ＧＤＷクロイティス銀河大戦特集

ＧＤＷ-ＨＩＳＴＯＲＩＥＳ
（歴史設定集）

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★クロイティス銀河大戦（クロイティス大戦時代）　統合ナンバー：HB-ATWA001

発生銀河系	アトラス銀河系（LG-01G01／ＧＤＷ版天の川銀河）
発生時代枠	遠未来史
危機レベル	レベル６（銀河炎上相当）
危機概要	アトラス銀河史上最大級のヴァーツ危機。

【舞台概要設定】（設定補記／時代枠時系列リスト／関連舞台リスト／関連設定リスト）

　クロイティス銀河大戦は、遠未来史にアトラス銀河系で勃発した大規模な星間戦争である。
　ヴァーツ危機の１つとして記録されており、その中でも史上屈指の規模であった。
　基準年時代からおよそ１万年後に起きており、20年近くも続いており、
　文字通り「銀河全域が炎上した」と形容される非常事態だったと後に表現されている。
　これは危機レベルがオリオネス大戦を凌ぐ“レベル６”とされていることからも分かるだろう。
　アトラス銀河系の長い歴史の中でも、これだけの戦禍は滅多になかったのだ。

　主戦場はアトラス銀河連合の影響宙域であるが、その外側にも広く波及しており、
　オルガナ同盟やカリオス連盟、タイランタ連邦やサジタロス共同体、新オリオネス連合など、
　当時の銀河列強が全て大きく関わり、その影響宙域が被害を受けている。
　（銀河大戦クラスでさえも、銀河全域が戦場になることは中々ない）
　これは盟主共同体に当たるアトラス連合が、それだけ「危機的に追い込まれた」証左でもある。
　文字通り「全銀河の戦力を結集」しなければ、解決できない事態だったのだ。

　象徴的だったのが、アトラス連合の首都であるアトラス・テクトラクタの時空封鎖と、
　経済中枢であるプレディアス・リングシステムの“半壊”であった。
　首都が時空封鎖によって孤立したことでアトラス連合は主導権や制宙権を失い、
　経済中枢がマヒするほどの激戦により、一気に衰退寸前まで追い込まれたといわれている。
　（半壊とあるが、都市のスケールから見れば、太陽系が丸ごと荒廃するレベルであった）
　情報戦でも後手に回り、主力艦隊が無様な壊滅を強いられている。

　首謀者は“戦乱の超魔神”と言われ、ゾアクロイド種族セヴィリアンの起源体とされるヴェルガ。
　ヴァーツの現サイクルでの銀河攻略術の“開祖”とまで言われる大軍師の関与により、
　アトラス連合を崩壊の瀬戸際まで追い込んだと言われているのだ。
　ヴェルガはアトラス連合を効率的に追い詰めるだけではなく、
　支援をしようとしたイグザ連合やセイヴァネスロード先遣隊に別働隊を送り込んで妨害した。

　この過程でイグザ銀河系やアリオナス銀河系も戦渦に巻き込まれており、
　これが銀河団交易要衝であるイグザ・クロイティスの名が戦禍名に付けられた背景である。
　この展開は偶然ではなく、ヴェルガもイグザ・クロイティスの機能不全を狙っていたようだ。
　イグザ・クロイティスはリーヴァス超銀河団全体に影響を与える“銀河団の交差点”であり、
　ここが機能を失うことは、リーヴァス宇宙連合が半身不随になる危険さえあったのだ。

　そうした巧妙な戦略の１方で、戦火の収束過程では画期的な展開も幾つかあった。
　ひとつは覇権のライバルだったアトラス連合とタイランタ連邦が本格的に「共闘した」ことで、
　もうひとつは銀河史に闇をもたらした魔神オメガが「反ヴァーツ側」に回ったことだ。
　アトラス系の銀河社会に「闇を受け入れる兆候」があったことから、
　それを支持することが自身の理念にも合致すると判断したと言われている。
　この結果、オメガの右腕で知られる魔獣クロノスが、ヴァーツ戦隊に牙を剥いたのだ。

　超魔神ヴェルガの“退位”も大きな背景の１つと言えるだろう。
　ヴェルガはヴァーツの現サイクルで“最長老”に当たり、実に2,000万年前から君臨するが、
　（現サイクルの超銀河団史で最大の戦禍である、ゾアネスト大乱の時に誕生したのだ）
　その影響力を排除しようとする動きが、少し前からヴァーツ内に存在していたという。
　この過程でゾアクロイド勢力の反乱の動きもあって、ヴェルガは引導を渡されることになった。
　（そのため戦後数千年の間には、超魔神交代に絡む激しい権力闘争が起きた）

　

【Meking Memo／設定補記】
　2008年頃から考証・構築を続けているハイライト設定のグループ。
　ＧＤＷ世界観の未来史を「１万年後まで延長した」時に新たに作ったハイライトであり、
　古典期にはこの時代枠そのものが存在しなかった（爆）
　過去史に比べて未来史は考証が難しく、当時は１万年後も想定外に近かったのである（苦笑）
　（その後未来史枠は50万年後まで伸びたが、今もほとんど設定が確立していないorz）

　戦闘系異世界創作では、まさに“最終決戦”のポジションに当たるハイライトであり、
　設定上これ以降も歴史は続くが、物語上は“最終回”に近い位置付けにある時代枠である（笑）
　別にこの戦禍を持ってＧＤＷ世界観の物語が終わるわけではないのだが、
　「理性的な平和主義」を軸としたＧＤＷ世界観における、象徴的な“緊急非常事態”に当たるのだ。
　これ以上の戦闘ハイライトは要らない、そう思えるだけのスケールを持たせているのである。
　（というかこれ以上の戦禍を作ったら、ＧＤＷ世界観のコンセプトが崩壊し兼ねない^^;）

　厳密に言えば、「クロイティス以上の戦禍」はあるのだが、全て過去史の事件となっている。
　（大型銀河が丸ごと崩壊したゾアネスト大乱などがそれに該当するケースだ）
　これも「安易なパワーインフレ設定を避ける」ための“ルール作り”の１つである。
　宇宙最強を追求する世界観ではない以上、そこにこだわって欲しくはないからだ。
　ましてや“宇宙の終わり”などは論外と言えるだろう。
　銀河社会の日常風景を創作主体とする世界に、そんな設定は要らないのである。

　クロイティス大戦の設定もオリオネス大戦などと同様に、大規模なハイライトだけでなく、
　１つの“時代枠”としての歴史背景の掘り下げや、戦術テクニックの掘り下げを意図しており、
　パワーを誇示する乱暴な戦闘アクションよりも、テクニカルな設定考証に使うことを期待している。
　テクニカルなアイデアは、銀河社会を掘り下げるためにも有意義だからだ。

　

【時代枠時系列リスト】
事件名	発生年等	統合ナンバー	事件概要	備　考
【戦前期】
リーヴェンス危機	約8,000年後	HC-LVLAX01	リーヴァス超銀河系で起きた緊張事態。　親ヴァーツ派の謀略から起きた一連の事件群。	【投稿設定を含む】
前クロイティス事件	約9,000年後	HC-ATVA011	アトラス銀河系で起きた事件群。
【戦時期】
アトラス・テクトラクタ封鎖	勃発初期（開戦1年目～）	HB-ATWA001A002	アトラス・テクトラクタをヴァーツ艦隊が封鎖。　シールドで包み込む時空封鎖方式を採っている。　戦時中緊張が続き、小競り合いも相次いでいる。
イグザ外縁宙域戦役	勃発初期（開戦1年目～）	HB-ATWA001AX02	イグザ銀河系外縁部で起きた軍事衝突。　大戦に介入しようとするイグザ連合への妨害工作。　ヴェルガ側近のザノドゥームが関与している。	【投稿設定を含む】
プレディアス希宙域戦役	勃発初期（開戦1年目～）	HB-ATWA001AX03	プレディアス希宙域で起きた大規模な艦隊戦。　アトラス連合軍は大艦隊でヴァーツを迎え撃ったが、　ヴァーツ智将ヴィルロメルの奸計で惨敗を喫する。	【投稿設定を含む】
アトラス・ザイオス希宙域戦役	勃発初期（開戦1年目～）
プレディアス・リングシステム戦役	勃発初期（開戦1年目～）	HB-ATWA001AX01	プレディアス・リングシステムをヴァーツ艦隊が襲撃。　リング構造が破断するほどの災厄になった。　戦時中緊張が続き、小競り合いも相次いでいる。	【投稿設定を含む】
オルトラス希宙域戦役	勃発初期（開戦2年目～）
カロリアス・テクトラクタ封鎖	勃発初期（開戦2年目～）
カリオス・センター戦役	勃発初期（開戦2年目～）
惑星ディレニウス魔界化	勃発初期（開戦2年目～）	HB-ATWA001A001	惑星ディレニウスが荒廃し異界化した事件。　大量の戦災ミュータントが誕生した。
オーガリーズ戦役（惑星オーガリーズ魔界化）	勃発初期（開戦2年目～）	HB-ATWA001AS11	惑星オーガリーズ近傍で起きた艦隊戦。　タイランタ連邦艦隊が参戦したが敗退しており、　オーガリーズの荒廃につながった。	【投稿事件】　レイテ沖海戦などがモチーフ。
オリオネス星雲戦役	大戦前期（開戦3年目～）
エルシアス星団会戦	大戦前期（開戦3年目～）
惑星ディノール魔界化	大戦前期（開戦3年目～）	HB-ATWA001AS01	惑星ディノールが荒廃し異界化した事件。　大量の戦災ミュータントが誕生した。	【投稿事件】
リドリアス・セクター戦役	大戦前期（開戦3年目～）
エルクリーズ大星雲戦役	大戦前期（開戦3年目～）
サジテイル希宙域戦役	大戦前期（開戦3年目～）
オルガーナ・センター戦役	大戦前期（開戦3年目～）
惑星ロイガード魔界化	大戦前期（開戦4年目～）	HB-ATWA001AS02	惑星ロイガードが荒廃し異界化した事件。　大量の戦災ミュータントが誕生した。	【投稿事件】
ノーティック・ドーリン戦役	大戦前期（開戦4年目～）	HB-ATWA001AX05		【投稿設定を含む】
オリオネス超宙域バースト	大戦前期（開戦4年目～）
アトラス・コア戦役	大戦前期（開戦4年目～）	HB-ATWA001AX04	銀河中心核近傍で起きた戦闘事態。　ヴァーツの銀河攻略作戦が発覚したことによる。　周囲の惑星や遊星も攻撃を受けている。	【投稿設定を含む】
ネヴィル・ポイント会戦	大戦前期（開戦4年目～）
セラフィス戦役	大戦前期（開戦5年目～）
セリオネア・ビルディム戦役	大戦前期（開戦5年目～）
ポリオヴァレス宙域封鎖	大戦前期（開戦5年目～）
惑星ドーリン魔界化	大戦前期（開戦6年目～）
アトラス外縁宙域戦役	大戦前期（開戦6年目～）
アリオナス外縁宙域戦役	大戦前期（開戦6年目～）		アリオナス銀河系外縁部で起きた軍事衝突。　本格介入を試みるセイヴァネスロードへの妨害工作。
タイタニア・ベルト危機	大戦中期（開戦7年目～）
	大戦中期（開戦8年目～）
アトラス希宙域大会戦	大戦中期（開戦9年目～）		アトラス希宙域で起きた艦隊戦。　セイヴァネスロードが本格的に参加しており、　数年に渡って波状的に衝突が繰り返されている。　クロイティス大戦中、最も大規模な艦隊戦の１つ。
	大戦中期（開戦10年目～）
	大戦中期（開戦11年目～）
アトラス・テクトラクタ開放	大戦中期（開戦12年目～）
ゾルーガ超宙域会戦	大戦後期（開戦13年目～）		ゾルーガ超宙域で起きた戦闘事態。　魔神オメガの“蜂起”にゾアクロイドが呼応した。　クロノスとネクロメイスが激突。
カロリアス・テクトラクタ開放	大戦後期（開戦14年目～）
	大戦後期（開戦15年目～）
プレディアス・リングシステム開放	大戦後期（開戦16年目～）
	大戦末期（開戦17年目～）
	大戦末期（開戦18年目）
【戦後期】
後クロイティス危機	約11,000年後	HB-MZVAS01	ミゼアン連銀河系で起きた軍事衝突。　ヴァーツとヘクティゼノルが希宙域で衝突した。	【投稿事件】
新ゾアネスト危機	約13,000年後		ゾアネスト特殊宙域で起きた緊張事態。　ヴェルガ退位に伴うヴァーツ内の権力闘争。	【投稿設定を含む】

【大戦期関連舞台リスト】
固有舞台名	舞台カテゴリ	統合ナンバー	舞台概要	備　考

アクスティラ・スターベース	宇宙基地		新オリオネス銀河連合の軍事要衝。
アトラス・コア	固有宙域		アトラス銀河系の中心核に相当。　ヴァーツの銀河攻略謀略の核心の１つとなる。
アトラス希宙域	固有宙域
アトラス・ザイオス希宙域	固有宙域
アトラス・テクトラクタ	テクトラクタ		アトラス銀河連合の首都。　ヴァーツに空間封鎖され孤立する。
エルクリーズ大星雲	固有宙域
オリオネスゲイト・テクトラクタ	テクトラクタ		新オリオネス銀河連合の首都。
オリオネス星雲	固有宙域
オルガーナゲイト・テクトラクタ	テクトラクタ		オルガナ銀河同盟の首都。
オルトラス希宙域	固有宙域
カリオスゲイト・テクトラクタ	テクトラクタ		カリオス連盟機構の首都。
カロリアス・テクトラクタ	テクトラクタ		タイランタ銀河連邦の地方政庁の１つ。
タイタニア・テクトラクタ	テクトラクタ		タイランタ銀河連邦の首都。
プレディアス希宙域	固有宙域
プレディアス・リングシステム	テクトラクタ		アトラス銀河連合の地方政庁の１つ。　ヴァーツの襲撃を受けて荒廃する。
遊星ネヴィル	遊星	LP-ATT19602	ネヴィリアン出身地、ネヴィル公国の首都。
惑星アーク（地球）	惑星	LP-ATT18501	アークス出身地、未来史では新オリオネス連合の要衝。
惑星エディアス	惑星
惑星オーガリーズ	惑星		タイランタ銀河連邦の軍事要衝の１つ。　ヴァーツの襲撃を受けて荒廃する。
惑星オルガノーズ	惑星
惑星カリヴェル	惑星		カリオス連盟の植民惑星の１つ。
惑星ガロヌ	惑星	LP-ATT19601	ギャロネック出身地、アナリアンも入植。　オリオネス大戦時代に荒廃したがほぼ復興した。
惑星ディノール	惑星		ディノフォルとダイノグエルの出身地。　ヴァーツの襲撃を受けて荒廃する。	【投稿舞台】
惑星ディレニウス	惑星		タイランタ銀河連邦の軍事要衝の１つ。　ヴァーツの襲撃を受けて荒廃する。
惑星リドムス	惑星	LP-ATT18901	アナリアンの植民惑星の１つで全土が都市化。
惑星ロイガード	惑星		ロイゲール出身地。　ヴァーツの襲撃を受けて荒廃する。	【投稿舞台】

【関連設定リスト】
関連名称	設定カテゴリ	統合ナンバー	主な名称の概要	備　考

アトラス銀河連合	組織（星間連合）		アトラス銀河系の盟主共同体。
アトラス連合防衛軍	組織（軍隊）
アルティオス銀河同盟	組織（星間連合）		アリオナス銀河系の盟主共同体。
イグザ銀河連合	組織（星間連合）		イグザ銀河系の盟主共同体。
イグザ・クロイティス	舞台（象徴）		アトラス・イグザ銀河団の重心を示唆する宙域。　銀河間交易ルートの要衝の１つ。
ヴァーツ	組織（過激派）		宇宙最大級のゾアクロイド連合軍。　銀河社会に敵対し、その完全制圧を目標とする。
ヴァーツ機動師団（終末艦隊）	組織（軍隊）		ヴァーツが運用する宇宙艦隊と作戦部隊。　終末艦隊の異名で恐れられる。
オルガナ銀河同盟	組織（星間連合）
カリオス連盟機構	組織（星間連合）
時空封鎖	アイテム（戦術）		空間シールド技術の発展型の軍事戦術。　宇宙基地などを孤立させるために使われる。
サジタロス銀河共同体	組織（星間連合）
新オリオネス銀河連合	組織（星間連合）
セイヴァネスロード先遣隊	組織（軍隊）		リーヴァス・セイヴァネスロードの臨時混成部隊。　クロイティス大戦勃発と共に組織された。
制宙権（制宙原理）			星間安全保障の基礎の１つ。　宙域を制することが優位につながるという発想。	制空権などがモチーフ。
ゼヴィカロイド・アトラッシュ	キャラクター種族		クロイティス大戦が生んだ戦災ミュータント。　ゼヴァロイドに似た外観を持っている。
戦災ミュータント	キャラクター分類		戦災が産みだしたミュータント種族。　生物兵器の被害者であることが多い。
タイランタ銀河連邦	組織（星間連合）
タイランタ連邦宇宙軍	組織（軍隊）
リーヴァス・セイヴァネスロード	組織（軍隊）		リーヴァス・アヴィエラ銀河団の防衛軍。　ヴァーツに対抗する能力を持つ「神の軍団」で、　銀河団外に遠征することも少なくない。


◆リーヴェンス危機（クロイティス開戦約2,000年前）　【投稿設定を含む】　統合ナンバー：HC-LVLAX01
リーヴェンス危機は、遠未来史にリーヴァス超銀河系で起きた緊張事態である。　基準年時代の約8,000年後に起きており、複数の事件を内包している。　その名の通り最大の銀河腕であるリーヴェンス腕が主な舞台となっており、　アナクゾーディに代表される“親ヴァーツ派”のマフィアなどが複数暗躍していることから、　クロイティス大戦の広義の前哨戦として位置付けられることも多い。　強硬派の反ゾアクロイド系義勇組織である、トビルセイドが失墜した事件としても有名だ。　トビルセイドはゾアクロイドの暴力から銀河社会を守るために活動する義勇組織だが、　銀河社会と協調する穏健派のゾアクロイドも敵視する傾向があり、　構成員の中には実際に全てのゾアクロイドを銀河社会から排除すべきと主張する者もいる。　（“最右翼”は組織分化してデュネイシャーとなったが、彼らだけではないのだ）　そんなトビルセイドが、その強硬な振舞いを非難するプロパガンダ工作に嵌められた形で、　総統であるノルヴィール・レイザーの辞任を余儀なくされたことがきっかけで、　急激に信用を失い、解体されるという事件が起きたのである。　後世に謀略があったと言われ、「ヴァーツが裏にいた」とよく語られることになった。
【Meking Memo／設定補記】　2010年頃にイメージした深宇宙のハイライトだが、テキスト作成は遅れている（汗）　クロイティス大戦の広義の前哨戦として、リーヴァス超銀河系で謀略と衝突があったと考え、　これに白銀の賢者氏やヴァイオレット氏が設定を継ぎ足して、現在の設定が出来上がっている。　実はトレヴァイン危機の設定が出来る前に生まれており、リーヴァス系最初のハイライト設定だ（笑）

◆前クロイティス事件（クロイティス開戦約1,000年前）　統合ナンバー：HC-ATVA011
前クロイティス事件は、遠未来史にアトラス銀河系などで起きた事件群である。　厳密にはアトラス銀河系だけでなく、イグザ銀河系やアリオナス銀河系でも続発し、　クロイティス大戦につながるヴァーツの裏工作が行われたというのが定説だ。　（大戦が勃発する1,000年も前のことなので、ハッキリと関連付けられたのは後世だが）　ただ一連の事件が続発する1,000年ほど前にリーヴェンス危機が起きているため、　ヴァーツにつながる裏工作が当時から疑われていたことは確からしい。
【Meking Memo／設定補記】　2010年頃にイメージした深宇宙のハイライトだが、テキスト作成は遅れている（汗）　リーヴェンス危機の考証と同じ頃に、アトラス銀河系側でも事件があったと考えたもの。　銀河史最大級の戦禍が、何の前兆もなく突然起きたとは思えないからだ。　実はまだ事件の内容は具体化しておらず、「前兆があった」と仄めかす程度であるorz

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