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