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| ◆アクエリアス・センター大浴場（2021） |
アクエリアスの役割はエグゼクターに対抗するだけではない。
世界各地で生まれた特殊なミュータントや、人体実験の被害者を保護するという役目もあるのだ。
そのため拠点があるアクエリアス・センターの地下に複数の保護施設が整備されており、
そしてその１角に、複合的な入浴設備も作られている。
もちろん保護したミュータントや、ジェネティックの“元実験体”のために作られた設備である。
元々は比較的コンパクトな設備であったが、2034年の全面改装でリニューアルされた。
2037年のある日、エヴァノイドの１群が入浴設備のメイン施設である“大浴場”を訪れた。
25mプールほどのこの大浴場の他に、保護された者のフォロー内容に応じた設備が作られている。
アーク大変動期がピークを迎え、世界各地で大災害が相次ぐ不穏な時代であるが、
それでもこうした設備で、束の間の休息を取れるのは素晴らしいことだろう。
「みんな紹介するよ――新しい仲間だ」
ガラリとガラス戸を開けて、群青色の肌のグラマーな女体が大浴場に現れた――ラティスである。
その後に肌はオーソドックスだが、青い髪と赤い目が特徴の女体が続く――ラウムである。
２人とも元は“男児”だが、強化とエヴァノイドとしての経験の蓄積で、人格は中性化が進んでいる。
「この子がそう？ 結構コンパクトだね、ボクとあんまり変わらないな」
「見た目はね、でも身体能力はラウムの数倍あるはずだよ」
「ど、どうも、初めまして――アイナと言います」
大浴場で先に待っていた、青黒い髪と黄色い肌のエヴァノイド――アイナが自己紹介する。
まさに“裸の付き合い”だが、これはエヴァンスの気質に準じた“儀式”でもあるのだ。
人工的なエヴァンスとも言えるエヴァノイドも、裸の方が内包する能力の解放に適しているのである。
アイナはまだ新しい環境に慣れていないが、幼い見た目より内面はクールらしい。
そんなアイナの目が大きく見開かれる――視線の先はガラス戸の奥、脱衣場に注がれていた。
ワンテンポ遅れて、ガンメタルの肌が特徴の個体――ラスタが大浴場にやってきたのだ。
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【関連補記】
2021年に作成した集合画で、珍しい“フル３Ｄシーン”である（笑）
（オリキャラを背景に配したイラストは２Ｄと３Ｄの合成画であることが多い）
地下組織アクエリアスの拠点にある、ミュータント保護施設の１角にある入浴施設のイメージであり、
エヴァノイド設定特集の種族挿絵（シークレット仕様）として作ったイラストでもある。
合計４名のエヴァノイド個体が登場し、全てに固有のキャラクター設定がある。
エヴァンス特集用画像より登場キャラクターは少ないが、ラウムもラティスもラスタもアイナも重要キャラだ。
（ラウムはこの中ではやや出番が少ないが、最初期のエヴァノイドの１人である）
アイナがアクエリアスに保護されたのが設定上2037年のため、それに合わせたショートストーリーを書いた。
そのためアクエリアス・センター大規模リニューアル後のイメージである。 |
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| ◆アクエリアス・センター特殊浴場（2021） |
アクエリアスの役割はエグゼクターに対抗するだけではない。
世界各地で生まれた特殊なミュータントや、人体実験の被害者を保護するという役目もあるのだ。
そのため拠点があるアクエリアス・センターの地下に複数の保護施設が整備されており、
そしてその１角に、複合的な入浴設備も作られている。
もちろん保護したミュータントや、ジェネティックの“元実験体”のために作られた設備である。
元々は比較的コンパクトな設備であったが、2034年の全面改装でリニューアルされた。
2035年のある日、エヴァノイドのラティスが入浴設備の１角にある“特殊浴場”を訪れた。
脱衣場には台車の上に載せられた、チョコレート色の“女性像”が２つ――実は彼女らも“元人間”で、
2034年にアラスカで保護されたばかりのメタロイド系の“元実験体”たちである。
見た目はチョコレート細工のようだが、セルロイドに近い組成の“有機メタロイド”である。
まだ自力で動くことは出来ないが、意識は先日回復したことが分かっている。
外観が女性的でも女性であるとは限らないが、この意識回復で彼女たちは元女性と確認された。
２体のチョコレート色の“鉱物娘”２人を特殊浴場に設置すると、ラティスも服を脱いで中に入る。
そしてシャワーを手に、２人の体を流し始めた……まだ２人は自力で動けないため、ラティスが洗うのだ。
鉱物のような組成であるため代謝機能はゼロに近いが、ホコリは被るからである。
今回はラティスが担当しているが、リオやキジアといったメタロイドが世話を引き受けることもある。
新たに保護された者たちに「同志がいる」ことを理解して欲しいからだ。
「シャワーの温度は問題ないかな、熱くない？」
（………、…………）
「気持ち良い？ そりゃ良かったｗ」
体を流しながら話しかけるラティスに、言葉にならない“感情の波動”が返ってくる。
意識を回復して間もないため、実は２人ともまだ思考機能が戻っておらず、言葉をイメージできない。
それでもその体に触れると感情の発露があり、触られているという自覚はあるのだ。
セピア色の濃い長髪の鉱物娘――メイと名付けられた――はまだ表情は苦悶で固まったままだが、
ラティスがかけるシャワーの水に対して、程良い心地よさを感じているようである。
（……………？）
「ごめんごめん、放置してないよティオラ、メイが終わるまで少し待ってて」
隣のショートカットの鉱物娘――ティオラと名付けられた――からも“感情の波動”が投げかけられる。
既にその体は濡れているが、気持ち良いのか、もっとシャワーをかけて欲しいらしい。
もちろんいずれはこの２人も言葉を取り戻し、自分の意思で新しい１歩を踏み出すことだろう。
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【関連補記】
2021年に作成した集合画（ただし2020年に線画作成・仮着色したものである）
２Ｄキャラクターのイラストは、設定画として作ったものを“素材”として３Ｄ背景に合成することが多いが、
この絵は最初から集合画として描いたものであり、それゆえ間接的ながら“絡み”がある。
（設定画素材を合成したものは、視線を合わせるくらいは可能だが直接の絡みは難しいのだ^^;）
登場するのはラティス、ティオラ、メイの３名だけだが、手間は結構かけている絵であり、
まだ自力で動けない石化被害者を、ラティスが世話しているというコンセプトも最初から考えていた。
因みにメイはサイが登場する2015年の集合画でも登場している（横向きに座って石化している個体だ）
2010年に作ったティオラと2015年に作ったメイで、質感が微妙に違うという設定も、
この時に確立したものである（微妙な差だがこれも個性なのだ^^;）
ティオラの質感モチーフはミルクチョコレートで、メイの質感モチーフはビターチョコレートであり、
これは彼女らを“石像化”させた際の触媒物質の微妙な成分差と設定している。 |
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| ◆アクエリアス・センター大浴場2023（2023） |
アクエリアスの役割はエグゼクターに対抗するだけではない。
世界各地で生まれた特殊なミュータントや、人体実験の被害者を保護するという役目もあるのだ。
そのため拠点があるアクエリアス・センターの地下に複数の保護施設が整備されており、
そしてその１角に、複合的な入浴設備も作られている。
もちろん保護したミュータントや、ジェネティックの“元実験体”のために作られた設備である。
そう広いものではないため、改装で何度も増築されている（2034年に更に全面的に改装された）
2018年のある日、メタロイドの１群が入浴設備のメイン施設である“大浴場”を訪れた。
大浴場といっても10m四方くらいであるが、ミュータントやジェネティックの体質に配慮した設備であり、
タイルのように見える壁面は滑らないように樹脂加工が施されている。
とりわけメタロイドは“石化した肌”を持つため、全体的に摩擦が弱く滑りやすいのだ。
アクエリアス・センター内の日常生活でも、わざわざ靴下を２枚重ねて履いている者もいるほどだ。
大浴場には既に４人の先客がおり、その４人もメタロイドである。
やや灰色の強いコンクリート風味の質感を持つミナ、レナ、セムトに加えて、
黄色がかったきめ細かい灰色の砂岩に似た質感のネリスが、湯船で体を温めていた。
化学的な栄養分を摂取できないメタロイドにとって、重要なエネルギー源がこの“熱量”であり、
人間なら熱いと感じるくらいの湯温の方が、メタロイドにとっては「体がほぐれて心地良い」のである。
新たに入ってきた３人はキジア、フィナ、タクトだ……グラマーな女性的な容姿で共通するが、
実は３人とも“元少年”であり、石化処理を受ける前にエヴァノイド強化を実施された“元実験体”だ。
先客４人のうち、ネリスとセムトも元少年だが、ミナとレナは元から少女だったようだ。
メタロイドとして活性化されてからは、性格以外にそうした違いはほとんど無意味になっているのだが。
３人の新たな入浴者を認めて、ミナとレナが湯船から出て脱衣所へと向かう。
（増えてきたね……あたしらはそろそろ出よっかミナ？）
（そうね、最初から入ってたし、もう十分暖まったよね）
メタロイドの多くは物理的な音声を伴わない、念話方式でコミュニケーションを取る。
発声器官を持たないためで、普通の人間には聞こえないが、訓練を受けた者であれば感知可能だ。
（あ、ごめんなさい、気を遣わせちゃったかな）
（ううん気にしないでフィナ、みんなで使う施設だからね）
ミナとすれ違ったフィナが、軽く頭を下げる……活性化リハビリ中途のためまだ表情は硬い。
タクトとキジアは先に湯船の入口にあるスロープに歩を進めている。
（こっちだよフィナ、スロープの方が楽だから……タクト、余り急いだら転倒するぞ）
（分かってるよキジア、でも気持ちがね……）
（焦るよな、良く分かる）
スロープに急ぐタクトに、セムトが同情する……もはや人間に戻れない境遇は共通しているため、
悩んでも始まらないことだが、どうせ生きるなら人並みに活動したいのは皆が同じだ。
セムトもその過程ではかなり苦労したので、気が急いでしまうタクトの気持ちが良く分かるのである。
（セムトも凄く頑張ってますよね、いつも驚かされます）
（ネリスさんが良い見本だからさ……自分も早く追いつかなきゃって）
今ここにいる７人のメタロイドで、最も背が高いネリスは中性的で柔らかい物腰だが、
“彼”もそのキャラクター以上に苦労している……礼儀正しいのは“人格再構成”の形跡があるためで、
スムーズに活動できるようになる課程で積んだ苦労はセムトと同等かそれ以上だ。
湯船の縁で長い足を組んでいるのも、実は「スムーズに動くための訓練の一環」なのである。
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【関連補記】
2023年に作成した集合画。
久々に、最初から集合画として、衝動的に描いて着色まで突き進んだものである（爆）
2018年頃のアクエリアス・センターという設定で、当時保護されていたキャラしか描いていないため、
2020年代に保護されたソリアやサナなどはここにはいないのである。
シアやキアといった“セラミック娘組”も、保護は2018年だがまだ活性化していないためここにはいない。
また2034年の“大改装”以前であるため、浴場自体もコンパクトなイメージだ。
（エヴァノイドの３Ｄ集合画に使った背景を参照しているが、細部はいちおう異なっている）
同じソリス系（石質メタロイド）でも、キャラで色相や質感が違うことも表現したかった。
ネリスとタクトは相対的に滑らかで、しかしタクトの方には細かいヒビがある。
（リハビリが進むとヒビは消えていく設定であるが、この時点ではまだ残っているイメージだった）
セムトやフィナ、ミナやレナはオーソドックスな“石像娘”のイメージだが、微妙な色彩で差を付けており、
キジアは「緑御影石属性」が決まっているので、この中でも違いが１番分かりやすい。
湯船の水面は別に作った３Ｄの海面モデルを加工して貼り付けている（笑）
もう少し水面の鏡面反射があってもリアルだったと思うが、反射の表現は２Ｄでは難しいのだorz |
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| ◆アクエリアス・センター・リハビリルーム2023（2023） |
アクエリアスの役割はエグゼクターに対抗するだけではない。
世界各地で生まれた特殊なミュータントや、人体実験の被害者を保護するという役目もあるのだ。
そのため拠点があるアクエリアス・センターの地下に複数の保護施設が整備されており、
その中心的な設備の１つがリハビリ・ルームである。
石化処理を強制されたメタロイド系元実験体が「活動能力を取り戻す」ことなどを目的として整備され、
その後改装を繰り返して機能強化されていった経緯を持っている。
アクエリアス・センターが大規模改装された2034年を経て、リハビリルームのサイズも数倍に拡大されており、
2052年に保護されたエヴァノイド・セラコートの元実験体たちのリハビリにも活用されている。
エヴァノイド・セラコート実験体は60名を越すため、改装前のリハビリルームでは間違いなく足りなかった。
（その時点で既に保護されたメタロイド実験体などが数十名に上っていたのだ）
またリハビリルームだけでなく、その周囲の通路や階段室なども、リハビリに使えるように動線設計され、
リハビリルームの周囲数十ｍの圏内では、服を着ずに動き回ることも可能であった。
（――あっ、しまっ！？）
（ひゃっ、な、何！？）
（ちょっ、危なっ！）
やや大柄なピンク色の体が、突然ぐらりとバランスを崩して傾いた。
エヴァノイド・セラコートの１人ロジェである……ＡＢＣのラボではFC3557のナンバーで識別されていた。
リハビリ中に何かを踏みつけたらしく、転びかけたようである。
その際に思わず伸ばした手――反射的に手を伸ばせるくらいには回復した――の先に、空色の体が２つ。
エヴァノイド・セラコートのレスと、メタロイド・セラケミルのケルである。
“ラバー体質”のケルは柔軟に動けるが、やや小柄なのと「柔らかすぎる」ため倒れ込むロジェを受けられず、
将棋倒しのように倒れかけてしまい、それをレスが思わずカバーしたのだ。
レスもロジェ同様、反射的に手が出る程度にはリハビリが進んでいる証拠と言えるだろう。
（うゎっ――何が起きた！？）
（コールさん、後ろでロジェとケルが！）
完全に倒れ込む前にレスがカバーしたものの、ケルが倒れかけた先には赤銅色のグラマーな女性像が１体。
メタロイドのコールである……エヴァノイド系のメタロイドではなく、エヴァンスのメタロイドらしい。
ソリアに似ているが細部が異なり、コールの方が全体にボリュームがある。
ケルがコールに倒れ込んだのを目撃したのは、メタロイド・セラケミルのティノだ。
ケルと同じ“ラバー体質”だが、ケルよりずっと肉感溢れるグラマーかつ巨乳であり、紫色の光沢を放つ。
この日は“種族”を越えた様々なキャラが、同じ部屋でリハビリしていたのである。
（ケルさんごめん、コールさんも）
（あぁいいよいいよ、リハビリ中にコケるのは良くあることだし）
（ボクも危機予測が足りなかったですしね、何があっても柔軟に動けるようにならなきゃ）
（思わず手が出たよ……結構スムーズに動けるようになってたんだなｗ）
「なんか騒がしいな……音声じゃないけど」
そんなエヴァノイドやメタロイドのやり取りを、藍色の肌の女性が困惑しながら眺めている。
エヴァノイド・ルインスのティトルである……ラティスの同族だが、こちらの方が藍色が濃くやや背が低い。
またラティスは中性的で穏やかな人格の持ち主だが、ティトルは結構男性的に振舞う。
肉声を出せないセラコート体やメタロイドのやり取りを「騒がしい」と言ったように、
ティトルもラティスも高い感知能力を持っており、彼らの「心の声」を鮮明に聞き取ることが出来るのだ。
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【関連補記】
2023年に作成した集合画。
久々に、最初から集合画として、衝動的に描いて着色まで突き進んだものである（爆）
何年置きかに、G-maはこういう衝動が発露する……前回は2015年頃だっただろうか（笑）
メタロイドに代表される「固め組」ではあるが、複数の「種族」が登場する、やや珍しい集合画である。
（種族挿絵でも2022年以降、背景に異種族を描いて多様性を演出することが増えた）
更に同じエヴァノイドでも固め組ではない、ルインス系のティトルも入れている。
左からそのティトル、ロジェ、レス、ケル、コール、ティノに当たり、ほぼその順番でキャラ構築している（笑）
ティトルは1993年頃まで遡るが、ティノはまだ2020年代に出来たばかりなのだ。
またもう１つ共通項があり、全員が“元少年”のＴＳキャラである（核爆）我ながら好きだなｗｗ
“女体化”した結果、人格が中性に寄っているキャラも少なくないが、元男児の自覚は残っており、
精神的な性自認が違うトランスジェンダーとはまた違うのだ（見た目からはそう見えなくもないのだが） |
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| ◆アクエリアス・センター大浴場2024（2024） |
アクエリアスの役割はエグゼクターに対抗するだけではない。
世界各地で生まれた特殊なミュータントや、人体実験の被害者を保護するという役目もあるのだ。
そのため拠点があるアクエリアス・センターの地下に複数の保護施設が整備されており、
そしてその１角に、複合的な入浴設備も作られている。
もちろん保護したミュータントや、ジェネティックの“元実験体”のために作られた設備である。
そう広いものではないため、改装で何度も増築されている（2034年に更に全面的に改装された）
2040年のある日、そのアクエリアス・センター浴場の洗い場で、１人の“元実験体”が床に膝を付き、
体を洗っていた……磨き上げられたような白磁のような質感が印象的なメタロイドである。
大きな胸を持つグラマーな女体だが――実は元々は“男児”だった。
名前はライ、2010年頃に魔修羅連合傘下のＭＢＳによって、擬装温泉施設で“石化”された経緯がある。
（シアやレアが石化されたのと同じ施設でほぼ“同期”だが、お互いに面識はない）
“女体化”されたのも同じ頃のようだ……純粋な女性ではなく、エヴァノイドだと見られている。
意識を取り戻したのは2037年と比較的最近で、それまで25年以上も「魂が閉じ込められた石像」だった。
当然「人間の少年だった頃」の記憶もほとんどないので、ライという名も後から与えられた。
元少年という自覚はあるが、長い間意識がなく記憶も欠損しているため、人格は中性化している。
その肢体こそグラマーな女体だが、顔つきは中性的でどこか幼さを残している。
ライは背中の方を流そうとシャワーの柄を斜め上に上げようとしているが、上手く上がらない。
高強度の特殊なセラミック結晶に置換された体が、自分の思うように動かないためだ。
メタロイドは意識回復後、“活性化処理”という処置を経て自力で動けるようになるのだが、
満足に動けるようになるには時間がかかり、とりわけこのセラミック結晶“ＺＦＣ”体質のメタロイドはそうだ。
電磁波を遮断する絶縁体質のため、意識を指先まで上手く伝えることが難しいと言われている。
瞳の影がないライの目が周囲とやや違った色を持ち、淡く光って見えるのも、
人工網膜フィルムを貼っているためだ……この“装備”がないと、ライは目も見えないのである。
試行錯誤しているとふと、ひょいっとシャワーの柄が白磁のような指先から離れた。
（――あれっ……？）
高速度カメラの映像のようにゆっくりと首を傾けると、横に似たような質感のメタロイドがもう１人。
キアだ……シアやレアと“同期”でライとも石化された時期は同じ頃である。
もっともこちらは正真正銘の女性であり、後から女体化されたライとは境遇が異なっている。
（あ――キアさん）
（後ろ、洗いにくいでしょライ君……あたしが洗ったげるよ♪）
（ど、どうも）
キアもライと同様に“ＺＦＣ体質”で、似通った白磁のような質感を持っているが、
それでも２人並ぶと微妙に色彩が違うことが分かる……ライは薄く紫がかったアイボリーホワイト、
キアは青みがかった灰白色で、光沢があるため一見シルバーのようにも見える。
（すいません……もっと上手く動けたら良いんだけど）
（気にしないで、ライ君が苦労してるの、みんな分かってるからさ）
メタロイドは１部の例外を除いて肉声を出せない……物理的には「無垢の石像」だからだ。
戸惑うようなライの表情に対して、キアは人懐っこそうな笑みを浮かべている。
実はここまで表情豊かになるのにも――訓練が必要だったのだ。
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【関連補記】
2024年に作成した集合画（ただし2020年に線画作成・仮着色したものである）
ティオラとメイ（とラティス）が共演している集合画とほぼ同期のものだが、完成はやや遅れたorz
ライとキア、２人とも2010年に石化されて2037年まで意識がなかった設定のため、
イラストの時期はそれよりも後ということになっている（リハビリの期間も考慮している）
因みに設定こそ“同期”だが、キアは1993年頃のラフ画のサルベージ、ライは2015年頃のキャラだ。
2020年に“仮着色”した時は同じ色で塗っている２人であるが、
2024年に本着色した時に、微妙に色彩を変えて、細かい個性を付けることにした（笑）
これは同年作成したセナや2023年に作成したケオたちのように、元男児の女体化メタロイドキャラは、
純粋な白磁風よりも、ピンク色に寄った色彩を持たせているためで、
「純粋な女児が石化されたグループ」と区別化していたため、これに配慮したものだ。
もちろん色設定を大幅に変えても「何か違う」ため、微妙な色味の変化に留めているのだが。 |
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| ◆アクエリアス・センター浴場脱衣室（2024） |
アクエリアスの役割はエグゼクターに対抗するだけではない。
世界各地で生まれた特殊なミュータントや、人体実験の被害者を保護するという役目もあるのだ。
そのため拠点があるアクエリアス・センターの地下に複数の保護施設が整備されており、
そしてその１角に、複合的な入浴設備も作られている。
もちろん保護したミュータントや、ジェネティックの“元実験体”のために作られた設備である。
そう広いものではないため、改装で何度も増築されている（2034年に更に全面的に改装された）
（画像挿入予定orz）
（――れ、レン、大丈夫？）
脱衣所の鏡で自分の石化した顔をまじまじと眺めるのはレンである。
厳密にはメタロイド実験ではなく、魔女スティノアの術式によって、女性化された上で石化された。
レンを初めとして、ＭＢＳの処理を経ていないメタロイドも、少数ながら存在する。
今し方“心の声”と言うべき念話能力で、レンに「話しかけた」テルも同じくスティノアの被害者だ。
２人ともグラマーな女性体形だが、元々は10代前半の少年であった。
スティノアは“魔術犯罪”の証拠を隠滅するため、被害者の容姿と性別を変えたと言われている。
（――え？……あ、あぁ、うん、まーね）
テルに呼びかけられて、レンは戸惑ったような表情を浮かべて振り向いた。
いつも強気なキャラクターで、他の同志をぐいぐい引っ張っていくレンの勢いが、今夜は余りない。
テルが心配になったのもそのためである……いつものリアクションではないからだ。
（まぁ――そういう日もあるよね、分かるよ、ボクも時々、ブルーになるもん）
テルの反対側からアプローチしてきたのはリンだ……例に漏れず“彼”もスティノアの被害者であり、
テルに比べるとやや小柄だが、性格自体はテルよりもしっかりしている。
（あぁ、悪い……なんか、ちょっとボーッとしちゃってさ）
（レンもそういう時があるんだね……考えてみたら当たり前か、ちょっとホッとしたかも）
３人とも、元々は少年であるにも関わらず、スティノアの魔術でグラマーな女性に変えられた上、
物言わぬ石像に変えられて、何年も森の中に放置されてきたのである。
人間だった頃の記憶の１部は失われてしまったが、それでも今の境遇とはかけ離れた環境で、
別人のように（しかも今は人間でさえない）変わってしまった事実に、苦悩することもあるのだ。
自分の意思で動けるようになったのは幸いだが、ベストな状況では決してない。
鏡の前に写っているグラマーな少女像が、「元は少年だったはず」の自分の今の姿なのである。
第３者の立場だったら、こんな「生きたグラマーな女性像」の境遇を理解出来るだろうか。
しかもそこに、変異当時10代前半だった少年の意識と魂が、今も封印されているということを。
その女性像は、封印された少年の魂を反映して動き、様々な方法でコミュニケーション可能だが、
自分が普通の人間だったら、この非常識な立場を果たして理解出来ただろうか。
なまじ「少年時代の感覚が残る」だけに、そういう自問自答が始まったら、止まらなくなるのである。
困惑するレンの横に、ふと同じようなポーズでリンが立った……真似するように、テルも反対側に。
（……これが、今のボクなんだもんなぁ）
（だよね、よくよく考えたら、ちょっと信じられないかも）
元少年で、今はグラマーな女性の姿で、石化してて、自分の意思で動く……まさに非常識の塊だ。
そんな非常識の塊も、何年かその姿で暮らすと、時々馴染んでいる自分に気付くことがあり、
逆に今回のように、ふと自分が置かれた立場の非常識さに、困惑することもあるのだ。
（な、何だよ２人して真似してさ）
（ただの真似じゃないよ、ちょっと思いに耽っちゃったんだよ、ねぇテル？）
（そうそう、みんなでやったら怖くないってやつ？）
（何だそりゃ……）
ツッコミながらも、どこかブルーだったレンの表情は、いつしか元の雰囲気に戻りつつあった。
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【関連補記】
2024年に作成した集合画（ただし2023年に線画作成・仮着色したものである）
久々に、最初から集合画として、衝動的に描いて着色まで突き進んだものである（爆）
登場するのは３名だが、スティノアの魔術で石化された「古典的なグループ」でまとめている。
ＡＳＧシリーズでも時々こういうシーンを描くが（そっちは文章としてだが）、
「望まずして生きた石像に変えられた者たちの、非常識な境遇に対する動揺や困惑」に、
G-maという変態（爆砕）は結構興味があるのである（笑）
基本的に救いのないバッドエンドをG-maは嫌うが、リアリティのない妄想も余り好きではなく、
（生きた石像というアイデア自体がリアルじゃないというツッコミは置いといて欲しいorz）
「そういう境遇を強いられたら悩まないはずがない」と考えるわけである。
そしてその苦悩から、ＡＳＧのような「努力するメタロイドの成長物語」が生まれたのだ。
姿は違っても心は人間、そういうキャラがG-maは好きなのである（変態２）
またレンは元々、テルやリンよりも勝気な性格なので、時折見せる「意外性」も欲しかった。
完璧なキャラよりも、こういう意外性こそ、人間味を感じるのがG-maなのだ（笑） |
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| ◆ジャパン・センター・エヴァンス・ゾーン（2024） |
北海道にあるジャパン・ミュータントセンター。
21世紀に入って増え始めたミュータントの保護や相互交流のために、2016年に作られた施設である。
同種の施設は世界に数ヶ所あるが、最も早く完成したのが日本の施設であった。
そしてその外周部をぐるりと取り囲むように、“エヴァンス・ゾーン”が作られている。
2016年と2022年に起きた“エヴァンス大爆発”を中心に生まれた性変動ミュータント、エヴァンスのために、
2019年に増築されたエリアであり、エヴァンス専用の交流施設として設計されている。
エヴァンスは女性的な外観を持つが、元々は若い男児であったことが多く、
服を着ていない素体の方が開放的になる気質のため、こういう専門施設が重要な役割を持つのだ。
そのエヴァンス・ゾーンの１角にある“沐浴場”に、今し方エヴァンスの集団が集まっていた。
11人ほどのエヴァンスが固まって交流している……実はその全員が“日本人”である。
肌の色や髪の色は様々だが、ここにいる11人全員が日本国籍を持っているのだ。
ジャパン・ミュータントセンターには他の国籍の者もやってくるが、やはり日本国籍の持ち主が相対的に多い。
11人の集団の中央付近にいるグラマーな２人は、相澤実（ミノル）と相澤渉（ワタル）。
名字が同じであるように、元々兄弟であった……今は「姉妹になった」とも言えるが、
エヴァンスの体質は「女性そのものではない」ため、厳密には姉妹であるとも言えないのである。
その“相澤姉妹”の向かって右側、“元弟”であるワタルの背後から、１本の腕が伸びてくる。
褐色を帯びたその腕は、ワタルの脇の下から入り込むと、おもむろにその豊かな胸を――
――むにょり。
「ふぁっ！？――ちょっ、カオルさん、何してんですか！？」
不意打ちを受け狼狽するワタルの背後で、カオルと呼ばれたエヴァンス――武川薫がニヤニヤ笑顔を浮かべる。
「油断してるからやで……いやぁそれにしても大きい胸やなぁ、羨ましいｗ」
「ちょっとカオル、そんなイタズラしちゃダメだよ！」
カオルの横でカオルをたしなめるのはエリク・ヤマト……ヨーロッパ系のハーフだが日本在住だ。
カオルに似た褐色の肌を持つが、髪は緑色であり、ワタルに匹敵する豊かな胸がある。
ワタルの横にいる“元兄”ミノルは微笑を浮かべている……このくらい、大したことないと思っているらしい。
2013年に変異したミノルは堂々としたキャラであり、既にベテランの風格を漂わせている。
他方、唖然としているのが大森和也（カズヤ）だ……薄山吹色の肌と朱色の髪が特徴であり、
女性器に似た局部の“スリット”が前寄りに付いている……実は今イタズラされているワタルも“同型”だ。
エヴァンスの多くは、当初こそ自分の境遇に動揺するものの、次第に適応する者が多いが、
中には男性人格が強いが故に、しばらく困惑や恥じらいの感情を持ち続けるケースも少数ながらある。
カズヤもまさにそういうタイプであり、気が強い男性人格であるが故に、自分の境遇にまだ慣れられていない。
故にイタズラされているワタルを見て、動揺を隠せなかったようである。
その後ろにいるのが水倍翔（ショウ）と大山浅海（アサミ）……ショウもワタルやカズヤと“同型”で、
局部のスリットが前寄りにある他、ややピンクがかった肌とスミレ色の髪が特徴だ。
更にショウとアサミの背後にいるのが、最初期のエヴァンスの１人である瀧川信也（シンヤ）だ。
エヴァンスの中でも特に女性的な細く柔らかい骨格であるため、初見でエヴァンスと分かる人は少ない上に、
エヴァンスというミュータントの存在が知られる前に変異しているため、苦労した時期もあった。
そんなシンヤも、今では“ミュータント経験”の長い“レジェンド”として多くの同志から慕われているが。
アサミもシンヤほどじゃないが、エヴァンス歴の長い“ベテラン枠”である。
ミノルと同じ2001年生まれであるが、変異は2007年でミノルより６年も早かったのだ。
１方でショウはまだ最近変異したばかりの“新人”であるため、表情に困惑や動揺の色が強く出ている。
そんな“初心者”にアドバイスをするのも、アサミやシンヤの役割である。
「な、なんか向こう、揉めてますね……」
「あぁカオル君か、いつものことだから、別に気にしないで良いよ、ミノル公認だしさｗ」
「こ、公認って……（^^;）」
シンヤの右隣にいるのが、高草優理（ユーリ）と轟譲（ユズル）、更にその右が髙木歩夢（アユム）である。
ユーリもロシア系のハーフであり、生い立ちが似ているヤマトと仲が良い１人である。
ユズルは地下組織アクエリアスのシンパの１人、轟剛の“元弟”だ。
実はアサミと会話しているショウも、アクエリアスの関係者と深い縁を持つ１人だったりする。
ユズルもカオルのイタズラに苦笑いしている……というのも、ユズル自身過去にやられたことがあるのだ。
「……カオルさん、相変わらずやなぁ」
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【関連補記】
2024年頃に作成した集合画。
“女体化少年ミュータント”であるエヴァンスの素体集合画であるが、
全員が「日本人（日本国籍の持ち主）」という縛りで描いているのが大きなポイントになっている（笑）
本文でも紹介しているが、改めて書くと、前列左から大森和也、相澤実、相澤渉、
中列左から水倍翔、大山浅海、エリク・ヤマト、武川薫、
そして後列左から瀧川信也、高草優理、轟譲、髙木歩夢となっている。
因みに最年長は1992年生まれの信也、最年少は2009年生まれの翔で、17歳のギャップがあるが、
エヴァンス変異の時点で成長はほぼ止まっているという設定だったりする。
想定年代は最もエヴァンス変異から浅い翔に合わせて、2022年頃を想定しているため、
その翔が13歳くらいなのに対して、信也は既に30歳になっていたりする（爆）
11人の中で最も落ち着いた雰囲気を漂わせているのも、こういう背景設定があるからなのだ（笑）
“センター”のミノルも2001年生まれなので、実は既に“成人”してたりするのだ。
エヴァンスの素体ばかりこれだけ描くこと自体珍しいが、全員“日本人”というのも初めてだと思う（笑）
衝動的に描き起こしたものであり、テキストは後から書いている。 |
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| ◆ユカタン・センター・エヴァンス・ゾーン（2024） |
ミュータント交流を目的にしたミュータント・センターのうち、大規模なものは日本・南米・アフリカと、
世界３ヶ所に作られているが、それ以外にも中小規模の施設が作られている。
このうち中央アメリカを代表する施設がユカタン・ミュータントセンターである。
太古の衝突クレーター周囲にある沈水洞窟“ブルーホール”の１つを流用した半地下の施設であり、
世界最大のミュータント・センターである南米のアンデス・センターが完成するより先に完成している。
その１角にエヴァンス専用設備であるエヴァンス・ゾーンがある。
エヴァンスの生態や能力を活かすために、外界から隔離した環境を作る要請があることから、
規模の大小はあるものの、ほぼ全てのミュータント・センターにエヴァンス・ゾーンが設置されている。
そのエヴァンス・ゾーンの１角にある“沐浴場”に、今し方エヴァンスの集団が集まっていた。
７人ほどのエヴァンスが固まって交流している……全員が中央アメリカの出身であるが、
中米地峡地帯にある国々だけではなく、カリブ海を挟んで東側の島嶼国からやってきた者もいるようだ。
色とりどりのエヴァンスたちは、ほぼ中央にいる大柄な個体に視線を注いでいる。
淡いピンク色の肌とライムグリーンの髪、大柄でグラマーな体形が特徴のリディス・クロエである。
第２次エヴァンス大爆発が起きた2022年に変異したばかりで、７人の中で１番キャリアが浅い。
まさにこの日、初めてエヴァンス・ゾーンを訪れたために、注目を浴びていたのだ。
別に奇異の目で見るつもりは周囲のエヴァンスにもないのだが、よく目立つ姿であるために、
自然と注目を浴びた形になっている……ただ当のリディスはまだ変異してから日が浅いこともあって、
顔いっぱいに困惑の表情を浮かべて縮こまっている。
2008年生まれで、思春期真っ盛りの14歳で変異したというのも大きいだろう。
「あ、そっか、まだ慣れてないもんな……ごめんごめん、自分たちが悪かったよ」
そう言ったのは、全身真っ赤な色彩が特徴のモノキス系エヴァンス、レオス・フレウスである。
モノキス系は単色の色彩を体色に反映するグループで、リディスの横にいるヴィレス・カールも同じだ。
「そうそう、最初は不安なんだから、みんなジロジロ見たらダメだって……ごめんな、リディス」
「い、いえ……み、みんな、経験しているんですよね……」
「まぁ最初は戸惑うよね、ボクもそうだったもんな……でもきっと、そのうち慣れるよ」
黄色い肌と草色の髪が特徴のエヴァンス、レイク・アノシスがそう言った。
とは言え“彼（彼女？）”も最初はリディスの大柄でグラマーな容姿にちょっと驚いていたのだが。
沐浴場の縁に立っているセレア・ブライズや、レオスの背後にいるヴィノ・エリスも同じである。
中々リディスほど存在感のあるエヴァンスも珍しいのだ。
「まぁまぁ、ひとまず水浴びしようよ、ここはそういう場所なんだからｗ」
リディスの後ろで、にこやかにエスコートしようとするのはレニー・クロード。
肌の色や髪の色相がセレアとよく似ているが、レニーはショートカットのヘアスタイルである。
エヴァンス変異はリディスより３年早いが、2007年生まれなので実はほぼ同年代なのだ。
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【関連補記】
2024年頃に作成した集合画。
“女体化少年ミュータント”であるエヴァンスの素体集合画であるが、
全員が「中央アメリカ出身」という縛りで描いているのが大きなポイントになっている（笑）
本文でも紹介しているが、改めて書くと、前列左からセレア・ブライズ、レイク・アノシス、
中列左からレオス・フレウス、リディス・クロエ、
そして後列左からヴィノ・エリス、レニー・クロード、ヴィレス・カールとなっている。
本文の通り、2022年に変異したリディスが最も“エヴァンス歴”が浅く年齢も最年少だが、
身長は180cmあり、186cmあるヴィレスに次ぐ長身だったりする。
（実はヴィノを１周り大きく描いてしまったため、リディスと似た体格になってしまっているorz）
他方レオス、ヴィレス、セレアの３人がいずれも2004年生まれで、この中では年長枠だ。
画像の想定年代はリディス変異に合わせて、2022年頃と想定しているため、
リディスは当時14歳、レオスら年長枠は18歳となり、実はそんなに歳は離れていない（笑）
またこの絵に合わせて、ユカタン・ミュータントセンターの設定を新たに確立させた。
またこちらも“日系版”同様衝動的に描き起こしたものであり、テキストは後から書いている。 |
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