基準年時代に惑星変動時代を迎えた惑星アーク（地球）には、様々な裏社会組織が暗躍していた。
代表的なものが世界秩序の再編と統一を狙い、地球連合誕生に関与したエグゼクターと、
エグゼクターの覇権を牽制すべく活動した地下組織アクエリアスである。
エグゼクターに協力した魔界列強・魔修羅連合の研究組織ＭＢＳも無視出来ない。
本特集においては、こうした裏社会で暗躍した組織の拠点について解説する。
（１部裏社会と直結しない舞台もあるが、表社会では知られざる舞台なのでここで扱う^^;）
こうした舞台でも様々な物語が紡がれ、広くは大変動時代の無視出来ない１ページとなっているのだ。
エグゼクター・ネヴァダ要塞
エグゼクター・香港基地
エグゼクター・南極基地
エグゼクター・シカゴ支部
ＡＢＣアラスカ基地
ＡＢＣロッキー基地
アクエリアス・センター（清命神社の解説を含む）
アクエリアス・瀬戸内基地
アクエリアス・北海道支部
ＭＢＳサハリン基地
ユーラシア・ダンジョン（ＭＢＳチベット基地・北欧基地・中央アジア基地の解説を含む）
ＭＢＳ日本支部
アンティアス（裏社会ではないが表社会でもない舞台^^;）
アガルティア（裏社会ではないが表社会でもない舞台^^;）
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| ◆エグゼクター・ネヴァダ要塞 統合ナンバー：LP-ATT18501UE01 |
ネヴァダ要塞は、アメリカ西部にあるエグゼクターの総本部である。
カリフォルニア州とネヴァダ州の境を形成するシェラネヴァダ山脈の地下に作られており、
地下400m、実に69のフロアを擁する、文字通り地下要塞と呼ぶべき構造になっている。
着工されたのは1980年代で完成は2007年とされ、エグゼクターの施設では最も古い。
（奇しくもネヴァダ要塞完成の年に、アクエリアスが結成されたのだ）
上部に工作用飛行艇などの格納庫と本部事務室・会議室などがあり、
その下に兵器工房に当たるアクシスの研究施設が広がっている（床面積の７割は研究ゾーンだ）
多くのジェネティックを開発してきたＡＢＣの施設もここに含まれる。
2030年に起きた竜王との戦闘事態が象徴的なハイライトとして知られるが、
それ以外にも大小の衝突事態が起きており、地球革命事変が起きた2070年には、
証拠隠滅を図った３代目総統アディエルの命により、施設の８割が破壊されることになった。
（超高層ビルを丸ごと粉砕するほどの大爆発が起きたようである）
１方2034年に起きた第３次世界大戦では核攻撃を受けたが、耐え切ったと言われている。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
エグゼクターの総本部としてイメージした地下の要塞。
ハリウッド版『バイオハザード』に登場したアンブレラ基地などに影響を受けているが、
直接のモチーフではなく、秘密結社の地下施設を純粋にイメージしたもの。
シェラネヴァダ山脈に置いたのは、ＵＦＯ系都市伝説にイメージソースがある。 |
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| ◆エグゼクター・香港基地 統合ナンバー：LP-ATT18501UE02 |
香港基地は、中国南部にあるエグゼクターの主力基地の１つである。
その名の通り、香港ビクトリアピークの地下に作られたシェルター状の施設であり、
主力香港マフィアの１つを影響下に治め、表社会の情報操作を行っている。
（マオ・ロンドが牛耳った毛龍集団は、このマフィアとは対立関係にあったらしい）
1990年代後半に着工され、完成は2013年頃とされているが、
2020年代から2030年代にかけて建設された地下シェルターを後に接収している。
こうした地下シェルターはローラシア連邦と縁があったため、後の摩擦の遠因にもなっている。
ＡＢＣの施設としてはネヴァダ要塞に次ぐ研究拠点が作られており、
様々なジェネティック系兵器研究が行われ、またそのサンプルも膨大だったとされている。
その背景の１つには、2034年に起きた第３次世界大戦の影響もあったようだ。
つまり放射能汚染された戦場で活動できる強化兵の研究をここで行っていたのである。
こうした環境に竜王が大規模な破壊工作を試み、人体実験の実験体保護を狙ったものが、
2052年の裏社会抗争であり、この際に多くの情報が暴露されたことが、
“地球最後の内戦”と言われる2060年の極東事変の１因であった、とする説がある。
（アクエリアスが影響力を持つアジア連合を叩き黙らせる意図があったためだ）
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
エグゼクターの支部基地として考証した舞台の１つ。
アジアに１つ拠点を作ろうと考え、超高層ビル群がカオス級に建ち並ぶ香港を採用した。
日本の格闘ゲームから派生した香港映画『拳神』で描かれたディストピア世界観にも影響を受けていたりする。
（もっとも『拳神』の風景ソースは『ブレードランナー』であろうと思うが^^;） |
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| ◆エグゼクター・南極基地 統合ナンバー：LP-ATT18501UE03 |
南極基地は、南極半島にあるエグゼクターの主力基地の１つである。
その名の通り、南極半島に隣接するアレキサンダー島の地下に作られたシェルター状の施設であり、
エグゼクターの兵器工房であるアクシスの最大拠点として整備されている。
着工は香港基地と同じ頃（1990年代）であるが、何度も増築が繰り返されているようで、
全体の構成が確立したのは、2020年頃だと言われている。
実はアクシス（地軸という意味を持つ）という組織名もここに由来するらしい。
アクシス傘下のＡＢＣの主力拠点は、ネヴァダ要塞と香港基地にあったとされているが、
それ以外の兵器研究、とりわけ大型の航空機や艦艇はここで研究されている。
巨大戦艦フィラデルフィアや反重力工作機ディアブロがその代表格であり、
地球連合海軍の主力戦艦であるニューメキシコ級１番艦ニューメキシコもここで建造された。
（ただし２番艦以降は他の造船場で建造されたようである）
極東戦役終結直後の2061年に、竜王とその支援勢力による大規模な奇襲攻撃事件が起きており、
（極東戦役の報復という説もあるが、それだけが理由ではなかったようだ）
裏社会の戦闘事態としては最も規模が大きかったと言われている。
2030年のネヴァダ抗争や、2070年の地球革命事変よりも、戦闘規模はこちらが大きかったのだ。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
エグゼクターの支部基地として考証した舞台の１つ。
とある陰謀論系都市伝説に、「南極に秘密結社の基地がある」というものがあり、
それをネタにした上で、オバテク兵器研究基地の役割を与えたものである。 |
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| ◆エグゼクター・シカゴ支部 統合ナンバー：LP-ATT18501UE04 |
シカゴ支部は、アメリカ中部にあるエグゼクターの支部の１つである。
2000年代にシカゴに作られた前線基地が起源であるが、2045年に地球連合政府が成立した際、
立体都市キャピタル・ピラミッド内に作られた極秘オフィスを指すことが多いようである。
このオフィスはちょうど、キャピタル・ピラミッドの基壇部から３分の１の高さにあったという。
（キャピタル・ピラミッドは1,998mあるため、666mの高さにあったことになる）
地球連合を裏から操るエグゼクターの中枢施設であり、規模は小さいが重要度は高かった。
３代目総統であるアディエル・セイレンティもここに執務室を構えていたらしい。
（２代目総統のヘンリー・ケイルはネヴァダ要塞にいることが多かった）
2070年の地球革命事変時、ネヴァダ要塞と共にアクエリアスと支援者の標的になっており、
シカゴ支部側は地球連合内からの造反者も参加して陥落したと言われている。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
エグゼクターの支部基地として考証した舞台の１つ。
地球連合政府を裏から操るエグゼクターの前線基地として設定したものであり、
「キャピタル・ピラミッドの基壇部から３分の１」にあるのは黙示録の“獣ナンバー”の他、
ピラミッドパワーなどのカルト伝説にイメージソースがある。
（画像を見れば分かるが、この建物は中央部が大空間で、その直下が３分の１の高さになる） |
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| ◆アクエリアス・センター（清命神社の解説を含む） 統合ナンバー：LP-ATT18501UA01 |
アクエリアス・センターは、日本中部にあるアクエリアスの総本部である。
紀伊半島中部、橋本市の近郊の丘陵地帯の地下に作られており、
ネヴァダ要塞には遠く及ばないものの、ディガスの支援を受ける“要塞”の構造を持つ。
ただし立派な地下設備が完成したのは2034年のことであり、
それまではアクエリアス幹部の阿倍慎一が主催する清命神社の敷地内に、
倉庫のような外観のプレハブ施設として設置されていた（この時期が実に20年以上に及ぶ）
もっともプレハブ施設といってもディガスの支援を受けているため、セキュリティは充実していた。
（ＡＳＧ世界にパドルが設置したセンターＤのようなものである）
また清命神社自体、境内の周囲に霊的な防衛を意図した結界を持っていたようである。
2034年に完成した施設は、地下数層に及ぶ工場のような構造を持っており、
竜王が使う工作飛行艇の格納庫が上階にあり、その下に保護したジェネティック実験体などを、
収容するための施設がある構造は、ネヴァダ要塞のそれとよく似ている。
入口は古い廃トンネルに偽装されており、これに光学迷彩と簡易空間シールドが設置された。
そのためセキュリティコードを持たなければ、袋小路の廃トンネルでしかなかった。
2067年にタイランタ連邦の高速空母艦隊による進駐事態が起きた際、
連邦軍の支援を受けたＺＯＡの攻勢によって陥落しているが、
最下層の設備は強力な“結界”で守られ、2070年の開放まで生き延びたと言われている。
（ただし３年に渡って、ほぼ封印された状態を強いられた）
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
アクエリアスの総本部としてイメージした地下の要塞。
組織の性格上、破壊工作の拠点というよりも、保護ジェネティックの収容所の役割が大きい。
ただ最初から大規模な施設があったのもご都合主義的であることから、
地下基地は2030年代に完成し、それまでは地上に簡素な施設がある設定になった。 |
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| ◆アクエリアス・瀬戸内基地 統合ナンバー：LP-ATT18501UA02 |
瀬戸内基地は、日本西部にあるアクエリアスの主力基地の１つである。
2020年代に瀬戸内海に面した海岸丘陵の地下に整備された倉庫に起源を持っているが、
アクエリアス・センターを“新築”した2030年代に大規模な改装が行われており、
アクエリアスの重要な戦力として建造された大型の工作艦・飛鳥の隠しドックとして増築されている。
全長300mを越える飛鳥を格納するという都合上、ドーム球場よりも大きな地下空間であり、
（海岸丘陵をくり抜いて作られているため、地下と言っても海面下ではない）
実はアクエリアスの施設としては、総本部のアクエリアス・センターより大きい最大の施設でもある。
2030年代、アクエリアスの“慈善活動”の評価が高まってきた時代だったこともあり、
この増築事業には民間企業も陰ながら支援したと言われている。
また2034年に起きた第３次世界大戦時には、核シェルターとして市民に開放されており、
これもアクエリアスの評価を高めるきっかけとなっている。
（ただ幸いにも、瀬戸内地域は直接核攻撃によって被災することはなかった）
その１方、飛鳥が参戦し轟沈した2060年の極東戦役以降は、事実上「空っぽの港」になっており、
アクエリアス・センターが陥落した2067年に地球連合軍に接収された。
ただ2070年の開放後は、再び地下の大規模な備蓄基地として再利用されることになる。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
アクエリアスの支部基地として考証した舞台の１つ。
大型の工作艦艇である、飛鳥を秘密裏に収容することを最初から意図して作った設定である。
空母ほどもある大きな船であるため、秘密裏に運用することは非常に難しいのだ。
（外に出れば軍事衛星に捕捉される気がするが、その辺は光学迷彩とか言い訳したい^^;） |
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| ◆アクエリアス・北海道支部 統合ナンバー：LP-ATT18501UA03 |
北海道支部は、日本北部にあるアクエリアスの支部の１つである。
2016年に北海道東部に建設されたジャパン・ミュータント・センターの管理オフィスの１角にあり、
これは同施設をアクエリアスが強く支援した結果でもあった。
（ただしアクエリアスの拠点を作る意図で、ミュータントセンター建設を支援したわけではない）
あくまでも前線情報拠点の位置付けであり、オフィスの片隅に別用途のブースが区画され、
そこでアクエリアスのクルーが情報処理業務を行うというものであった。
またこのクルーはミュータント・コミュニティの情報処理業務も兼業で担う“臨時スタッフ”であり、
世界のミュータント情報をインターネットでチェックする役割もあったという。
2040年代に地球連合が成立し、エグゼクターによるアクエリアスへの締め付けが強まると、
北海道支部にも強い圧力がかけられ、結果的に支部が閉鎖されることになる。
ただしこれはミュータント・コミュニティが抗争に巻き込まれることを避けるという意図もあり、
ブースを片付けてクルーが撤退すれば、すぐに始末できることでもあったのだ。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
アクエリアスの支部基地として考証した舞台の１つ。
ジャパン・センター内にアクエリアスの支部があるという設定は初期からそのままだが、
ミュータント・コミュニティはアクエリアスと独立して存在する設定なので、
支援者のコネで小さなブースを間借りして使っているという設定になっている。 |
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| ◆ＭＢＳサハリン基地 統合ナンバー：LP-ATT18501UM01 |
サハリン基地は、ロシア極東にあるエグゼクターの支部の１つである。
主に兵器工房アクシスのジェネティック部門であるＡＢＣが使用した“人体実験ラボ”であり、
魔修羅連合の兵器工房ＭＢＳと共同で運営されていた。
サハリン南部の森林地帯の地下に、1990年代に作られており、
初期のキメラノイドやメタロイドの研究は主にここで行われたと言われている。
ＭＢＳにとっても、ユーラシア・ダンジョンが完成する前に確保した研究拠点であった。
2013年に起きた裏社会抗争は、まさにこの基地で勃発したものであり、
アクエリアス実動部隊の竜王の活躍によって、基地の機能が事実上マヒする事態となっている。
（魔界大戦勃発直後で、魔修羅側のセキュリティ要員が足りなかったらしい）
ただしそれから間もなく、サハリン中部（100kmほど北）に新たに別の地下基地が作られ、
南部の基地より小規模なものの、こちらは2030年代まで利用された。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
エグゼクター（ＡＢＣ）及びＭＢＳの支部基地として考証した舞台の１つ。
隆志や慶など、竜王初期メンバーのジェネティックキャラが元日本人であったことから、
日本に近く都市から離れた舞台を想像し、サハリン（樺太）に思い至った経緯がある。
この北方の島は人口が少ないが、面積はかなり大きいのだ。
実は初期には日本国内にも秘密結社の基地があったイメージだが、
GDW世界観確立時いったんはこの設定をオミットした（舞台のグローバル化を狙ったため）
ただこの設定はその後、魔修羅連合の日本拠点でサルベージしている。 |
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| ◆ＭＢＳユーラシア・ダンジョン（ＭＥＤ） 統合ナンバー：LP-ATT18501UM02 |
ユーラシア・ダンジョン（ＭＥＤ）は、魔界中部にある魔修羅連合の軍事拠点の１つである。
魔修羅連合の兵器研究工房であるマジュラ・バイオ・サイト（ＭＢＳ）が管理しており、
中枢施設こそ基準時空のチベット北部辺りにあるが、召喚ゲイト（時空ゲイトの１種）によって、
ユーラシア大陸の各地にリンクしており、１体的に運営できるように設計されている。
ＭＢＳの研究所であるチベット基地、北欧基地、中央アジア基地などが召喚ゲートで連動しており、
広大な地下迷宮のような不気味なダンジョンを形成しているためこう呼ばれる。
主要構造体はエマーテルを含有する合金結晶の壁で覆われているが、
複数の地下洞窟とつながっており、１部のルートはアーク地下空洞にもつながっている。
（この構造は、メドゥアスが建てたＡＳＧ世界の旧奥沢村地下基地のモデルになっている可能性がある）
ただし初期の研究拠点だったサハリン基地だけは、これらと独立して存在しているらしい。
これはユーラシア・ダンジョンが完成する前に、サハリン基地が稼動状態にあり、
エグゼクターのジェネティック研究機関ＡＢＣとの共同運営であったことも理由の１つだろう。
また日本支部などの前線基地も、直通の召喚ゲイトを持っていなかった。
ユーラシア・ダンジョン自体はあくまでも、ＭＢＳの拠点として整備されたからだろう。
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
魔界列強である魔修羅連合の地下基地として考証した舞台の１つ。
ただし当初は、北欧基地やチベット基地などが、それぞれ独立して存在するイメージであり、
これらが“召喚ゲイト”で連動しているという設定は、2019年に追加したばかりだったりする。
各基地の融通性を高め、フラグの裾野を広げる意図がある。
（きっかけは北欧基地出身のラティスがチベット基地に出現するミス設定だったりするがorz） |
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| ◆ＭＢＳ日本支部 統合ナンバー：LP-ATT18501UM03 |
日本支部は、日本中部にある魔修羅連合の前線基地の１つである。
ピレガ率いる魔修羅の裏工作組織が、１時的な活動拠点とする臨時の宿営地のような施設であり、
サハリン基地やユーラシア・ダンジョンなどに比べて簡素な構造になっている。
エマーテル合金の壁を持つ地下倉庫のような部屋が数ヶ所作られたが、後に破壊・撤去された。
2018年に起きた飛騨裏社会抗争の“震源地”となった施設であり、
魔修羅の工作部隊とＺＯＡや竜王、更に魔修羅やザトゥネス同盟の魔族と敵対する退魔師たちが、
入り混じって勃発した戦闘事態であり、その背景にはピレガとアブースの姦計があった。
目障りなアークスの退魔師を集結させ、一気に叩こうと考えたのである。
作戦は成功しなかったが、退魔師たちは各自勝手に動き事態を悪化させるという醜態を見せており、
魔界からの干渉というリスクに対し、多くの反省をもたらしている。
またＭＢＳ系メタロイドのシアたちが保護されたのもここであり、
試験的に作動させたメタクォーツ・ジェネレータにより、後日周囲の村にも被害を出している。
谷崎晶や砂川玲雄が被災した2011年の事件当時、日本支部の存在は知られておらず、
石化魔術の使い手の暗躍が疑われた程度に留まっており、
日本支部を背景にしたピレガたちの裏工作が暴露されるまで７年以上を要した。
（ただしピレガたちはＯＣＤ世界でも暗躍したため、疑惑はその直後からあったらしい）
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【Meking Memo／設定補記】
1990年代から2000年代にかけてイメージした設定を再編整理したもの。
魔界列強である魔修羅連合の地下基地として考証した舞台の１つ。
実は1990年代、サハリン基地の設定が確立する前にあった「日本の秘密基地」がベースである。
現在サハリン基地で改造された設定になっている隆志や慶は、当初日本国内で改造された設定で、
GDW開設後いったんオミットしたこの設定を改めてサルベージしたものなのだ。
（隆志たちの“出身設定”は変わらないが、別に異変フラグが存在するのである） |
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