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★アーク超宙域・固有舞台特集 |
ここではアーク超宙域の固有舞台について解説する。
アーク超宙域・神域（霊界）
ヴァッド・コア 【投稿舞台】
オメガ・ポイント
元魔（ガンマ）
クリムゾン・ブルク 【投稿舞台】
グレンポリス
セトの眼
マジュラザイト
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| ◆グレンポリス 統合ナンバー：LP-ATT18501W01-S19401 |
グレンポリスは、アーク超宙域（地球魔界）に存在する大規模建築物の１つである。
“魔界の聖域”の異名を持つ思想団体・グレンポリスの中枢施設であり、
ザタニアン主流派などの伝統的な魔界種族にとって、人間界におけるバチカンのようなポジションを持つ。
（魔族の精神的シンボルであるためある種の“聖地”であるが、聖地とは普通呼ばれない）
アーク地上世界（いわゆる“人間界”）の中近東付近に当たる砂漠化した丘陵地に存在し、
基準となる構造物の土台から少なくとも600m以上の高さに聳え立っており、地上108階層と言われる。
６方向に鉤爪のような構造体が突き出しているのが最大の特徴で、
それぞれがグレンポリスの支持団体の出張所を兼ね、中央のタワーと橋でつながっている。
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【Meking Memo／設定補記】
1994年頃に初めてイメージした舞台設定。
当時見たあるファンタジー小説の挿絵から連想した“奇岩城”であり、
魔修羅連合の原形となったアジアの魔界勢力と対決するヨーロッパの魔界勢力の拠点に位置付けた。
現在では必ずしも魔界勢力の“首都”ではないが、象徴的な存在として設定している。 |
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| ◆マジュラザイト 統合ナンバー：LP-ATT18501W01-C19101 |
マジュラザイトは、アーク超宙域（地球魔界）に存在する“主要都市”の１つである。
魔界列強勢力の１つ、魔修羅連合の首都に相当し、全体が要塞化された巨大な構造物である。
中央部に聳える“魔修羅城”と呼ばれる複合的な塔が、金角などが執務する政庁に相当するが、
これを取り巻く直径10kmほどの“都心部”が嵩上げされており、周囲を結界で守られている。
（魔修羅城自体、都心部の基盤面から見れば数千mもの高さがある）
都心部の外側は急な崖になっており、カルデラのような溶岩湖が口を開けているが、
実はこのカルデラの岸壁に、コンロン級戦闘母艦を格納する魔修羅軍の軍港が整備されている。
同連合の兵器開発拠点であるＭＢＳの研究所も、この“地下構造物”の内部にある。
（ただしユーラシア・ダンジョンを始めとする“外部研究拠点”は含まれない）
総人口は600万人を越えていると言われているが、流動が激しく治安も不安定なため詳しくは不明。
都心部の結界の周囲には常に激しい雷電が荒れ狂っており、
（結界を突き抜ける“確信犯”には雷撃の雨を浴びせるという“仕様”なのだ）
その上空にはあたかも台風の目を思わせる雲の穴が開いているのも大きな特徴の１つである。
この“雲の穴”は実はそれ自体が巨大な時空ゲイトの役目を果たしており、
魔界各地に軍を派遣するための作戦中枢であると同時に、地上世界（人間界）にも開けている。
地上世界においては、極東アジアの複数の大都市にリンクしていると考えられている。
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【Meking Memo／設定補記】
1995〜1996年頃に初めてイメージした舞台設定。
魔修羅連合の原形組織を作った時に漠然としたイメージはあったが、
現在のような要塞化された魔界都市のイメージが固まったのは2002年頃である。
都心部の真上に開いた時空ゲイトは、元々は旧ＯＷ企画で鍵を握る舞台装置の１つだった。
なお草案では数千万人の人口を抱える設定だったが、やや肥大化した感があったため縮小した（苦笑） |
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| ◆アーク超宙域・神域（ＧＤＷ版霊界） 統合ナンバー：LP-ATT18501W01-W20301 |
アーク超宙域・神域は、アーク超宙域における“真の聖域”とされる領域である。
アーク超宙域は今でこそ、破壊者たちの混沌とした秩序が支配する“魔界”として知られているが、
元々は太古史（約100万年前）に惑星アークを訪れた銀河社会の特別移民団が、
オメガ・シードを封印したオメガ・ポイントを効率的に監視するために設置した人工的な異空間であった。
当初の管理者はセラムやアーカトラスであり、これを複数の種族が補佐していたという。
ＧＤＷ世界観における“霊界”（地球に限る）に相当する舞台である。
しかし約50万年前に起きた前アトラス銀河大戦の煽りを受けて１度管理が放棄されており、
その“管理空白”を魔神オメガに利用された結果、現在の混沌とした魔界秩序が生まれたのである。
それを知った監視者連合は、再びオメガ・ポイントの監視状態を取り戻すために、
カオス化したアーク超宙域の“内側”に新たに小規模な管理された並行時空を“増設”したのである。
これが今日、“霊界”の俗称でも呼ばれるアーク超宙域・神域の由来である。
管理者はセラムやプレディアシスが担当するが、転生を保留したアークス聖者の精神体も参加している。
因みに空間秩序は人為的に“高次化”されているため、同調能力のない者は侵入できない。
こうした新たな管理体制は前世代史まで続けられたが、基準年時代に再び不安定化しており、
これは魔界大戦やアトラス・オメガ危機の勃発に加え、タイランタ銀河連邦が“地上世界”すなわち、
惑星アークの基準時空に干渉するようになったためだというのが定説である。
ただ結果的に、その後勃発したオリオネス銀河大戦の結果、アークス社会は銀河社会にデビューし、
オメガも一旦はアークを離れたため、“神域”の役割は相対的に縮小したと言われている。
（ただその選択は皮肉にも、1,000年後に起きたザイクシス危機で裏目に出ることになった）
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【Meking Memo／設定補記】
2003年頃に初めてイメージした舞台設定。
本文の通り、スピリチュアル世界観における“霊界”のＧＤＷ世界観における解釈に当たる。
ＧＤＷ世界観では、銀河スケールかつ別々の天体毎に並行時空が重なり合う構造になっているため、
「統一的な霊界や天界のイメージ」を適用させることが難しい。
そのため本来は不安定宙域の定義として作った超宙域の１部を「人為的に管理」すると解釈し、
その不安定な空間を逆に「神々などの能力を活性化させるために利用している」という設定になった。
超宙域の不安定さは「肉体の変異などを誘発させやすい」という設定になっているのだが、
高度に知性を進化させた種族は、それを自らの能力を洗練させるために有効利用することが可能で、
わざわざそのための異空間を作り出すこともあるという設定を作ったのである。
ただしオメガ・シードを管理するために並行時空を人工的に作ったという解釈は実は後付けであり、
地球における“魔界”であるアーク超宙域の起源を掘り下げる課程で追加した設定である。
そしてこの追加考証時に、本来は神々が管理する異空間であった“神域”が魔神オメガに悪用され、
この状況を打開するために更にその中に「神々の出張所」を設けたという設定になったのだ。
人間が直接立ち入れないのも、「管理された超宙域」のセキュリティに由来するという解釈である。
（ウルトラの星が「光が強すぎて人間は暮らせない」と設定されているのと似ている） |
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| ◆オメガ・ポイント 統合ナンバー：LP-ATT18501W01-G20401 |
オメガ・ポイントは、アーク超宙域（地球魔界）に存在する“パワースポット”の１つである。
惑星アークにアーク超宙域が形成されるきっかけとなった、魔神オメガの肉体に由来する特異な結晶核、
オメガ・シードが埋め込まれた「封印の地」であり、長く神域の管理者によって監視されていたが、
アーク超宙域が“魔界化”してからは、時代ごとの“魔界列強”がここを治めてきた経緯がある。
オメガ・シードは巨大な魔獣形態を構成するオメガの魔力の源であるため、通常の種族には扱えず、
それを資源として利用するためには、銀河列強に匹敵する高度なテクノロジーが必要である。
ある種の超物質結晶であるため、核物質以上に繊細な取り扱いが求められるのだ。
そのため歴代の魔界列強も、自らの覇権を誇示するためこの地の統治を巡って火花を散らしてきたが、
オメガ・シードそのものを“軍事利用”するまでには至らなかったと言われている。
基準年時代にこの地を治めたのは、新興の魔界列強である魔修羅連合であり、
その封印地の真上にＭＢＳの軍需工房を設けることで、オメガ・シードの利用も試みてきたという。
オメガ・シードそのものを利用するまでには至っていないが、進化に干渉するオメガリクスの効果を利用し、
キメラロードに代表される強大な“生物兵器”を開発することには成功した。
更に魔修羅軍の主力兵器である巨大なコンロン級戦闘母艦も、オメガ・シードの恩恵を受けているのだ。
実は魔修羅連合が新興勢力にもかかわらず魔界最大勢力にのし上がることが出来たのは、
オメガ・シードの本来の“持ち主”である、魔神オメガ（肉体を失った精神体）の支援が大きく影響している。
魔修羅連合の総統である金角自身が闇の使徒のメンバーになっているように、
オメガは自らの革命思想に共鳴する魔界の有志たちの手で魔界を“統一”させることによって、
再びオメガ・シードを自らの手に掌握し、革命を再開させるという狙いがあったようだ。
また銀河の覇権を目論むタイランタ銀河連邦も、アークのオメガ・シードの利用を考えていた。
オメガ・シードは魔修羅連合の手には余る存在だったが、タイランタなら実際に利用可能だった。
タイランタ自体は闇の使徒と直接的に関係していないが、オメガはこれも利用しようと考えた節がある。
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【Meking Memo／設定補記】
2004年頃に初めてイメージした舞台設定。
オメガ・シードが埋まったクレーター状のパワースポットとしてイメージしたものであり、
その真上に魔修羅連合の“艦船建造ドック”が設置されているという設定になっているのが個性の１つ。
（クレーターを丸ごとまたげるような巨大な浮遊艦艇を魔修羅は建造している）
発想の原点は海上油田プラットフォームだが、“魔神の種”がそう簡単に利用できるのも安易なので、
利用を模索してはいるが、必ずしも上手く行ってはいないという制約を設けている。 |
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